春眠暁を覚えず

今日は午前中は新築のお祓いでした。

ちょうど出かける時に設備屋さんが入れ替わりで来てくれて、帰ってきた時には、もう仕上がって帰ってしまった後だったんですけど、とりあえず、ガスコンロ以外は仕上がりました。多分。

そんなわけで記念すべき初めてのメニューは 金ちゃんラーメン でした。
この辺の定番の袋ラーメンです。
ガスコンロはまだないので、ブルーノ(ムーミン)ホットプレート で作りました。
かなりどうでもいい話。

それで、コンセントの収まりのアップが見たいといわれたのですが、まあ、丸太をくり抜いて埋め込んであります。
Panasonic のもなんですが、難儀をしたのは先にキッチンを据えてしまったので、コードを押し込まないといけないんですが、あまり動かない。かといって、接続しないといけないのである程度引き出さないといけない。
VVF ケーブルのなので、硬いし。

コンセントといえば、デロンギのコーヒーマシンですが、シンク側においてあり、延長コードで今は引き回しているんですが、ブ不細工極まりないので、早めになんとかしたいところです。

昼からは。。。
いろいろやることが山積しているんですが、どうもお祓いした後って、恐ろしく疲れるようで、気がついたら寝てしまって、起きたらすでに暗い始末。
記憶の中では魔法を使えていたんですが、しかも詠唱せずに。
目が覚めたらただのおじさんに戻ってしまいました。

たちまちやらないといけないことは、春祭りが終わったので、お札の発送です。
それと、届いているトレーラと、Brave(ブレイブ)13t の発送、薪の配達の準備もしないといけません。
明日以降、がんばります。。。

それで、キッチンについてですけど、コンロで一通り完成はするんですが、窓の周りなんかの仕上げをしないといけません。
今のところ、断熱材が剥き出しなのです。
どうやって塞ごうかと考えたんですが、配線を触る可能性があるので、プラスターボード+塗壁は却下にして、板で塞ごうと思います。

大量に杉のネダレス下地が余っていて、この間 M くんが来てくれた時に 倉庫の 2F に吊り上げて仕舞った んですけど、これもおいておいても仕方ないので、これを使おうと思います。

測ってみたら、厚みが 30mm, 働きで 160mm でした。本実です。
働きが 160mm あるんで、簡単に空いてしまいます。
フロアなんかもそうで、結構見苦しい。
特に勾配天井は実よりも空いているところがあるんです。

ところが、トイレの天井は、そういうブサイクなことにはなっていません。
天井はこの板だけで作ってあるんですが、どうやって作ったかというと、ポケットホールジグで継いであるんですよ。
複数をまとめて留めてパネルにして、それを間柱に天井裏から固定してあるんですが、それだけで乗っても落ちません。
まあ、160mm で左右 2 本のビスで留めてあるから、落ちるわけはないんですが。

同じように壁のパネルを作って、それを固定してしまおうと思います。

横に貼るつもりなのですが、動くと上下に隙間ができると思うし、一番下の貼り始めの位置は、ピンネイラーで留められる厚みではないので、キツめに溝を切って、殺した板を嵌めて水をやって戻して固定しようと思います。
糊で貼ったら、後で気が変わって外す時に難儀したら嫌ですから。

ポケットホールジグですが、お店でずっと R3 を扱ってきたんですが、新型の 320 が出て、今切り替わっているところです。
自分は R3 を使っていて、特に不満もないし、コンパクトでたまにしか使わない DIYer には十分の機能で値段もお手頃なので、上位モデルは必要ないのではないか、って思っていたんです。

ただ 520Pro だと、$100 程度720Pro だと $150 程度 なので、驚くほど高いわけでもありません。

仕入れられるか、その場合いくらくらいか調査しているところです。
どれほど引き合いがあるのか、こればかりは事前にわかるようなことではないんですが、流石に 720Pro は高すぎると思うので、520Pro は買って、今までのものと、使い勝手を比べてみたいなと思っています。

エビオス | Kreg 320

最近お腹の調子がよろしくない、といっても別に大したことはないので、薬っぽいものはどうかと思ってエビオス錠を買ってきました。

そして、よく考えずに飲んでいたんですが、そうしたところ 5 号が、尿酸値(痛風になる)が高いといってませんでしたか、的なことを訊いてきて、いわれてみたらエビオスってビールが原料なんですよね。

