配達用にチェーンスリングを買いました

もうすっかり春ですね。
庭に植えてあるスモモの花が咲きました。
こっちはソルダム。
奥には大石早生が植えてあるんですが、ソルダムしか成りません。
今年は大石早生の方は収穫できるんでしょうか。
今から収穫が楽しみです。

今日は特に何かしないという予定がなかったので、昼からのんびり、今度の焼き鳥会の買い出しに出かけました。
ついでにワイヤーブラシが行方不明だったので買って帰って、午後は溶接の練習をしました。
先達はあらまほしきことなりではあるんですが、そういえば、午前中 M さんから電話があったので、色々と話を聞いたんですけど、やっぱりノズルやチップは、スパッタ付着防止剤があった方がいいようでしたので、スパブロックP-564 をポチしておきました。

それともう今シーズンもほぼほぼ終了しかけているわけですが、今更ながら注文したチェンスリングが届いたので使ってみました。
微妙に長いような、でもまあ、こんなものかなと思います。
つくりはそれなりにしっかりとしているように見えます。
耐久性などは、使ってみないことには分かりませんが。

品物自体はヤフオクで 4,800 円、送料がなんと 2,000 円も取られました。
大阪から愛媛で、箱のサイズは 60 未満、重さは 9kg でしたから、容積重量でも 80 サイズだと思うんですけどね。
ゆうパックなら 500 円程度の送料です。(うちの契約の場合)
ヤフオクのルール的には、実費以上は請求できないことになっているので、揉めたら返してはもらえるんでしょうけど、もともと 2,000 円と明記されていたので、騙され感はありますが、総額で考えると安いので仕方ないかなというところですね。
クーポンで 500 円割引がありました。

夕方 Facebook をみていると薪割り機の相談がありました。
そこに書いた内容と重複しますが、春になって、薪づくりを始める人が少なくないと思うし、薪割り機の購入を検討し始める方も出てくると思いますので、こちらでも書いておきます。
詳細は別エントリーでまとめた方がいいのかなと思いますが。
油圧式、エンジンを動力とするものを前提として記載します。

まず、油圧式の場合、15 トンか、サイクルタイム X 秒とか、ホンダ 5.5 馬力エンジン搭載、というような商品説明があるかと思いますが、サイクルタイムはさておき、トン数とか、馬力数とかは初めてだとピンとこないと思うので、簡単に表にまとめてみました。
エンジンは、ホンダエンジンを前提としています。

クラス エンジン 排気量 馬力 ポンプ
エントリー(小型) GC160, GX160 160cc 5 HP 程度 11GPM
中級 GC190, GX200 200cc 前後 6 HP 程度 13GPM
上級 GX270 270cc 8 HP 程度 16GPM

米国製薪割り機の一般的な組み合わせの例です。
大体 1HP(HP = 馬力) あたり 2GPM 程度の流量となります。
GPM というのは Gallons Per Minutes のことで、1 分あたり何ガロンの圧油を生み出せるか、という数字なります。
薪割り機のポンプはツーステージポンプでないといけない という考えを持っているため、ツーステージポンプを前提とした数字になります。

いきなりツーステージといわれても、訳がわからないよ、ってごもっともです。

この辺りでも触れているのですが、端的にいうと、薪割りの状況に合わせて、供給する圧油の圧力と流量を変化させて、作業を効率化できるポンプ、ということです。

薪割り機による薪割りを想像してもらいたいのですが、圧油で油圧シリンダーを伸ばし、その力で薪割りをしますね。
刃物(ウエッジ)が動くタイプ、押し棒(ラム)が動くタイプ、いろいろあるんですが、原理としては、油圧シリンダを伸縮させて薪割りをすることになります。
たとえば、ラムが動く場合、割ろうとする薪に当たるまでは、ラムを動かせるだけの力があればいいことになりますよね?
空気を押しているだけですから。
つまりほとんど力は要りません。

圧油というものは、電気と同じで、圧力と流量の積が仕事量になります。
つまり、その力の源のエンジンが同じであれば、圧力を高くすると流量が減り、流量を増やすと圧力が減るのです。
これが原理原則です。

