安いグラップル その後

この間書いたグラップルの件、輸入にどれくらいの費用がかかるのかということを聞かれたので、簡単に計算してみました。
ついでに適合を含めてスペックなども考察しておきます。

計算するためには、輸送時のサイズ等が必要なので、まずそれを確認しました。
そうしたところ、

32″x32″x24″ and weight 175lbs.

ということです。
これは、約 0.4m3 ほどですね。
えらくコンパクトです。

もし、アメリカのうちの倉庫に一旦入れて、他のものと混載するとなると、倉庫の経費やパレタイズの手間(パレット代を含む)で、1m3 あたり、品物の点数や、一度の量により全く単価が変わってくるんですが、概ね 4 — 8 万かかります。
パレタイズする時にロスが出る(隙間ができたり、パレットの容量分の無駄が生じる)のですが、だいたいこれが 3 割くらい。
もっとも高いパターンで計算すると、0.4 x 8 x 1.3 = 4.16 万円くらいかかるかもしれません。

うちの荷物と一緒に運ばなかった場合は、カナダからなのですが、うちの前回の数字では、1m3 あたりの単価が $160, 書類代などの固定費が $235 と、調整費が $11 と、日本側での費用が 1m3 あたり 7,080 円、固定費用が 11,000 円です。通関とかを依頼するとして、何もなくて 21,800 円。
$1 = 115 として、(160 x 0.4 + 235 + 11) x 115 + (7080 x 0.4 + 11000) + 21800 = 71282 円+税、といったところです。

まあ、どう考えても、まとめた方が安いと思います。

それで、スペック等です。

これは 34″ なので、わかりにくいかもしれませんけど、86cm くらいのサイズになります。
メーカにより表示が異なるかもしれませんが、例えば、イワフジの場合は、ベースマシンとグラップルのサイズの関係は次のようになります。(http://www.iwafuji.co.jp/products/forest_gs.html より抜粋)

型式 GS-40LJ GS-50LJ GS-65LJ
最大開き幅 1,070mm 1,295mm 1,625mm
最大許容荷重 500kg 800kg 1,500kg
重量 190kg 290kg 500kg
適用ベースマシン 3~4tクラス(0.09~0.14m3) 4~5.5tクラス(0.14~0.22m3) 6~10tクラス(0.25~0.4m3)

つまり、サイズだけでいうと、GS-30 って型番のものがあればそれくらいの小さめのものだ、ということになります。
また、重さ的にも、175lbs という返事から分かる通り相当軽いです。
もっとも、リジッド(固定式)と、プラプラ(正式名称不明)と、形状自体が全く違いますし、使用する鋼材の品質というものもあるでしょうから、重さで強度を単純に推定することもできないわけではありますが。

架装例では、TAKEUCHI TB234 だったんですが、スペック的には、機械質量 3,390(3,530)kg, バケット容量(JIS)0.105m3 ですので、いわゆる 3t クラスの .1 です。

T さんのユンボは .1 ですけど、.2 クラスも借りて使う、ということなので、もし、.2 がメインになるのなら明らかにサイズが小さいかと思います。

一応能書きとしては、

MODEL .12 -An excellent log grapple made entirely of High-Strength Steel.
All pins are bolted in place and have greasable brass bushings

– weight: 117lbs
– max load: 2200lbs
– working pressure: 2538psi
– max opening 34”
– minimum opening 2.5”
– fixed shaft for standard 50mm 3 ton rotor
– 1 year warranty

FORMIKO 3 Ton Rotator

– Max static load: 3 ton
– Max axial load: 1.5 ton
– Weight: 40 lbs
– 2 year warranty

ということなっています。

自分の経験からすると、ミニクラスの場合、かなり手元であっても、自重の 1/3 くらいを持ち上げるのがいっぱいいっぱいで相当無理をした状態なので、スペック的に .1 であれば、1t ほど(アタッチメント重量を含む)になりますから、数字を見ただけの性能的には問題ないと思います。

.2 でも、4m もので仮に φ500mm のクヌギがあったとしても、比重が 1 なら、0.785m3 なので 1t には届きません。つまり、このクラスのものくらいまでを扱うのであれば、特に持てないものが出てくる、そういう可能性は低いし、本体の重さが 5t ほどなので、それで 1t 以上のものを足元の悪い場所でに云々するのか、というと十分な気もします。