Q7 ビール酵母にはプリン体が多いと聞いています。どのくらいの量入っていますか?
エビオス錠にはリボ核酸(RNA)、デオキシリボ核酸(DNA)が含まれています。この中にプリン体が存在しています。
エビオス錠は30錠あたりで113.3mg含有しています。
プリン体摂取を制限されている方は、かかりつけのお医者様にご相談ください。

うーん、ダメっぽい。
まあ、早めに気づいてよかったかなというところですね。

今日は日曜日なので、Y くんが来るかなと思ったんですが、なんでも倒れた木を片付けないといけないということで、休みになりました。
雑貨についても、結局先週は動きがなかったので、今週か来週のことになりそうだし、天気も微妙で、特に仕事らしい仕事がないので、社務所に行って、夏越の準備の続きをしました。
けど、早々に終わってしまい、配達しに行ったんですが、よく考えなくても日曜日だったので改善センターは閉まっていて、強制終了です。

それはそうと、Kreg のポケットホールジグですが、廉価で機能的にはそれで十分と思っていた R3 がどうも廃盤になったのかオーダーできなくなっていて、お店でもこのところ品切れしていたのですが、新しく 320 という型番のものがあり、これに face clamp がついたものをとりあえず航空便で取り寄せてみました。

face clamp については、正直、ないとかなり不便だと思いますし、大して値段がするものでもないし、別々で売ると単価が下がるし、送料も後から買うと無駄になるので、今後はセットで販売していいんじゃないかと思うのです。

R3 との主な違いとしては、

  • ドリルのカラー(深さをセットする)を調整するためのアレンキーが付属する
  • アレンキーはゲージを兼ねる
  • 本体が分割可能になっている

というところでしょうか。

正直にいって、本体が分割可能になる必要ってのは微塵も感じず、細長くなる分、きっちり矩が出づらいように思いますね。
R3 の場合には、本体側にゲージがついており、それでオフセットをきっちり調整できましたし、ゲージは左右についていたので、勝手に矩がでましたから、改悪の気もしないでもない。
バラしたところで、face clamp は一つしかついてこないのですし。

まあ、文句を言っても、本職でもない限りポケットホールジグに 1 万以上かける気にはならないでしょうし、現実的にリーズナブルな選択肢というとこの 320 になるのかなと思うのです。

売れるか売れないかはわかりませんが、2 点入荷したので、とりあえず様子を見てみようと思います。

Kreg Accu-Cut & Rip-Cut

パネルを切り出すのに便利だなと思っているんですが、今セール中なんですよね。
買うかすごく悩んでます。

ただ、パッケージのサイズがよくわからないので、運賃が心配なんです。

普通の Accu-Cut は、

27.5 x 8.8 x 2.5 inches

とあるんですが、どう見ても、もっと長いように思うんです。
継ぐんでしょうか。

パネルを切りたいんですが、ホームセンターで切ってもらってもいいし、弟のところか、園に行けばパネルソーはあるんですが、それが面倒くさいし、逆に大して使わないので、今までの木工機械よろしく、買ったら邪魔になること請け合いなので、使わない時にコンパクトにしまえて、必要になったらさっと使えるのがいいかなと思っているのです。

まあ、Accu-Cut に関しては、薄い MDF を貼り合わせて同じものを作ってあるんですけど、Rip-Cut はちょっと欲しい。

とはいえ、何に使うのかというと、薪割り機などの重量物を梱包する際の木箱づくりくらいなので、精度は全く必要ないと言えば、それまでなんですが。

Kreg の製品ですが、ポケットホールジグをお店で扱っています。

ポケットホールって何よ、って方は、以下をざっくりご覧ください。

まあ、R3 よりも、もうちょっと豪華なものもありますし、もっともっと豪華なもの もあるんですが。

そして、上にも書いた通りですけど、結局のところ R3 が値段と品質のバランスが良いな、と思っているわけです。

そういえば、ポケットホール用のビスの小分けを頼まれていた んですが、すっかり忘れていました。

原価的には、100g だと、大体 $2 くらい(ビスは関税がかかる商品です)で、これに輸入時の運賃等がかかるし、小分けの手間もあるので倍くらいはもらわないと割りに合わない感じでしょうか。