強い力の薪割り機というのは、エンジンを大きくする必要など微塵もなくて、10t ではなくて 100t の馬鹿げた薪割り機をエントリークラス用の GC160 で作ることだってできるのですが、100t の薪割り機は 10t のものに比べて単純に考えると 10 倍の作業に時間がかかってしまう、ということになります。
それで、上の表のような、一定の組み合わせが生まれました。

その上で、力が必要のない時は圧力を下げて流量を増やせる、薪割りというアプリケーションに特化したツーステージポンプというものが生まれました。
負荷が軽いときには、4 倍早く動き、薪を割る瞬間は速度が 1/4 になる代わりに 4 倍の力を出すことができる、そういうポンプです。

仕掛けってのは極めて単純で、2 つの性能のポンプが一つに組み合わされただけのものです。
低圧用のギアポンプと高圧用のギアポンプがあり、普段は両方のポンプが作動しています。
負荷がかかると、高圧用のポンプのみが作動する、種を明かすシンプルです。

これが油圧ポンプです。
黒い部分から伸びている軸はエンジンに直結されて、アルミの部分に組み込まれているギアでポンプを組む仕組みです。
アルミ部分が二階建てになっているでしょう?
そして、片方(黒い部分に近い方、こちらを 1 階とします)にはホースをつなぐ用のニップルがあると思いますが、そこから油を吸います。
ですが、その反対側の口はボルトで塞がれています。
代わりに 2 回部分に蓋のされてない口が空いていると思いますが、そこから 1, 2 階の油がまとめて出てくる仕組みです。

2 連ポンプってのもあるんですが、それは、二つ組み合わされているものの、吸入口も吐出口も、それぞれにあります。

まあ、理屈はわからなくてもいいんですが、とにかく、ツーステージポンプが搭載されていないなら、非常に作業効率の薪割り機になり、時間も燃料もものすごく無駄にする、ということです。
油圧式の薪割り機で絶対に押さえておかなければならいポイントです。

ユンボやフォークリフト、トラクタ等の油圧機械があり、そこから圧油を取り出して薪割りをすることもできます。
この場合、作動油等の管理が不要になるメリットがありますが、求められているポンプの特性が全く異なる ため、非常にエネルギーに無駄が生じています。
たくさん薪を作る場合、ランニングコストで問題が生じるケースがあり、注意が必要です。

次に油圧シリンダについてです。

この辺りにゴソゴソ書いていますが、まあ、圧油で伸び縮みする棒状の装置、です。
シリンダには、大きく分けると単動と複動があります。
まあ、読んで字の通りで、単動は一つの動き、複動は二つの動きができるもののことですが、単動は基本的に伸びることしかできない(あるいは縮むことしかできない)ものとなります。
伸びるばっかりで、縮められないと使い物にならないだろうと思われるかもしれませんが、伸び縮みはできるんですが、圧油でということです。

たとえば、ダルマジャッキは典型的な単動でして、圧油で伸びることはできます。
でも、縮むことはできませんので、持ち上げている荷物の重さ、要するに重量ですが、外部からの力により縮む動作を行うわけです。
ダルマジャッキと同じ構造の手動の薪割り機の場合、横向きにシリンダが設置されているので、重力で縮めることができないため、バネの力を利用します。

構造的にはこうなっています。

そうそう、手動薪割り機の動画にレバーが二つありますよね。
最初、手前側のレバーをコキコキしていて、薪が刃物に当たったら、奥側のレバーをコキコキしているのが見て取れると思います。
これがツーステージポンプの仕組みでして、手前は低圧で流量が多いポンプで速く動けますが、割るときには力が足りないので、奥の高圧で流量が少ないポンプを使うわけです。
もし、ツーステージでないなら、奥のゆっくりとしか動かないレバーだけを使う必要があるということです。

続いてエンジン式の薪割り機で通常用いられている複動シリンダについてです。
構造ですが、上図のように、シリンダの両側に作動油の出入口があり、コントロールバルブによって圧油の流れる方向を変えて伸縮させることができます。