ただし、当たり前のことなんですが、一度に 1 本づつハンドリングするのと、細いものなど特に、3 本とか、5 本とか少しでも多く掴むのとでは、一度の手間の差は少々でも、日柄一日ともなれば、大層な差になるわけでして、やはりそれぞれのベースマシンにあったものを用意してやる方がいいのではとも思うのです。

あと、電磁弁自体が必要かどうか、ということもあります。
もし、画像の架装例ように取り付けるなら、ブラケットの作成費用も必要だし、ピンにしたって 1 式 1 万円くらいはするものが 2 本(セット)要ります。

大した金額ではないですが、国内の運賃も当然かかります。

部品としては、安くてもトータルでは、やはりそこそこになるのではないかと思います。

安いグラップルについて思いついたこと

ちょっと Messenger で聞かれたことなんですが、忘れないうちにメモをしておこうと思います。

簡単に言うと、.2 クラスをリースしたいんだけど、グラップル付きがないから、グラップルだけ安く買って使いたい、ってな話です。

ただ単に掴むだけなら、往復配管は 1 セットですみますが、旋回(回転)させたいとなると、もう 1 セット必要になります。
じゃあ、配管が 2 セット、大抵は、ドレンもついて 5 本配管になるんですが、あまり見ません。
あるところにはあるんでしょうが、特殊なものは高い と相場が決まっています。

となると、普通に往復配管は 1 セットしかない、これで旋回をしたい場合にどうしましょう、と言う話です。

普通に考えると、電磁弁を使うってことになるんですけど、そうすると、今度は配線が必要になります。
リース機にそんな面倒くさいことはしたくない。

思いつきました。

一口にグラップルと言っても、大きく分けると 2 パターンあって、リジッドと言われる手首が関節になっているタイプと、日本ではあまり見ませんけど、ユニックパル(Palfinger)とか、ナックルブームクレーンの先端によくついているプラプラタイプとです。

出典 南星

リジッドって言うのはこう言うタイプです。

出典 Palfinger

それに対して、プラプラ(正式にはなんて言うんでしょうかね?)はこう言うタイプです。

で、ユンボの場合、バケットシリンダーと呼ばれる、先端につけてあるバケット等のアタッチメントの角度を調整するシリンダがあるんですけどね、これ、プラプラタイプだと用事がないのですよ。
バケットシリンダーは複動ですから、往復配管ということになります。
つまり、このシリンダを殺して、この回路をローテーターに回せば、あとは開閉用の往復配管が 1 セットあれば、理屈上は回転するグラップルがほとんど手を入れずに作れるわけですよ。
このやり方であれば、電磁弁を使いませんから、完全に機械式で、滑らかで繊細な操作ができるんじゃないかと思うのです。

それでもって、じゃあ、プラプラはいくらするのよって話です。

eBay で適当に検索して出てきたのがこれ。

お値段、US $2,400.00 です。

見ての通り、電磁弁のキットもついてきます。(要らんけど)
なもんで、プラプラグラップル専用機にする気がなくて、かつ、クイック等で頻繁に着脱するよと言う向きにも適合するわけです。

それで、繰り返しますが、お値段、US $2,400.00 です。

架装例がこちら。
なんと、TAKUCHI。日本では全然見ない、元祖ミニユンボ。

プラプラのプレートの上に、電磁弁などの収納ボックスと、アームへのリンクなどを作り込んでいます。
配線も、綺麗にする気がないなら、別に固定さえしておけばいいことなので、リース機でも、そんなに面倒くさいことにはならないと思います。
ただ、どうしても操作は電磁弁のそれでしょうから。

バケットシリンダーから油を取るなら、電磁弁を使う必要は全くないと思うんで、その場合はもっとシンプルでしょう。

というわけで、リース料金がどれほどのもんか知りませんけど、運賃とかで倍になったとしてもせいぜい 50 万くらいなので、買っても比較的短期間で元が取れるんじゃないでしょうか。

ジャンク品のコーンスプリッタが落札された件

しばらく前からヤフオクにジャックとして出品していた壊れたコーンスプリッタが落札されました。
落札額は、36,450 円です。
一割弱抜かれるし、発送のための作業もあるので、3 万円程度回収できた、というところでしょうか。