クリックポストで送るとして、専用の箱代が 100 円弱、運賃は 4 月から値上がりして 200 円弱、これにラベルの出力やら発送の手間があるので、400 円くらいは運賃ももらわないといけない。
差し出しの手間もかかるのですが。。。まあ、それは無視するとして。

クリックポスト自体は、1kg まで送れるのですが、専用箱の風体があるので、小分けの袋は 300g で、3 つチョイスしてもらう、というやり方が一番無駄がないかなと思います。

そうすると、品物の代金としては、900g なので、100g あたり 400 円とすると、3,600 円+400 円=4,000 円。。。
いくら特殊とはいえ、皿ネジ 1kg に 4,000 円は、微妙過ぎますね。
そんな値段で売っても、自分は手間がかかるだけで儲かるわけでもないし、お客さんにもメリットがあるとは思えません。
このことは、また当面忘れておいても良さそうです。

ちょっと話が逸れたんですが、一応、お店的には木工グッズも扱っているわけで、品揃えを多少なりとも充実させていこうと思うわけです。

そうなると、やっぱりお気に入りの Kreg 社のジグということになるわけで、せっかくなので、Accu-Cut や Rip-Cut も自分で試してみて、よかったら扱おうかなと思っているわけです。

ただ一番の問題は、日本で売られている丸のこに取り付けられるのかってことでして。

日本で売られている丸のこと、アメリカで売られている丸のことには、決定的な違いがあって、日本の丸のこは、刃が切断物に対して上から下に回転しますが、アメリカでは逆に下から上に回転するのです。

これは、のこ・かんなにいえることなんですが、日本では引きますが、向こうでは押すんです。
なんでも、チャイナも押すようです。
だとすると、日本ののこはどのような過程で引くようになったのでしょうかね。

それと、勝手も逆です。
US Makita の XSS02Z ですが、のこ刃の向き(画像に回転方向のマーキングがあるので確認できますが、下から上にしゃくり上げて切断します)ももちろん逆ですが、普通の日本国内のものとは、勝手が逆になっているのもわかるかと思います。
もちろん、ミラー反転しているわけではありません。

あれれと思って、Kreg の動画を見返してみると、勝手は日本のと同じですね。

こっちの動画は、勝手が逆ですが、使えています。
結構いけちゃうんじゃないだろうか、という気になってきました。

Kreg のポケットホールジグ専用ビスの小分けを頼まれた件

Kreg のポケットホールジグですが、専用のビスが用意されています。

Kreg のデッキジグは、専用ビスを使う必要がありますが、ポケットホールジグは、絶対にこのビスでないと駄目、というわけではありません。

以前は小分けにして売っていたのですが、殆ど売れないし、手間がすごくかかるのでやめていたのです。
手間がかかる理由は、本数を数えていたからなんですが、そういうことは面倒くさいので、売るなら重さで売ろうと思います。

というわけで、値段を決めないといけないのですが、米国での販売価格と入り数、重量から、1kg あたりの本数と価格をはじき出したいと思います。

種類 入り数 重量 (kg) 価格 1kg あたりの本数 1kg あたりの価格
Coarse 1″ 500 1.11kg $18.68 450 $16.84
Coarse 1-1/2″ 500 1.43kg $22.04 345 $15.41
Coarse 2-1/2″ 250 1.06kg $20.83 236 $19.65
Fine 1-1/2″ 500 1.45kg $24.49 345 $16.89

100 本入りだと、$6 とか、$7 とかしているのと、ブリスターパックになっていて、そのままだと厚みの問題があり、安く送れないので、結局のところ詰め替えるのなら、これくらいの入り数のものを小分けにした方がいいんじゃないかと思うのです。

あとは、箱にどれだけはいるか、というのが問題です。
今使っている箱 の内寸は、32.1 x 23.4 x 2.5cm = 1,877.85cc です。
ただ、薄っぺらいので、実際には、7 掛けくらいで見ておいたほうがいいように思いますが、安全マージンでいえば、半分くらいにしておかないと、積めるのにえらく手間がかかるリスクがあります。