シリンダを伸ばす時(あるいは縮める時)は、コントロールバルブにより、右(縮めるときは左)の部屋に油を送ります。
シリンダチューブの内径・ピストンの直径のことをボアといいます。
また、伸縮できる量のことをストロークといいます。

注目して欲しいのですが、右の部屋は、送り込まれた油の圧力を受ける面積は、シリンダチューブの内側の面積=ピストンの面積となります。この面積が大きくなると、より大きな力を受けることになりますので、力の強いシリンダ、ということになります。

つまり。。。

面積 x 圧力 = 力(トン数)

という計算が成り立つわけです。
これこそが、油圧機械の根幹をなす理屈=パスカルの原理なので、まずは、シリンダが太い=力が強い、ということを覚えておいてください。
と同時に、トン数というのは、エンジンの出力とは全く無関係 だということです。
パルカルの原理、これこそが先に書いた 5HP のエンジンでも 100 トンの薪割り機が作れる原理になります。

あと、シリンダにはロッド、伸び縮みする棒がついています。
伸びるときに対して、縮む時は、この棒の断面積分、力が弱くなります。
力が弱くなる=早く動く、ということでもあります。

以下に一般的なシリンダとポンプを組み合わせた場合、どれくらいの力が出て、どれくらいの速さで動くのかまとめておきます。
運転圧力は 3,000 PSI とします。PSI = Pounds Per square Inch、1 平方インチあたり、何ポンドかという米国式の圧力単位です。日本で言うと 20.7Mpa です。
エントリーモデルで一般的な 11GPM のポンプを使った場合のサイクルタイムも記載しておきます。
また「”」はインチを表す記号です。1″ = 1 インチ = 2.54cm です。

シリンダ仕様 押す力 引く力 24″ ストローク時(伸 + 縮 = サイクル)
ボア 4″, シャフト径 2″ 37699 lbs.
(18.9 US ton)
28274 lbs.
(14.1 US ton)
7.1 + 5.3 = 12.4
ボア 3.5″, シャフト径 2″ 28863 lbs.
(14.4 US ton)
19439 lbs.
(9.7 US ton)
5.5 + 3.7 = 9.2

※ 1 US ton(short ton(s), 米トン) = 2,000 lbs. = 0.89 ton(long ton(s), 英トン)= 893kgf

もし、エンジンを一回り大きくしてポンプが 13GPM になったら、力はシリンダで決まるので、変化はありませんが、サイクルはポンプで決まり、13GPM / 11GPM = 1.18 なので、18% 早く動作することになります。
つまり、4″ のサイクル 12.4 秒は、10.5 秒に短縮される、ということです。
現実には油圧回路のホースのサイズ等の制約を受けるので、単純計算のようにはなりません。

次にコントロトールバルブについてです。

コントロールバルブはシリンダを伸ばしたり縮めたりするために圧油を制御する弁ですが、薪割り機の場合には、一般的に、リリーフバルブといって圧力が上昇しすぎないように調整する安全弁と、デテントと呼ばれるシリンダの半自動収縮機能が組み合わさったものが使われます。

ごくごく稀に、このうちデテント機能がないものが売られていることがあり、使用感が大きく劣化しますので、注意が必要です。
さらにごくごく稀に、伸長操作のみで、手を離すとシリンダを保持できず、バネで勝手に戻るタイプも、昔売られているのを見たことがあるので、本当に注が必要です。

デテントとか、オートリターンと日本語では表示されていると思いますが、英語だと denet, auto-return function とか記述されています。denet は、ディーテントというような発音になると思うんですが。。。
理屈は極めてシンプルで、戻り側でレバーが引っかかったままになっていて、圧力が一定を超えると中立に復帰するだけなんです。

世の中には面白いことを考える人もいますね。
このアイデアはとても優秀です。
まあ、これと同じように、自動で中立に復帰するのです。

同じことを実現するために、シリンダ自体の収縮をスペーサー等で制限するアイテム(アイデア)があるのですが、薪割り機のシリンダは引く力はほとんど必要ないので、引く側の構造について強度がほとんどないケース があります。
そういう想定外の力を加えると、シリンダが破損します。
ちょっと話がずれましたが。。。