当初は梱包の手間がかなり掛かるため、ラクラク家財便で送ります、ということで出品していたのですが、パレットごと重さをはかると 200kg ほどあるのです。
コーンは手で持った感じ 30kg くらいしかないので、本体が 100kg を少し超えていることは明らかです。
ラクラク家財便は 100kg を超えると割増料金がかかってしまうんですよね。。。
両端で 10,000 円ずつかかるので、落札金額を考えるとちょっとない運賃ですので、パレットで送ることにしました。
後は針金でもで固定して終了ですが、パレット込みで 150kg くらいになりましたので、10,000 円程度で京都まで送れるのではと思っています。

まあ、これで、倉庫から 1 パレットなくなるので、ほんの少しでも片付くかなというところです。

今日は、カナダ便の B/L が届いて、目を皿のようにして確認したんですが、ETA も ETD も書いてないんですよ。
本船は OOCL New York, 航海番号は 052W で検索すると、CY カットが 28 日で、ETD が 2/2, ETA BUSAN 2/19 となっていました。
接続はすんなりいかないに 100 ウォンかけてもいい感じで、2 月末、下手をすると 3 月頭くらいまでずれ込む予感がします。
4m3 位と大した量じゃないんですが、まあ、それでも捌く場所は必要なので、ボチボチ倉庫は整理したいところです。

それで、コーンスプリッタのコーンですが、どういうふうに再利用するのか、という話を落札してくださった方としたんですが、あくまでも個人的にはやはりユンボのアタッチメントが一番良いとは思うんです。

前にも書いた んですが、フォークリフトを使うアイデアも悪くはないと思うんです。
ただ、リフトってのは、押さえることはできないので、ウエイトが必要だとは思いますけど。

そして、写真のような平らな地面だとくるくる原木が回ってしまうので、現実問題、穴を掘って、棒を立ててくるくる回らないようにするなり、V 字型の溝のあるコイル運搬台車のような作業スペースを作って、原木をそこに落として作業するとか、勢いがついて回った原木が弾けとだり、自分自身や機体に衝突するという事故を想定しておかないといけません。

人力でやる場合は、基本的には相当危ない と思うんで、安全については、考えすぎなくらい、考えてほしいと思います。

これも、何度言ったことかはわかりませんが、JAPA 100 のような安全に割れる工夫はとても大切だと思います。

グラップルソーを見学

今日は天気も回復して、予定通り、グラップルソーを見学させていただきました。
ベースマシンは日立の 0.25, アームは普通の長さだそうです。
自分が買うんだったら、K アームにすると思うんですが。。。先立つものがありません。

操作は、足で油量を調整して、電磁弁です。
まあ、タダノのクレーンのラジコンと一緒のパターン。

去年、というか、もう一昨年になりますが、ヤンマーの ViO-50 の林業仕様は、足がなくて、ジョイスティックで比例制御でした。
まあ、ソーは付きませんが。

結局の所、ローテーターだとか、グラップルの開閉については、繊細な作業なので、足踏みで操作したいってのが正直な感想です。
どれだけ慣れたところで、足で油量を調整しても、その後の電磁弁が比例制御でないなら、複合動作の速度を個別に制御することはできません。

タダノのラジコンもなんだかんだで慣れたといえば慣れたので、乗り続ければ、慣れるのかも知れません。

ただ、そうすると ViO と動きが違うので、それはそれできつものがあるのかなと思うのです。

イワフジにする限り、この問題はついて回るのか、イワフジでも比例制御ができるのか、ちょっと気になります。

後、問題としては、ソーの張りは手動というのがあります。

良い点としては、150mm ほどソーの位置が調整できる点。

コベルコの場合、13t 級にコベルコ製のグラップルソー配管機があって、これはペダル操作なんですけど、グラップル自体の出来がどうなのよ、っていうのと、いくらするんだ、ってのがあるんでなんともです。

