雨の予報が降らないので玉切りを始めたら途端に降ってきた件

今日は降る予報だったのですが、降りそうで降らないので、この間伐採したクヌギをあらかた薪割りして、置き場ができたので、少々癖があって積みにくい 2m の原木を弾いてあったので、それを 1m とか、それ以下に玉切りしました。

段取りは写真のとおりで、積んであるものをバタ角の上に並べて、バカ棒で採寸して切り、軽ダンプに乗せて置き場(20m くらい離れてます)にダンプしにいく、という感じです。

こいういうときって、調子が乗ってきたら振り始めるというのが鉄板のパターンだと思うのですが、まさにそんな感じで、5t ほど作業をしたら降り出してしまいました。3t 程度、後、15 分くらいあれば、あらかた片付いたのですが、まあ、そういうついてない時は事故や怪我、機械が故障をするというのも、これまた鉄板のパターンだと思うので、即退散です。

今日も、Husqvarna 450 を使い、H30 は 35° で目立てをしてみましたが、切れ味的にはまあ、許容範囲かと思うのですが、やはり、35° だと耐久性がイマイチですね。
逆に 30° だと、もう少し切れてくれないかな、という感じになってしまうので、次からは、32.5° くらいでやってみようと思います。

これとは逆に薪製造機の Carlton(21BP)ですが、新品の目立てでは、細い枝などで結構引っかかる症状がでてしまいますので、フック気味すぎるのかと思います。

過去には、クソ高い STIHL を使ったりもしましたけど、こっちは、だいたい 20t くらい目立てする必要がなく、MADE IN CHINA ですら、油圧で押し切る感じなので、どちらかと言うと切れ味よりも、φ300mm 以上の玉の、チェンソーダストの排出性だとか、φ100mm 以下、φ50mm くらいの特に細いものが弾かれないことのほうが重要な気がしています。

それと、一応新品も注文はしているんですが、ガイドバーがだいぶ摩耗してきているので、手入れをしたいんですが、つい最近、Bar Rail Dresser なる物があることを知りました。

Oregon のですが、うーん、結構高いですよね、これ。
普通にヤスリでゴリゴリするのと何が違うんでしょう?
気になります。

トップハンドルのチェンソーが欲しい件

Amazon.com をさまよっていたんですが、そうしたら、恐ろしく安い(と思う)キットを見つけました。

写真の内容で、$326.17 です。

これって、つまり、約 4 万で、トップハンドルのチェンソー本体、バッテリ 2 本(5.0Ah)、充電器、おまけのグラインダがついてくるってことですよね。

おまけのグラインダが、目立機だったりしたら、更にいいんだけど、少し前に、グラインダを 1 万出して買って、バッテリも単純に比較できませんが、6.0Ah を 2 本買ったら 2 万ほどしたんです。充電器だって、2 本同時に充電でいるものはそれなりにしたはずですから、チェンソー本体が完全にタダです。

しかも、グラインダーとか、バッテリーとか、ヤフーショッピングのポイントを考慮してそういう値段ですし。

現実問題、リチウム電池の輸送の問題があるのと、こういうツール類は、超激戦区なので、うちのような小さな雑貨屋が割って入る余地はないのですが、仕入れと輸送のノウハウがあれば、需要も旺盛だと思うので、お店の収益改善には役立つ商材になるんでしょうね。
たくさん売れる=需要がある=供給により社会に貢献する、ということでしょうし。

にしても、これ、欲しいなぁ。

マキタも充電池で目立てできる携帯型目立機を出してくれるといいんですが。

Husqvarna は H38PX-45SG というソーチェンを売る気はあるのだろうか

電動のチェンソー Husqvarna 136Li ですが、今はまだいいんですが、遅かれ早かれ替えのソーチェンが必要になります。

消耗品ですから、調べる一手間を惜しんで、ずっと高いチェンを買い続けるのも嫌なので、どういうものなのか調べようと思います。

とりあえず、公式サイトによると、

製品番号: H38PX-45DL – 581 80 79-45

が適合して、定価は 3,500 円(税別)〜ってな具合ですから、いくら特売品を買っても、ソーチェンがそんな値段ではたまりません。

H38PX-45DL ですが、H38PX がチェンの種類、45 はコマ数だと思うのですが、DL ってなんだろう。。。

H38はシャンファーチゼルの刃を持った、小型のチェンソーのために作られたチェーンです。振動とキックバックが少ない事が特徴です。このチェーンは個人ユーザーだけでなく、アーボリストといったプロのユーザーにも快適に使用していただけます。