なもんで、普通のバルブに対して、ほとんど変更を加えることなく実現できる機能なのですが、それでもタダではない。
だから、ユーザビリティを考慮せず、価格のみを優先すなら、これも真っ先に削られるパーツです。

薪割り機販売業者の中には、安さだけを優先したゴミ同然のもの を扱うケースが散見されます。
Facebook にも書きましたが、Amazon で 10 万円で販売したケースでは、一般的に 30% 程度の Amazon のピンハネ
経費がかかりますから、7 万円が手取りとなります。
そして 10% はお国に消費税としてカツアゲされますね。
6 万円しか残りません。
さて、いくらでチャイニーズから仕入れたら、成り立ちますか?
4 万円くらいが限界の仕入れ価格、つまり、$300 くらいでしょう。
残りの 2 万円で日本に輸入し、倉庫等で保管したりのコストも別途かかります。

壊れました、修理してください、あなたが売り手ならどこまで対応できますか?
時給 1,000 円のアルバイトの電話番を雇って成り立ちますか?
アルバイトにこのテキストに書いてあるような技術的な説明ができるまで教育をしますか?
その説明がができるように教育したとして、お客さんは理解してくれるでしょうか?
土台無理なんです。

Facebook のケースでは、7HP のエンジンを搭載したものが 10 万円だったんですが、7HP は表で言えば、中級クラスの GC190, GX200 クラスになるんですね。
GX200 って、いくらで売られているのか、ネットで検索してみてください。
エンジン単体よりも薪割り機まるごとの方が安い という異常な状態です。
まともに使えるものが届くわけがありません。

仕様を検討したところ、件ものもは 3.5 インチボアのシリンダで能力は 10t の表示、サイクルは驚きの 30 秒でした。
そう、ツーステージポンプじゃないんです。
写真だけじゃあ、そんな亀のように遅い、とても残念な薪割り機だと気づけないし、気の毒なことですが、真っ当な薪割り機をみたことがない人は、30 秒もかかる異常性に気づくことはありません。
江戸時代、自動車や新幹線、飛行機を知らない人に、自転車を見せたら感動するのと同じです。
まあ、我々もどこでもドアを使ったことがないので、のび太からしたら、なんで車なんか乗ってるの、っことになるのでしょうが。

13 GPM ツーステージポンプを搭載していたら、サイクルタイムは 7.8 秒と、4 倍早くなるわけです。
同じ時間に割れる薪の量も倍くらいになる、というよりも、半分の時間で同じ仕事ができると思います。

薪割り機は安いものではないので、最低限の動作原理などは理解した上で、ライフスタイルに合わせてチョイスしていただきたいなと思います。

最後に宣伝になりますが、うちでも薪割り機を扱っております。
うちで販売中のモデル以外を含めて、(個人情報が含まれない形で)記事にして回答いたしますので、コメント等でご質問をいただければと思います。

製造機の修理で悶絶

午前中は神社でした。

今日は授与品(お札やお守り)の奉製業者さんがはるばる伊勢から御用聞きに来てくださる日だったのですが、昨日と勘違いしていたんです。
とりあえず、昨日のうちにある程度少なくなっているものをリストアップして、打ち合わせをしました。

各神社で色々と運営は違うんでしょうが、本務神社はいわゆる 崇敬神社 なので、一般的な氏神様とは、かなり異なるんです。
まあ、崇敬神社でも、ことさら稀だと思うんですが、祭日が月に 3 回、6, 16, 26 と 6 のつく日と決まっています。
崇敬者さんは、基本的に毎月 1 回は、お参りされる方が多く、3 回ともお参りされる方もいらっしゃいます。
それで、お参りされたお印を兼ねて、月参り御幣などの取り組みを始めたわけです。
いくらか新しい授与品についても、取り入れてみようと思います。

その後、コピー機の点検に来てくださって、コピーも筋が入るということで、修理してもらえることになりました。
使用頻度が低いのに、ありがたいんですが、申し訳ないような気もしないでもない。