というわけで、予定通りの日程で、愛媛に戻ってきております。
とりあえず、疲れました。。。

薪割り機配達の予定

今回はユニック車です。
あくまでも予定の上、北陸方面は行ったことがないので、予定が狂う可能性はかなり濃厚ですが。。。

  • 1/30 夕方出発
  • 1/31 午後 兵庫県 配達
  • 1/31 亀山 TS 泊
  • 2/1 朝 三重県 配達
  • 2/1 夕方 富山県 配達
  • 2/1 金沢 TS 泊
  • 2/2 山口県 泊
  • 2/3 山口県 配達
  • 2/4 夜到着

雪を含めて天候が少し心配なんですが、まあ、なるようになるでしょう。
配達は 1 件がキャンセルになったため、都合 4 台の予定です。

山口方面ですが、久しぶりに 雷神さん と落ち合えるのでしょうか?

山口では、フォレストファンクラブ さんを訪問して、イワフジのグラップルソーを見学させていただこうと思っています。
原木の処理がどの程度効率的になるのか、雰囲気をつかみたいと思います。

ただ、コストが 0.25(7t 級)で 1,200 万くらい、0.4(12t 級)で 1,500 万ほどかかります。
玉切りの経費としては、1m3 あたり 3,000 円程度のようですが、0.4 の価格を考えると月に 20 万程度の維持コストがかかるため、年間で 240 万、つまり 800m3 ほど取り扱ってもなお、人件費や燃料代を無視してようやくトントンだ、ということになります。
なので、実際には、その倍の 1,600m3 程度は処理しないとダメだろうと思いますし、そうなると、月に 133m3 ほど扱わねばなりません。トレーラは 16t 積みのため、1t = 1m3 として、16m3 とすると、8 台分以上です。
それだけの量の薪もできてくるわけで、歩留まり 50% としても、製品もコンテナトレーラで 8 台分できるということです。
山からの原木の輸送に 1 日、製品の出荷に 1 日としても、16 日トレーラで走り回ることになります。
お宮のこともあるし、一人では到底無理そうですから、少なくとも人が雇える規模になってからということになるんでしょうけど、じゃあ、その規模になるまでチェンソーでやってられるのか、それで規模を拡大するため、人を雇用するための利益を生み出せるのか、というとまったくもって無理なので、予定は未定、ってことになるわけですが、千里の道も一歩からといいますしね。

せっかく山口まで行くなら、角島の橋だとか、見てみたい気もするんですけど、そんな時間はなさそうです。

無事故、無検挙で頑張りたいと思います。

夏越大祓祭とトレーラの引き取り

今日は本務と兼務と夏越大祓祭でした。
すべての夏越祭を執り納めることができました。

伸ばし伸ばしになっていたトレーラの引き取りですが、よく考えると、来週にまで伸ばすとお盆の帰省と重なってしまうので、今週のうちに済ませようと思いました。

それで、自賠責ですが、13 ヶ月しかかけられないので、1 ヶ月以内に登録できなれば、再度掛け直しになるわけですが、5,000 円でした。
仮ナンバーも 5 日間しかかりられないので、どの道、車庫証明もまだ出してもいないので、借り直す必要はありそうです。

当面コンテナシャーシは使う予定もないことですし、足回りの修理や、塗装などを含めてじっくり取り掛かりたいと思いますし、8 月は暑いので、涼しくなってからでもいいんじゃないかと思います。

それと、ZAXIS 75USK-5B の件です。
今日、日立さんがお宮に来てくださって、具体的な金額の話があったんですが。。。住友よりも 40 万ほど高かったのです。
納期もどんだけ頑張っても来年の 5 月くらいという話で、災害の復旧で今すぐにも欲しい状態ですし、非常に悩みます。

40 万ほど高いのですが、日立さんの言い分としては、ロングアームとロングブームになっているので仕様が違うんじゃないか、ということで、いわれてみればそれはそうなんですが、リースすると月に 20 程かかりますから、納車までに 2 ヶ月あまり、リースで貸し出して穴埋めしくれるのなら、2 ヶ月あれば、とりあえずある程度の復旧工事はできると思うので、ちょっと粘ってみようかと思うんですが、コベルコからの返事がまだなので、その辺も含めて、どうするか考えたいところです。

それとグラップソーですが、イワフジの場合はですが、往が 1/2″ の高圧配管, 復は 3/4″ の低圧配管、それとケースドレンが 3/8″ あればいいだけで、比例ですらない電磁弁内蔵になっているようです。
足で流量を調整して、電磁弁は ON/OFF のみ。