ピッチ 3/8″ mini
ゲージ 1.1 mm

とりあえず、普通の H38, H38PX ではなくて H38 ですが、これは、pitch が .325, gauge が 1.5mm、まあ要するに H25(Oregon だと 21BP)だとかと同じで、違いは Chisel と Semi-chisel, Safety Link と Guard Link と行った具合ですが、まあ、いずれにせよ、H38 と H38PX は、全く別物のようです。

H38PX については、pitch 3/8″ mini, gauge が 1.1mm ということなんですけど、3/8″ mini なんて初めてですが、pitch が 3/8″ で gauge が 1.1 だと、知っているものだと、例えば Oregon の 90PX あたりが互換品として該当するんじゃああるまいかと思いますが、これらは、Lo Pro (Low Profile) と表記されているんです。

Lo Pro を Husqvarna 語では、mini というのでしょうか?

だとしたら、Amazon.com だと、$11.38 なんですよね。

国内だと、1,800 円+送料として、愛媛県は 630 円というお店があったんですが、2,430 円なので、ポイントを考慮しても、2,000 円以上するので、輸入したほうが安そうですが、それ以前の問題として、互換性があるのかないのかが問題です。

H38PX-45DL というキーワードで検索しても、全然ヒットしないんですが、Husqvarna 自体、ソーチェンを売る気はあるのでしょうか。。。
写真を確認したら、ジョイフル本田にも少なくとも Husqvarna のコーナーには、チェンはないようですし。。。

伐採は 50% くらい完了

前回は 5/15 にスギ等の伐採をした のですが、今日は、予定通り、境内の支障木の伐採をしました。
参道より、少し入った部分の整備です。

元々桜が植えてあり、あとから、紅葉も植えてあるのですが、それらにあまり日が当たらず、クヌギやカシなどが大きくなってるので、それらの間引きです。

今日は、事故もなく無事にある程度のところまでは進めましたが、肝心のクヌギ 3 本については、多少枝を落とした程度で、伐採までは時間が足りませんでした。

重心が電線の方に偏っているので、ユニックで枝を下ろして、バランスを改善して、ワイヤーで引っ張って、確実に倒したいと思いますが、電動 Husqvarna の本格的な初仕事といったところです。
バッテリーポールソーがあれば、言うことなしなんですが。。。

参集殿といった方がいいと思うのですが、会合を開くための建屋の隣の桜ですが、屋根の上に大きく枝を広げており、瓦に枝が接触している状態なので、「桜切る馬鹿」といいますが、建物を傷めては困るので、これも枝を払おうと思っています。

Husqvarna 450 の H30 の目立てですが、結局のところ、35° でやってみて、耐久性がどうこう、というほど切っていないにしても、とりあえずの感覚としては、30° よりは切れる気がします。不満がないというと嘘になるのですが、手間を考えると、これでいいやというのが正直なところです。
いずれにせよ、耐久性が気になるようなら、33° くらいでも試してみようとは思います。

明日は 15 日なので、神社の巡回もありますが、完了できるように頑張りたいと思います。

丸太を手っ取り早く製材したい!またまたキワモノに手を出しました! — Timber Tuff TMW-56 Lumber Cutting Guide

ヤフオクで面白いものが出品されています。

出典 Amazon.com

ふむふむ、TimberTuff ぽいなー。

Amazon.com だと、$24.35 です。

というわけで、早速、買ってみました、Amazon で。

ナラの結構太い原木が入ってくるので、なんかもったいないなと思いまして、半分に割って、芯材の部分だけ、それも柾目だけ、お店用のフロアーに乾燥させて、割れず、反らず、きれいに乾いたものだけモルダーにかけようかと思っているのです。

とはいえ、組合で聞いても、北海道のような寒いところのものと違うから、いいものは取れないから無駄だ、といわれました。
ですから、そのために、高価な製材機を買うのは本末転倒かなと。

本当のことをいえば、アラスカンはもっているのですが、あれは、最初の平面を出すのが大変なのです。

いくつか仕入れてみたので、お店で試験販売もしてみたいと思います。
まあ、船便で入れるほど数が出るとも思えませんので、クーリエで入れると思うので、仕入れた時点の原価で、運賃やら、税金やらで、現地の倍くらいにはなるかと思いますが、11,000 円よりは安く販売できると思います。