あと、TP-LINK の Omada OC200 クラウドコントローラーですが、リモートでアップデートしたら失敗してくれて、以降、機能しなくなっているんです。
それも関係あるのかなとも思うんですが、この修理も試みたんですが、電源の ON/OFF では回復しませんでした。
ちょっと時間を作ってやらないとダメですね。

M くんがバイトに来てくれたので、その間に、太陽電小屋から薪を運んでもらいました。
だいぶ、ストックが心もとなくなってきました。
とりあえず、家に持って帰って、下ろしておきました。

そうこうしていると、チップの配達があったんですが、ホースの交換がうまくいかないということで、なんとかしてと電話がありました。
5 号と M くんにチップを頼もうかと思ったんですが、SV-100 は無理、というので、二人には薪割り機の組み立てをしてもらいました。

今回嫁ぐのは、Harbor Freight 20t 横型・往復式 薪割り機 PREDATOR です。
今のところリーズナブルな価格の往復タイプというと、このモデルくらいなんですよね。

個人的に気になっているものに Split-Fire というブランドがあるんですが、やはりそれなりの金額なんですよね。
ログリフトも追加できたり、少し予算に余裕があれば、魅力的な選択肢があるブランドだと思うんです。
まあ、現状、Youtube を見たりして「いいかも」と思っているだけで、実際に使い込んで判断したわけではないんです。
間違って儲かるようなことがあれば、一台、導入したいなとは思っているんですけどね。
ちょっと脱線しました。

で、自分はホース交換に出向いたんですが、金物が純正品とは微妙にサイズが違って、干渉して取り付かないのです。
別のホースを外したり、もう知恵の輪というか、パズルというか、結局夕方までかかって、油まみれです。
写真は当然ありません。

寒くてジェットヒーターをつけくれたのはいいんだけど、顔に煙がきて臭いし目に染みるし、でもつかてないと寒くて手がかじかんで工具を落とすと油の中に落ちて、ブレーキクリーナーで洗うとこれまた超冷たいし、本当に超狭くてスパナも入らないし、入っても数センチしか動かないのです。
ホースは太くて新品だからまっすぐで曲げるのにものすごく力がいるんで、それを支えながらの作業なので、もうヘロヘロ。
途中で I さんが別の仕事でいなくなるしで、悶死するところでした。

なんとか無事に修理はできましたが、アイテックさん、朝から丸一日拘束することになってしまって、これは修理代が心配です。
まあ、かかったものは仕方がないですが、整備性が悪いのが WP36 の問題点ですね。

というわけで、疲れて猛烈にお腹が減ったので、瓢月に行ったら、電話がかかってきてきました。
5 号たちも薪割り機を組み上げたので、作動油を入れて次回の出荷で積み込みをする必要があるので、園に持ってきたようですが、探知機で表げつにいるのがバレてしまいました。
うどんを食べに来るというので、おやつくらいの時間でしたが、3 人で食べました。
でもなあ、なんで俺が素うどんを食べているのに、5 号と M くんには海老の天ぷらが乗っているのでしょうかね、不思議です。

そうそう、お昼は金ちゃんうどんだったのですが、食べてから気づいたので、後の祭りです。
ラーショとなやんだんですが、ラーショにいくには瓢月の前を通るわけですよ。
まあ、そういうことです。

夕方、みんなが帰るのを待って、トレーラを積み込み位置に回送して本日閉店です。

第 3 日曜日の祭日

今日は第 3 日曜日なので、神社の祭日です。
体調はまだ万全とは言えないのですが、十分に回復はしたと思うので、今日から復帰です。

第 3 日曜日を祭日として、かれこれ半年近くになります。
十分認知されたとは言えない状態ですが、決まった人は、かかさずにお参りしてくださっています。
今後も続けていけば、お参りが増えるのではないかと思っていますが、その分、6, 16, 26 日が減るような気もしないでもないです。
月参り御幣もそうなんですが、いろいろと取り組みを増やしていこうと思います。