それであれば、5 本配管でない、普通の往復配管にドレンがなければ、ホースを引くだけで良いので、ViO-80 という選択肢もあるんじゃないかと思うのです。
ViO-80 であれば、油圧クイックヒッチ付きが選べます。
ソーモータについては 60L/min(16GPM)で間に合うようなので、ハイフローポンプでなくても行けそうですし。
ブームスイングについては好き嫌いがあると思いますけどね。

そういう意味では、日立も 5 本配管をやめて 3 本配管にすれば、40 万くらい安くなるそうなので、住友ももしそういう配管仕様だったら、同じくらいの値段、ということになるわけです。

5 本配管があれば、足で自由に操作できるので、性に合っているともうのですが、イワフジに拘らず、足操作(機械式)でソーも使えるグラップルソーを探したほうがいいような気もします。

イワフジのソーアジャストを取るのか、操作感を取るのか、あと、イワフジは、チェンの自動張り機構がありません。

これは、有限会社フォレストさんが扱っている MGS20 の動画なんですが、見てのとおり、ホースが全部で 6 本行っています。
グラップルの開閉 2 本、旋回 2 本、ソー駆動用 1 本、ドレン 1 本だと思うんですが、どうなんでしょうか。
もしそうなら、微妙なコントロールができるのではないかと思うのですが。
ソーに関してはもしかしたら電磁弁かもしれません。(1 本はホースではなくて、電気配線)

ただ、.4 クラス用しかないようですから、ベースマシンで +200 万というところで完全予算超過です。。。

日立 ZAXIS 75USK-5B

この前清祓にでかけた時、0.25 か、0.45 を買いたいという話を氏子さんとしたんですが、日立の所長と知り合いだから呼んであげるということで、早速営業所の所長さんとやってきて、説明をしてくれました。

自分の使い方を考慮すると、林業用というよりは、解体用の 75USK-5B をベースとして、5 本配管・足操作にするのが最も性格にあっているだろう、という話になりました。
実際問題、半分以上は土木で使うと思うのです。
0.45 にすると、回送がトレーラになり、イニシャルも維持費も増大するので、0.25 のほうが使い勝手がいいのではと思います。

ただ、グラップルソーは、かなりアタッチメントが高額なので、全部まとめて買うことはできません。
流石にソー付きの中古が出るとは思いませんが、グラップルの中古はしょっちゅう出るので、ソー付きが買えるまでは、中古で凌いでもいいと思うのです。
解体も好きなので、普通のフォークを買ってもいいかなと。
それでも、2 台体制になるので、山では 0.1 で積み込み、土場で 0.25 で下ろす、という作業が可能になります。

ベースマシン単体なら予算に収まりそうなので、仕様について煮詰めていこうと思います。

グラップルソーを付ける場合、グラップルの開閉用往復配管, ローテーター往復配管, そして、ソー用の配管か、電磁弁なりと、ケースドレンで、最低 5 本の配管が必要と思うのです。
いつになるかはさておき、ソーを取り付けることだけは確実なので、確実にこの点だけは押さえておかないといけないかなと思います。

T さんのところに、イワフジのソー付きの 0.25 があるので、近い内に見学させてもらいたいなと思っています。

久しぶりの薪割りは寒かった件

今朝は天気が微妙な予報だったのもあるんですが、4 號が心配で、殆ど寝られず、数時間寝ては、起きてお世話をしてまた寝て、という具合でして、午前中はこっちがダウンしていたんですが、それなりに元気になってホッと一安心です。

昼からは降水確率も下がったので、久しぶり薪割りをしました。

薪製造機のエンジンをかけようと思うのですが、うんともすんともいわず、すっかり被った感があったんで、しばらく原木の整理をして、再度頑張ってみたんですが、マフラーからガソリンが出たので、こりゃダメだってことで、素性が悪すぎて薪製造機が詰まりそうなものをハネてあったのを軽トラに積みました。

その後、太すぎてハネてあったものもとりあえず、全部アッグで粉砕して、軽トラのものは、ブレイブの往復タイプで処理しました。
ブレイブの往復タイプは、薪製造機ほどではないのですが、比較的刃が薄いため、節などにあたっても砕けず切ることができるので、木くずができづらく、値段の割に本当に良い仕事をすると思います。