Amazon.com で自分で買う場合、以下のアフィリエイト(広告料が多少入ります)をぽちしてやって頂けるとありがたいです。

支障木の伐採とパワーシャープの修正実験

今日は 15 日なので、神社の巡回と、兼務神社の支障木の伐採をやりました。

社殿の修復工事がもう間もなく完了しそうなんですが、その費用を寄付された方の顕彰のための石碑を建てるため、上に木があると、あとあと枝などが伸びたときなどに手入れに手間がかかるのと、参道が暗く、排水も悪いためいつもジメジメしているので、その改善のため、参道の両脇の 10 本程度を伐採しました。

見違えるように明るくなり、植樹してあるもみじや桜に日が当たるようになったので、今後それらが大きくなってくれればと思っています。

もみじの木に種がついていました。

450 の切れ味ですが、上を見ればキリがないのでしょうが、個人的には申し分がないレベルと思いました。
デプスの調整についても、現状、SOFT なので、いい感じで切れ込んでいきます。
ただ、調整にばらつきがあり、太いものだと微妙に歪むのは広葉樹と同じで、樹種には関係なく、この点、やはりもう少し精度を高める工夫が必要かなと思いまます。

それと、ソーチェンを整理していたら、捨てようかと思いつつも取ってあった PS52 がでてきました。

パワーシャープですが、あくまでも個人的に感じることとして、他のチェンに比べて、早晩使えなくなる、寿命が短い気がしています。

使えなくなるタイミングは、自分の場合、

  • 砥石成型用のダイヤモンドチップ部がカットする際に邪魔になるように感じた
  • (バーマウントシャープナーで)目立てしても、切れるようにならない or 斜めに切れる

というような症状が出たタイミングで、寿命かなと判断していたわけです。

特に、斜めに切れるような症状は、バーマウントシャープナーの砥石に対して、うまく正面から押せなかったときなど、かなり早いタイミングで砥石に変な癖が付き、一旦そうなると、修正する方法がわからないため、もったいないなぁと思いながら、捨てるしかなかったわけです。

パワーシャープの目立ての原理は、平面の砥石に押し付けるだけなので、デプスゲージと同じ方法で研磨をしてみました。
そのため、刃とデプスゲージの高さは全く同じです。

バーマウントシャープナーで研磨した時、同じ高さにしかならないと思うので、そうしてみましたが、それで良いかどうかはわかりません。

切れ味を試してみて、デプスゲージをもっと落とした方がいいのか、同じ高さでいいのか、判断をしたいと思いますが、ダイヤ面の高さと、刃の高さとにかなりの差が出てきているので、ダイヤが引っかかる症状がより強く出るような気がしないもないです。

ダイヤの高さを下げようと、グラインダですってみましたが、固くて無理でした。

思うに、あのコマは、ブレーカーで外して、他の捨てるパワーシャープのチェンから一コマ抜いて、ループを作り直したほうが早いと思いますが、道具を持っていないし、そこまでしてまで延命する必要もないように思います。

なので、ダイヤが引っかかるようなら、同しようもないかなというところです。

まあ、ダイヤについては、Dressing Brick が非常に高価なので、そのかわりとして使うという余生を思いついたので、それはそれで利用できるうちは、最後の最後まで働いてもらおうとは思います。

デプスゲージ再調整の結果

今日、午後から晴れたので、試し切りをしてみました。

神社の清掃の合間に立ち枯れてしている梅の木を切ってみました。
すごく粉っぽい。。。
切れるんですけどね。

チェンソーは 450, ソーチェンは半分くらいに減っている H30 (最初についてきた純正)です。

比較のため、136Li でも切ってみました。
やはり粉っぽいけど、気持ち、大きな切り粉になったような。。。
ソーチェンはほぼ新品です。

やはり普通にクヌギ・ナラでないと違いがわからないので、掃除の帰りにヤードによって、試し切りをしました。
粉っぽいのは相変わらずですが、昨日と比べて、明らかに刃が吸い込まれていきます。
デプスゲージの調整としては、SOFT くらいでいいようです。
切断の速度が 20% 程度向上した感じです。

ただ、φ400mm 以上のものを切ると、やや斜めに曲がっていきました。
調整の精度が低く、高さが左右で狂っているのが原因かなと思いますが、変な姿勢でカットしたことも多少は影響するかもしれません。