あと、Y くんが手伝いに来てくれました。
この前、M くん, T くんコンビが片づけくれていた相撲大会で使っていた畳の片付けですが、結構分解(分別)が大変みたいで、半分以上残っている感じでした。
今日は一人だから、半分の半分もできたら上々かなと思います。

それはそうと、Split Fire ですが、気になって色々動画を見て調べています。

それで、古くなっていたんだものを修理する動画があって、それを見ました。
30 分以上あるものなんですが。

最初何か飛び出していて、なんだろうと思ったら、スライドするビームに敷居滑りなんかと同じような原理なんでしょうけど、なんらかの樹脂の板を固定してあるようで、それが脱落して修理する、ということだったようです。

Brave もそうですし、PREDATOR もそうですが、摺動部分は金属同士が直接触れる構造になっています。
Farmi WP36 は素材は分かりませんが、黒い樹脂っぽいパーツ(ブロック)と金属が触れる構造になっているので、それと同じなのかなと思います。

例えば、Brave でも 24t 以上の縦横兼用タイプですと、メインのフレームは H 鋼で、それをレールとしてウエッジ部分がスライドする構造になっているんですが、H 鋼を上下からサンドイッチするようになっていて、挟む部分は若干柔らかい金属が使われていて、その部分が摩耗する(フレームが摩耗しない)細工が施されいます。

樹脂っぽいものの素材がなんなのか、耐久性的にどうなのか、ものすごく気になりますね。

こういうスライド部分ですが、適切に給脂することが結構困難かなと思うのです。
というのも、作業すれば分かりますが、剥がれた樹皮等やそれらが砕けたもので、結構粉っぽい状態になって、スライ部分に入り込みます。
それが給脂してあるグリスなどと混ざって固まってしまうのです。

ユンボなどでは一部無給油ブッシュが採用されている事例もあるのですが、ユンボのピン周りで可能なので、薪割り機のスライド部分であれば、十分可能なのかなと思いました。

材質的には、樹脂の場合、POM(ポリアセタール), PTFE(フッ化エチレン), 高性能ポリマー系, ポリフェニレンサルファイド などの記載が見受けられます。

なんだかんだで色々考えていると、単に輸入するのではなくて、薪割り機も自分なりのこれまでの取り組みや経験を踏まえて、オリジナルを作って行った方がいいんじゃないかなという気持ちもあるし、ただ、あまりマメじゃないんで、設計ミスや軟化が頻発するんじゃないかとも思ったりもします。
まあ、趣味の範囲で、自分が使うものを作る範囲はいいんでしょうけど、商売として責任を伴うようなことは、避けた方がいい気もしないでもないんですよね。

いずれにせよ、Split Fire は輸入するとなると、50 万円オーバーは確定なので、受注発注という形で、希望する人がいたら、でいいんじゃないかと思います。
往復タイプの業務で使えるレベルの機械、というリクエストは結構いただくので。

念の為に神社はお休みです

先週からの体調不良のため、念の為神社はお休みしました。
といっても、神社自体はお休みにはできないので、いつも助けていただいているお隣の T さんに代わりをお願いしました。
体調的には熱はもうないんですけど。

御幣も準備できないし、日曜日は祭日だし、22 日は星祭があります。
お正月までもう時間がなくなっているし。。。
頑張らないといけません。。。
とはいえ、無理をしてぶり返しては元も子もないので、土曜日までは先ずは養生したいと思います。

それと、薪割り機の件です。

Brave 社の往復タイプが廃盤になってしまって、後継機種として PREDATOR を扱っているんですが、両方のモデルを使っていると、やはり Brave の基本的な素性の良さというか、ちょっとした差なんですが、仕事でずっと使うとなると、やはり気になる、という声をいただくのです。

とはいえ、廃盤になって申し入れることができないので、そこそこリーズナブルな価格で、PREDATOR よりも性能が良いものを探しています。

ふと気づいたら IRON & OAK も、往復タイプは廃盤になっていますし。

そんな中 Youtube で見かけたのが Split-Fire です。

ただなぁ。。。お高いです。

動画の Log Splitter 3255/3265 は、$4,460.00 CAD スタートで、少なくともオプションとして、Highway Towable $214.00, 24″ Stroke Log Lifter $829.00, 24” Nose Hitch Extension $80.00 がついている感じでしょうか。
エンジンを GX200 にアップグレードすると、Honda GX200 (Upgrade 3265) $147.00 なので、$5,516.00 ですね。