それと、ツカミのホースですが、クラックが入り始めたのでこれもそろそろかもしれません。
1/2″ NPT に交換できるように、変換はすでに積んであるので、裂けても自分ですぐに修理できます。
アメリカで買ったら 2,000 円+送料くらいですから、こういう見えて簡単に交換できるところは、どんどん NPT に置き換えていこうと思います。

それにしても薪製造機のエンジンですが、セル無しってのはしんどくていけません。
かといって載せ替えるのももったいないし。
簡単にセルだけ付けばいいんですが、改造してセルをつけるのは相当面倒くさいようでしたが、オフシーズンにロビンにお願いしてみようと思います。

とりあえず、今日の時点で、ウッドバッグが 7 x 8 で 56 袋できました。
いいのか、こんなペースで。。。

明日は地鎮祭があるので、終わったら、薪割りの続きを頑張ろうと思います。

根株の処理をしたいという相談を受けた件

ベアリングが壊れて軸が破断したアッグ初号機の残骸をオークションに出品しているんですが、それを見て根株の処理に使えるのか、という問い合わせを受けたんですが、それについて自分なりに考えてみたので、ここらでまとめておきたいと思います。

まず、アッグと呼んでいますが、まあ、世間的にはコーンスプリッタと呼ばれる、円錐にネジが切ってあり、それをねじ込むことにより粉砕する装置ですが、根株の処理に適すかというと、それなりに使えるとは思うのですが、効率的ではないと思うのです。

この動画を見るとわかりやすいかと思うんですが、押し広げることにより割く処理をするので、あくまでも繊維に沿って割れるだけで、その繊維自体が絡まっているとうまく処理できないのです。

そのため、先端を Stump Grinder に交換して削り取るほうが得策だと考えます。
この場合、抜根する必要がないので、地下に埋設物がある場合も、根がそれに絡まっていて、抜根時にワイヤーやパイプを炒めるということを避けることができます。

それと、もう一つ。

国産だと、バリンチョ というものがあるんですが、以前、コストがかかると書いた んですが、Hardox を使ったドイツ製と思われる、安価なものを見つけました。

値段ですが、向こうの税込みで 1,300 ユーロ、税別だと、1,092.44 ユーロです。

能書きですが、

Bausatz, für eine Spaltzange.
Alle Teile sind vorgefertigt, bzw geheftet!
Die Teile müssen nur noch komplett verschweißt werden!

Zu den Daten der Zange:

Bolzen (40mm) gelagert in Gleitlagerbuchsen.

Die Messer sind aus Messerstahl Hardox HB 500.

Arbeitsdruck sollte zwischen 190 und max. 220 Bar liegen.

Bei 200 Bar bringt der Zylinder ca. 17 Tonnen.

Öffnungsweite beträgt 530 mm.

Gewicht der Zange: 160 Kilo.

Alle beweglichen Teile sind abschmierbar!

Umtausch oder Gewährleistung sind ausgeschlossen, es handelt sich um einen Bausatz!

Sehen Sie sich meine anderen Artikel an!

Mit Rechnung.

Haftung in jeglicher Form wird meinerseits ausgeschlossen!

ということなので、自分で溶接して完成させてね、というキットではあるんですが、ピンは φ40mm なので、うちの ViO はクイック付きなので、アーム幅次第でキットの材料そのままでつかめますね。

200bar, 20Mpa というミニの一般的な運転圧力での破砕力は 17t ということです。

爪の先は Hardox HB 500 を使っているので、普通の鋼材に比べると、耐摩耗性に優れると思います。

ただ、最大開口が 530mm しかありませんので、太いものは無理ですが、値段が値段ですからね。

面白いキットだと思います。

現状、実際に使ってないので、あくまでも、想像でものをいっているだけなので、その点は、ご注意ください。

【林業機械展】TOSA ULTRA CUTTER

うどん県なのになぜか高知家が幅を利かせている、と書いたんですが、本当に高知の各企業の商品が目立ちました。
これも高知県の 岩禮工業 さんというところの出展です。

実際に使ってみたわけではなく、デモも単に刈払機の動作を見るだけだったので、作業性に関しては未知数ですが。。。
その範囲での感想として、少なくとも 丸善の刈払機 よりは使えそうだ、とは思いました。

丸善の刈払機 のものは、整地済みの広い駐車場的な所や、人工の法面などは良いとしても、自然の崖の場合、些細な凹凸で、出っ張っている岩に刃先が当たったり、窪地に全体がハマったりして、まともに使える現場のほうが少なかった感想があります。

カルマーというものがあるんですが、あれとよく似た見た目です。
カルマーは摺動なんでしょうか?