それで、Fine 1-1/2″ のサイズとしては、3 x 4.9 x 4.2 inches で、これは、1011.74 cc です。
重さは 1.45kg あるので、とりあえず、1kg 分であれば、確実に入ると思います。
クリックポストについては、重さが 1kg という制限があるため、箱等の梱包の重さを考慮しないといけないので、200g というのはよろしくなくて、240g にして、4 つまで同梱可能、というのがいいかもしれません。

ネジ類は関税がかかる上、容積の割りに重量があるので、240g だと、ドンブリで北米での原価が $5 弱、そうすると、$1 = 160 円くらいにはなると思うので、最低でも 800 円くらいは見ておいたほうが良さそうです。
これだと 100 本入りよりはお得な感じです。

でも、薪棚などを作るとなると、やはり箱で買ったほうが得かもしれませんが、宅配便になるので、送料を可が得ると、余程大きあものでない限り、小分けで買ったほうがお得といえばお得かもしれません。

正直、売れるとも思えないのですが、決めつけるのもアレですので、とりあえず、今手元にあるものを小分けにして、売り出してみようと思います。

Kreg ポケットホールジグ 入荷と専用ビスの話

Hearth & Home 暖炉家 では、実はひっそりと、木工用の変なツール類も扱っていたりするんですが、元々お店全体が鳴かず飛ばずの上、品揃えも極めて偏っているため、木工用品は開店休業状態でありますが、ひっそりと売れているのが KREG ポケットホールジグ です。

なにをするものか、簡単に言うと、ふうに脳天からビス止めすると、簡単ではありますが、ビスが丸見えになって美しくありませんから、見えない裏側から斜めにビスを打って、見た目はきれいに仕上げましょう、そのために斜めにビスが打てるようにポケットホールと呼ばれる穴を簡単に刳りますよ、というツールです。

百聞は一見に如かず、断面をご覧ください。

実際にどういう感じで仕上げるとかというと、

のようになるわけですが、この場合、木枠の内側が使用時に見える面、例えば、抽斗などになります。
埋木でビスを隠す事もできるのですが、自分はやったことはないですけどね。

後は、テーブルなどで複数の板をはぎたい時にも便利ですよ。
ビスケットジョイントもいいですが、ビスケットジョインターなどの専用の工具が必要になりますが、ポケットホールでも同じようなことは可能です。

Kreg 社には安いものから、とってもお高く高性能なもの まで、幅広い製品がラインナップされているのですが、R3 が一番使いやすいと思うんですよ。

一番安いやつは、あまりにしょぼすぎて、板厚などに合わせてオフセットするゲージもないし、一度に一つしか穴が刳れないし、高いものになれば、だんだん巨大化して、木工がメインの趣味とか、木工所だというのなら別ですが、DIYer がたまに使うには、ちょっとそこまでは要らないでしょう、というのが率直なところでして、まあ、それしか扱ってない、というわけです。

で、えらくフリが長かったのですが、専用ビスってなんなの、ということです。

断面の方の写真にある通り、ポケットホールは繊維と平行に近い状態で打つことになるため、頭の方が効きづらい打ち方になるわけで、皿ネジよりも、鍋ネジ, それもフランジ付きのほうが頭が大きいのでしっかりと接合できる、また、奥まったところなので、フィリップスではなくて(フィリップスでも締められますが)スクエアビットを使用する専用ビスが用意されています。

Kreg の純正ビスは、主に広葉樹向けの細目(fine thread)と、針葉樹向けの粗目(corse thread)がラインナップされています。

うちにも自分が使っていますから、当然、そこそこ在庫があり、以前は几帳面に小分けして販売していたのですが、あまりに売れなさすぎて、お店に並べるのを忘れていて、お客さんが間違って、デッキジグ用のビスを注文されてしまいました。

配達から戻ったら、在庫を登録したいと思いますが、前のように本数を数えて、いちいち台紙に 1 本づつ固定するのは手間すぎるので、今後は、100g とか、量り売りにしたいと思います。

後、広葉樹で、ポケットホールジグを使ってざっくりと作る、って人はあまりいない気がするというか、自分がそういうことはしないので、在庫は針葉樹向けの粗目しかありません。