上を見たらキリがありませんが、手間と装置のコストに鑑みれば、310 は悪くないと思います。
ただ、横刃の角度が調整できず、やや鈍角なので、切れ味よりも持ち重視のように感じます。
このあたり、やはり、3 倍出しても 410 にしたほうが、違いが分かる人にはいいんじゃないかと思ったりします。
使ったことがないので、こういうことをいうのはアレなんですが、410 と 310、どちらを買うかといわれたら、自分は 310 でいいです。

あ、1 円玉ですけど、φ20mm です。

今後の課題としては、デプスゲージ調整時の精度をどう高めるか、ということになるかと思います。
横刃の角度は固定なので、あとは上刃の角度についても、試していきたいと思います。

チェンソーの目立て — 310 の横刃の角度の続き

310 で目立てした横刃がバックスロープ気味に「見える」件について、少し考えてみました。

大前提となるのは、チェンソーを一般的な丸ヤスリで目立てした場合の横刃の形状がどうであるのか、という点になるわけです。

大抵の教科書には、次のようにしか書いてありません。

91 の場合、上刃の角度は 30° で、水平に、4.0mm のヤスリで研ぐ。25 の場合は、水平から 10° ヤスリを傾ける。

少し気が利いているものだと、

丸ヤスリが 1/5 くらい、トッププレートから出ている状態で目立てをする

と、追加で書いてある感じです。

後者を援用して、作図してみました。

簡単な幾何学の問題なんでしょうが、今回は Illustrator でやったので、線の角度がでますのでそれを読むと、赤線、つまり、横刃の角度は、53.13° というこになりました。

さて、310 で目立てした場合にどうなるのか、ということもちょっと大げさに作図してみました。

グラインダーですから、先端は砥石の形に依存しますが、まあ、真円であるという図になっています。

実際のところ、刃に当たる側のほうが摩耗が多いので、次第に形は崩れると思いますが、dressing brick という砥石を整形するための砥石がついていて削って形を修正しつつ使うようではあります。

砥石には回転方向を示すマークがないので、ひっくり返せばいいだけじゃないのか、まあそれでも、次第に「V」字型に近づいてくるはずなので、チェンを固定せずにスライドさせてデプスゲージ削る、そして裏表をひっくり返すを繰り返せば、また「U」字型に戻るわけで、まあ、この横着作戦がうまくいくかどうかはわかりませんけど、とりあえずやってみました。
結果については、雨と、日曜日は子供相撲大会があるので、月曜日にでも試してみようと思います。

話が脱線したので元に戻しますが、横刃に関しては、図のように完全に砥石の側面が当たっている、つまり、完全に平面になった状態で目立てしています。
無論、リンクまで削らない程度の深さですが。

理論的には、横刃の角度について、53.13° くらいのものだ、ということがわかりましたので、じゃあ、310 はどれくらいなのか、ということを調べてみました。

調べた、といっても、ダンボール片をグラインダで削っただけなんですが、それをスキャンして角度を測りました。

結論からいえば、約 60° くらいです。

以上のことから、バックスロープ気味に感じたのは、目の錯覚ではないのか、と思います。
それとも、やはり約 7° の違いが凄く大きいということなんでしょうか?

キマルや目立て職人と比べて食い込みが少ない気がするのは、今回、大きく削って、無論、デプスゲージは普通に調整したつもりなんですが、デプスが(自分の好みよりも)浅い、ということなのかなと思います。

少なくとも、角度的にはほぼ一般的だと思いますので。

310 の場合、後は調整できるの上刃の角度だけなので、30° をもっときつくする、たとえば、キマルの場合 35° に近い角度だ、ということを聞きましたし、目立て職人などの円形砥石を水平に当てるものの場合、角は、当然、直線で当てるものよりも鋭利になるわけですから、そういう部分で切れ味の差が出ているのかもしれません。

切れ味自体は、まだ Husqvarna 450 でしか試しておらず、薪製造機ではどうか、に関してはわかっていません。

特性が全く違うことから、違った印象になることも考えられますし、今回、H30 に関していえば、コマのサイズを揃えたかった、ただそれだけで、いちいちソーチェンを外さないといけないので、今後は外さずに済む目立て職人でやることのほうが多くなると思いますし、ヤードで土の上においてあるものを切るので、少々の切れ味の差よりも、目立ての時間を節約することのほうが遥かに重要です。