まあ、動画のように公道を牽引することはないので、そういうオプションを外すとしても、運賃と消費税を入れると、どれだけ安くしてもおそらくは 70 万円を切ることはできないと思いますから、業務用としても結構厳しい値段ですね。

スペック的には、Brave が GC160 + 11GPM ポンプですので、基本的な油圧回路としては同等です。
ただ、シリンダが Brave が 4″ bore に対して、Split-Fire は 3-1/2″ bore x 24″ stroke なのです。
ただ、20t 表示はそのままなんだけど。。。
実際動画を見る限り、動きはシリンダが細い分速く感じます。

要するに Brave は同じくらいの性能で価格が 1/2 以下だった、とういうことですから、本当に良い機械だったと思います。

Split-Fire, もう少し安ければとは思うのですが、プラウの鉞あたりも似たような値札をつけていますから、あれに比べたらログリフトがついていて重たいものも持ち上げて作業できるので、地面付近で作業をする縦横変形モデルに比べたら作業速度 2 倍、作業性も格段に良いと思うのです。

あるいは一つ下のモデルで、電動というのも面白いかなと思うんですが、見ての通り、モータがフェイスマウントです。
北米仕様、ってことですね。
一応、単相の 200V / 60Hz で駆動できるかもしれないのですが、PSE の問題は残るかなと。
無難なところでは、エンジン(GX200)でログリフト付きで $4,000 CAD くらいで収まります。

今のところ、これ以上の往復式はないかなと思うところですが、はてさて。

ダイソーの電子ペーパー付き電卓をゲット

今日は、というか、今日も、というか、入荷した雑貨類を仕分けたり、検品して梱包したりでした。
で、その作業に便利かなと思っていて、欲しいと書いたダイソーの電子ペーパー付き電卓ですが、ゲットしました。
550 円也。
思った以上にサイズが小さくて、もっと大きいと思っていたので、なかなか見つけられませんでした。

こんな感じで、出荷の伝票を作るときに、箱の重さやサイズを測って、3 辺の合計サイズを計算するので、電卓付きだと便利です。
暗算がすごく苦手なもんで。。。
せこい話ですが、Amazon の FBA パートナーキャリア(ヤマト運輸)と、契約しているゆうパックとで料金体系が異なり、120 サイズくらいまではゆうパックの方が安いことが多いのです。
パートナーキャリアは料金を表示してくれるのですが、ゆうパックは自分で計算しないといけません。
一度に数百円の差額があるので、もう元は取れた感じです。

電子ペーパーですが、とても見やすいです。
どういう原理かちょっとわかりませんが、直射日光が差し込む写真のような環境でも問題なく見えます。

で、問題点というほどではないのですが、電卓部分と電子ペーパー部分でそれぞれ電池が必要で、電池サイズが違うのです。
電池がなくなったら、交換の際に違うサイズをそれぞれ買わないとなのは面倒臭いですね。

あと、計算というのは、単なる足し算なので、筆算であれば流石に自分でも間違えないと思うのですよ。
電子ペーパー部分のサイズが小さいので、ちょっとしたメモとかなら問題ないんですが、たまにネットというか youtube なんかでなんとか小学校の入試みたいな面白そうな計算問題とか、書きながら出ないと宙では計算できないんで、そういうケースだと、同じ 550 円なら、タブレットくらいの大きさのある電子ペーパーのみの方が良かったかなとも思います。

耐久性とか、電池の持ちはこれから判明すると思いますが、なかなか良い買い物でした。

あと、とても興味深い tweet を見たので、紹介します。
とてもマニアックな話なんですが。。。
シールテープの巻き方から始まった話が、管用ネジの歴史的な変遷に発展していきます。