専用ビスは、ポケットホールで使用する前提で、板厚ごとに適正な長さのものが定められていて、それぞれ接合の状態に合わせた半ネジになっています。

出典  Pinterest

屋外で薪棚などを使用する目的の場合、専用ビスには、ブルーに塗装された高耐食の BLUE-KOTE というシリーズやステンレス製のものが用意されています。

話がややこしくなりますが、ポケットホールの技術を利用したウッドデッキ用のデッキジグのビスは、やや頭が細くなっていて、ACQ などの薬剤を含めて高耐食の PROTEC-KOTE というシリーズを使用します。

売れるようなら、在庫を充実させていきたいと思います。
でも、売れないと思いますので、ボチボチがんばります。

どうでもいい話をすると、ビス類は関税がかかって面倒くさいんです。
しかも重いし、あまりやりたくない商材ではあります。

KREG 社のポケットホールマシン

雑貨屋 Hearth & Home 暖炉家 は、ログハウスと薪ストーブの輸入雑貨、というコピーなんですが、重松が丸太小屋を建てる際にアメリカの DIY 用品に感動して始めた経緯から、木工用のアイテムも扱っています。

その中でも特に気に入っているのが KREG 社の各種ジグです。

Pocket Hole(ポケットホール)というのは聞き慣れない言葉かもしれませんが、ポケットホールと呼ばれる主の斜めの穴を繰り、ビス(木ねじ)を斜めに打つことにより固定する接合方法です。

KREG 社の各種ポケットホールジグを使うことで、だれでも簡単にビスの見えにくく、安価で十分な強度をもった接合が、通常持ち合わせているドリルドライバ、インパクトレンチといった工具だけで可能になります。

数をこなせばわかりますが、連続してそれなりに作業する場合、クランプで固定したりするのもそれなりに億劫になるし、ドリリングで生じる木くずの処理も大変になるので、上位機種では、クランピング機構が用意されたり、集塵に対応していたりしたわけです。

そして、満を持して、といっていいと思うのですが、専用機が登場しました。

百聞は一見に如かず、でもビデオが公開されていたので、それをご覧ください。

フェンスでポケットホールの深さ、これは接合部材の板厚などに依存しますけど、一発で調整でき、左右のオフセットも一発で調整できるため、大量の部材を繰り返し作成する際に、劇的に効率が向上しますね。
更に、クランプ操作と、ドリリング操作がワンアクションで、非常に作業性が良さそうです。

各種ツールも内部に格納できるようですし、今までのポケットホールだけではなく、HD タイプのポケットホールも一台で(無論、ビットの交換は必要でしょうが)対応できるようです。

例えば、2 x 4 を利用したウッドデッキの作成など、根太(joist)と床板(deck board)との接合など、通常のポケットホールで裏面から止めることで、ビス穴が見えないだけでなく、穴が上に向かって開いているため、水が貯まる心配がありません。
また、構造部分は HD タイプのポケットホールで接合するとこで、1.5 倍の強度が得られるそうですから、より安心できますよね。

自分は、輸入の際に発生する OSB 合板などを捨てるのが勿体無いので、タッカーの針を抜くのは大変なので、パネルソーで切り落として、使える部分で、道具箱をポケットホールジグを使って作っていますが、表からはビス穴が見えないので、簡単に、綺麗に仕上がります。

ちなみに、スタンダードタイプのポケットホールですが、3/8″(9.5mm)で仕上がり、#2 のワッシャーヘッド、またはパンヘッドのビスで固定します。KREG 社のビスは、荒目の針葉樹用と細めの広葉樹用、表面仕上げとして、メッキ(通常)、ブルーコート(高耐候塗装仕上げ)、ステンレスの 3 種類が用意されています。
推奨される板厚は、1/2″(約 12.7mm)– 1-1/2″(約 38mm)となっています。

これに対して、HD タイプのポケットホールは、1/2″(約 12.7mm)で仕上がり、#3 のワッシャヘッドビスとなります。
推奨される板厚は、1-1/2″(約 38mm)以上となります。

さて肝心のお値段ですが、$399…
KREG 社の製品は、全く値引きがない状態で売られていますので、今だとモノだけで、約 56,000 円ということですね。
ちょっと流石に手が出ません。

個人的には、やはり、R3 がなんだかんだで一番使いやすいと思います。