この刈払機は、動作としては、下の刃が固定で上部のみが回転します。
そのため、刃の回転できるわけではなくて、挟み込んでのせん断なので、回転が意外と低速のため、その分、衝撃、騒音、また、飛散などが少なくて済むと推定しました。

こういうタイプでの問題の一つに、摺動でないならつる草等が巻き付いてしまう、という問題点がありますが、その点は、改良されていて、上部に絡まるものを切断する補助カッターが装着されています。
写真で言うと金色のものがそうです。

それ以外に利点としては、見た目的に明らかに小型軽量というのがありますね。

反面、デメリットとしては、何よりも価格です。
なんと 200 万もするそうで、正直、高すぎると思います。
海外では、このクラスのハンマーナイフモアは 50 万円程度です。

あと、刃がノコ刃になっているので、研磨などが容易ではないと思われる点です。
事実上、新しい刃を購入し続ける必要があるかと思うのですが、爆発的にヒットするとも思えず、そうなると、ランニングコストも高止まりするだけではなく、部品の供給の問題も出てきますね。

それとハンマーナイフモアだと対象物がミンチ状に破砕されるため、大幅に減容されて、後片付けが楽、もしくは不要ですが、これは切るだけなので、多くのケースで後処理が必要ではないかと思います。
これ単体で、ハンマーナイフほど細く裁断するのは現実的ではないように思いますし。

あと、かなり重要な点として、このアタッチメント自体の強度がどれほどかわかりませんが、アタッチメントを接地して、重機の自重を支えられないなら、急傾斜地などで車体が傾いた際などに不意に接地すると 200 万のアタッチメントがお陀仏、ということになりますね。
先端部分に何かしらの注意書きのシールが貼られているので、おそらく強度がない、ということかと思います。
モーターも露出しており、ダイレクトドライブと思われますので、そういう事故の際に、ひねる力が加わり簡単にモータが損傷するのではと思います。
構造的に何らかのカップリングを、回転を伝達するには十分ながら、ひねる向には圧倒的に弱い材質で作るなり、普通にベルト駆動にするなり、多少重量とコストが増加しても、高価な部品が損傷することがないような設計でない点も気になります。

クサカルゴンの場合、ベルト駆動になってます。
かりあげクンはダイレクトだということで、メーカに大丈夫か聞いたら、まあ当然ですが、大丈夫といってますが、個人的には全くそうは思わないし、何かあった時に不利益を被るのはエンドユーザですからね。
少々の部品をケチって、事故のときの被害が大きい構造、というのはコーンスプリッタで懲りました。
あれ以降、壊れる際に、「積極的に壊す部分」を用意しない設計というのは信用しないことにしました。

まあ、新しい部分はあるのですが、とにかく高すぎて、タグチのクサカルゴンには勝てないと思いました。
油圧モータ等に国産部品を使ったとしても、せいぜい 30 万程度で作れるものでしょうから、100 万を大きく切らないと、なかなか厳しいかなと思います。

クサカルゴンもクサカルゴンで、あまりのアタッチメントが重く、傾斜しているところだと、KS-30 を ViO30 に取り付けると旋回すらできない状態であり、油量も不足しているため、モアの回転を保つためには、走行はもちろん、アーム類の操作も極限まで控えないとまともに刈れない感じでした。
かと言って、KS-15 だと小さすぎるわけです。

自分なら、コーンスプリッタの先端アタッチメントで自作しますね。
クサカルゴンは売ってしまったので、時間があれば、挑戦してみたいと思います。

モアは、山陽機器 さんも出展してましたが、あのタイプは自分の環境では、活躍しそうにないので、特に見ませんでした。