この間、薪製造機のチェンを新品に交換したのですが、Carlton の場合、かなりキックバックが発生すること、また、φ300mm 以上のものを切る際には、ソーダストの排出が間に合っていない感があるので、デプスに関しては浅めのほうがいいんじゃないのか、という風に感じています。

薪製造機のチェンに関していえば、ローテーションで 4 本で回しているのですが、1 本で 20t くらいは平気で切れ、30t くらい切ったら流石に粉っぽくなるかな、という感じなので、ひどいと一週間くらい目立てしないでも問題ありません。
なので、色々試して、結果が出るのはしばらく先になりそうですが、まあ、切る木はまだ山のようにあるので。

最後に書くことじゃないと思うんですが、上とか、横とか、人によって言い方がかなりまちまちですね。
今回は図があるのでいいたいことはわかると思うんですが。。。
統一とかされてないのでしょうか。

こぼれない・あふれない — NO-SPILL ガソリン缶の仕組み

NO-SPILL ガソリン缶 を購入してくださったお客さんから、自動で止まらないという問い合わせがあったので、仕組みについて説明をしたいと思います。

このビデオの中で、Jill お姉さんが説明してくれているんですが、

Look.
The vent air comes through this center straw.
When gas covers it up, it cuts off the air, so nothing can come out.
It’s simple physics and our special nozzle is patented.

ということで、ノズルの中央の筒から空気を吸って、その吸った空気の分、ガソリンが出てくる、という仕組みなっているわけです。

よってタンクにガソリンが一杯になり、ノズルの中央の筒の位置までガソリンの液面が上がってくると、それ以上空気を吸うことができず給油が停止するという、原理自体は、とてもシンプルな構造です。

出典 http://mizuiku.suntory.jp/

さかさまにしてもこぼれない水 と同じ理屈です。

もし、このオートストップが働かないなら原因は一つしかありません。
どこかから空気が入っている、ということです。

例えば、次のようなケースでは、自動停止は機能しません。

  • ノズルの取り付け自体が不確実で、タンクとノズルの間から空気入っている。
  • 先端ノズル(キャップがついている部分)の取り付けが不確実で、先端ノズルと、ノズル本体との間から空気が入っている → ノズルをぶつけたりすると、隙間ができることがあります。耐油テープでシーリングすることで修理できます。また、延長ノズルを頻繁に着脱すると、ここが緩みやすくなりますのご注意ください。
  • ノズルの破損。

オートストップで停止した後、緑のボタンをリリースしても、ノズル内部には少量のガソリンが残っています。
チェンソーなど、タンク容量が小さい場合、ノズルを深く挿入しておかないと、ノズルの内部のガソリンであふれることがありま
すので、必ずノズルはしっかりと挿入してください。
不足分は、緑のボタンで少量継ぎ足すことができますし、慣れてきたらノズルの挿入量で調整することもできます。
ただ、個人的には、ギリギリまで給油しなくても、給油作業自体、非常に簡単で、本当手間入らずなので、あふれるリスクを取ってまでギリギリに入れる必要性を感じません。

それともう一点、注意してほしいことがあります。

直射日光が当たる場所などにタンクを短時間でもおいた場合、あるいは、給油してからしばらく時間が経った場合、タンク内部の圧力が上昇しています。
この場合、給油を開始した途端に、圧力によりガソリンが噴出したり、圧力で液面が乱れるため、オートストップが働きません。

給油の前には、内部の気化したガソリンの放出を行う癖をつけてください。
当たり前ですが、この作業は大変危険です。
屋外の換気がよく、火の気のない場所で、静電気を除去するなど、細心の注意を払ってください。

なお、Hearth & Home 暖炉家 は NO-SPILL の(米国での)デイーラーなので、消耗品としてノズルも在庫しています。
また、PL 法に基づく事故が発生した場合、東京海上日動を引受会社として、最大 3 億円の保険にも加入しております。
ノズルについては、購入時期によりバリエーションがありますので、ご入用になりました際には、お問い合わせ ください。

Oregon 310-120 で目立てしたチェンの切れ味

一昨日届いて昨日早速使ってみた 目立機 Oregon 310-120 Bench Mounted Mini Saw Chain Grinder ですが、Husqvarna 450 のチェンは、コマのサイズがばらついていたので、大きく目立てしたものもあり、当初の 60% くらいのサイズになっているので、デプスゲージの調整を、コンビゲージでしました。