詳しい話は一連の tweet を見て貰えばと思いますが、どうして NPT が漏れやすいのかという部分について、つまり、なんでネジの溝にシールテープを紐状にして巻き付けているのか、ということについて説明されています。

でも、日本国内は基本的に BSPT(R/Rc, 旧 PT)なので、はっきり言って、溝にシールテープをねじ込む必要なんてないし、シールテープってある程度幅があってネジサイズによってはシールテープの幅の方が太いくらいですから、そもそも 1/2 ずらしつつ巻くなんて芸当は不可能なんですけどね。

実際のところ、NPT でもシールテープをちょっと多め、3 — 4 回ほど巻いてやれば(短期的には)漏れたことはないんですが。
ブレイブ(Brave)の 20t は NPT だけで、かなりの数組み立て、動作確認をしたんですけど、流石に何年も使っているわけではないので、時間が経ったのちにもれないのか、ということまでは追いきれていない部分ではあります。

なんで NPT が BSPT(R/Rc)よりも漏れる可能性が高いのか、という部分については、BSPT のネジの形状と、NPT のネジの形状の違いにあるようです。

BSPT, 要するにウィットネジというのは、ネジ山の角度が 55° で山が丸く、谷も丸い。

ところがメリケンは、55° なんてめんどい、丸くするのもめんどいから山の頂点を削って平にしたんでいいんじゃない?、みたいな手抜きを始めて、結果出来上がってきたのが NPT ということのようです。
この手抜きによって生じてしまったのが、スパイラル状の連続した空間であり、これが漏れる原因に。
その対策がこちら。

とまあ、こういうわけでして、結論を手短に書くと、国内で普通に流通している R/Rc については、シールテープを 2 回も巻けばもれません。
NPT でも最近のものは精度が悪くないので、流石に麻縄をねじ込むまでしなくても、シールテープをちょっと余分に、3 — 4 回も巻けばもれません、多分。

ただまあ、確実に漏れなくしたいならケミカル使った方がいいかなとも思いました。
少なくともシールテープよりは原理的に効果が高いと思いますし。

お値段も。。。お高い。

あったらいいなという程度のものなので、ゆっくり船便で取り寄せようと思います。

薪割り機の動きが緩慢という問い合わせ

K さんから、薪割り機の動きが緩慢で、どうやらコントロールバルブの調子が悪いようだ、コントロールバルブを取り寄せてほしいと連絡がありました。

K さんのところの薪割り機は、うちで使っていたものを里子に出したものですから、一番最初に Brave(ブレイブ)の 20t 往復タイプ PCLS2013GC を共同輸入した ときのものです。
当時は、222,981円で輸入できたようです。

出典 http://www.braveproducts.com

出典 http://www.braveproducts.com

2015 年の 9 月ですから、かれこれ丸 7 年ということになります。
業務で使っていただいているので、割った量も、普通の人の何百倍もになるでしょうね。
流石にガタがきまくっているようです。
今のところ、シリンダ、エンジン、ポンプに関してはノートラブルだと思います。

それで、動きが緩慢、という症状が少し気になっています。
実は少し前に PREDATOR の動きが緩慢ということで、この時は原因が特定し切れなかったのと、共食い整備につかえる在庫がなく、仕方なく航空便でポンプとバルブを取り寄せたのです。
自分的には、原因はポンプだったのですが、やはりポンプ交換で直りまして、念のためにと取り寄せておいたコントロールバルブはまあ不良在庫と化しているわけですが。。。

なので、今回、原因が本当にバルブかな、という気持ちがあります。

たまたま K さんには、PRINCE(プリンス) Wolverine WLS800 薪割り機 コントロールバルブ の取り寄せも頼まれていて、物自体は届いているのですが、特に急がないということで送ってはいないのですが、ポートのサイズは同じで機能も同じ(PCLS2013GC のコントロールバルブには denet 機能がないので、厳密には同じではない)なので、バルブを交換してみて、それで問題が解決するならバルブだし、そうでないなら、ポンプなのかなと思うところです。

とりあえず、バルブは Wolverine で試してもらおうと思います。