コンビゲージは、面倒くさいといえば、面倒くさいし、そうでもないといえば、そうでもない感じです。
正直、わざわざ砥石をもう一枚買って、整形して、デプス調整の専用砥石を作るほどのことかどうか、少々悩みます。

さて、肝心の切れ味です。
まあ、見ての通り、微妙なところですね。
切れるといえば、切れますが、チェンソーの自重だけで、刃が入っていく感じがありません。
デプスは HARD で調整したんですが、SOFT でも良かったのかと思うくらい切っている感がありません。

で、昼にご飯を食べに山から降りた時に、コンビゲージを仕舞っているケースから 21 が 2 本、1 本は結構すり減った STIHL の、薪製造機に最初についてきたチェンと、チャイニーズの激安のほぼほぼ新品のチェンがでてきました。
チャイニーズの激安がほぼほぼ新品なのはわけがあって、デュロが届いた時にすぐに試したくて、特に傷んでないチャイニーズチェンを取り外していたのです。

それで、ご飯を食べる前にその 2 本を目立てしたんですが、チャイニーズものを目立てした時に、角度が 30° でないことに気づきました。

まず、グラインダのヘッドのチルト角、これは固定ですので、考えないことにします。
次に、チェンのクランプ部、これは左右に 30° で間違いはないのです。
でも、そのクランプ部自体、垂直方向に 10° 本来は振る必要がありますが、調整できないので無視しています。
その 10° を振ってないので、ずれているものと思うのです。

3 次元だと、

\left(    \begin{array}{c}     x'\\     y'\\     z'    \end{array}    \right) = \left(    \begin{array}{ccc}     \cos\phi \cos\theta & \cos\phi \sin\theta \sin\psi - \sin\phi \cos\psi & \cos\phi \sin\theta \cos\psi + \sin\phi \sin\psi \\     \sin\phi \cos\theta & \sin\phi \sin\theta \sin\psi + \cos\phi \cos\psi & \sin\phi \sin\theta \cos\psi - \cos\phi \sin\psi \\     -\sin\theta & \cos\theta \sin\psi & \cos\theta \cos\psi    \end{array}    \right)\left(    \begin{array}{c}     x\\     y\\     z    \end{array}    \right)

なんですが、今回は 2 次元で考えればいいので、

\left(    \begin{array}{c}     x'\\     y'    \end{array}    \right) = \left(    \begin{array}{cc}     \cos\phi \cos\theta & \cos\phi \sin\theta \sin\psi - \sin\phi \cos\psi \\     \sin\phi \cos\theta & \sin\phi \sin\theta \sin\psi + \cos\phi \cos\psi    \end{array}    \right)\left(    \begin{array}{c}     x\\     y    \end{array}    \right)

で、

PHP で書いて計算したところ、30° ではなくて、30.38125514247° ということで、かなり微妙ですが、30° よりも気持ち鋭角、という程度で、誤差みたいなもんでした。

出典 http://chidaten.web.fc2.com/maki/chanesaw/kihon.htm

出典 http://chidaten.web.fc2.com/maki/chanesaw/kihon.htm

あと気になるのは、刃の形がバックスロープ気味に見えることです。

横刃目立て角の選択 でも書いたことなんですが、図を見れば一目瞭然で、丸ヤスリで目立てをすれば、円弧になりますので、基本的にヤスリの位置(高さ)を深くすると、横刃に角度をつけることができるわけです。

しかし、グライダの場合、先端は半円形になっていますが、あくまでも円盤なので、横刃の角度を変更するには、グラインダのチルト角自体を変更しなければなりません。

310 は、この角度を変更することができないので、フック気味にしたり、バックスロープ気味にしたり、ということ自体はできない、ということになりますね。

切れ味については、コツのようなものがあるのかもしれませんし、それは今後おいおい掘り下げていこうと思いますが、すくなくとも薪製造機用のチェンについては、バーに付けたままでは目立てすることができないので、必ず外すわけですが、外してあるチェンを目立てするなら、310 ではかなり楽ができるし、そこそこ切れれば、油圧でなんとか切ってくれるので、十分使い物になるかな、といったところです。

72 コマのチェンしか目立てしていませんが、今のところ、だいたい 1 本を 5 分程度で目立てできている感じです。
慣れたら、もう少し早くできると思います。