80TXL の目立てで思うこと

今日雨の予報だったので、お休みにしました。
本当は M くんが来てくれるんで、仕事をしたかったんですけど。
休みにしたら、昼からは普通に晴れてしまいました。
まあ、世の中とはそういうものでしょう。。。

SV100 が戻ってきたので、代わりに ViO30 を整備に出しました。
昨日、なんかおかしな音がするし、少量、油が漏れた形跡もあったし、それ以前に作動油も足りないし、特定自主検査の時期なのです。
いやはや、お金がどんどんかかりますね。

それで、またまた、目立ての件です。
マキタの 40V Max シリーズのチェンソーで使うチェンですが、Oregon の 80TXL というものになります。
あまり詳しいことは分かりませんけど、バッテリーチェンソー向けに開発されたものだとかなんとか。

カッター自体は、マイクロチゼルに見えます。
Oregon の 21 と同じピッチですが、ゲージが 1.1mm と薄いです。
チェン自体もピッチは同じなので、リベットの穴の間隔は同じなのでしょうが、全体的に背が低くく、カッターの幅も 95 よりもさらに、というよりも目に見えて狭く、小さいです。

あと、気付くのは、デプスが 2 枚ってことですかね。

それで、450mm バーの場合 70 コマで、72 コマじゃないのね、って書いたと思うんですが、よく考えなくても、カッターの数は通常はコマ数の半分になりますから、70 コマだと、35 枚刃ってことになるわけです。
そういうわけで写真のように、同じ向きにカッターが並ぶという不細工なことになっているようです。

まあ、当然、つなぎ目で向きが並ぶわけですが、このソーチェン、そこだけストラップの色が違いますね。
ロボットだと関係ないですけど、手動で目立てする時、最初のコマにマーキングをしないと、自分はアホなので、途中で数を忘れてしまうんですが、このように色を変えておいてくれると、そこから始めたら、間違うことはないですよね。
なかなかいいことに気づきました。

どうでもいい情報でしょうが、カッターの向き自体、ロボットはちゃんと判定していて、問題なかったです。
ただ、グラインダの位置で判別しているわけではなく、センサの前を通過した時点で判別し、送り作業をする際に並び等を覚えているようで、立ち上げた時にカッターのコマを 5 個送るんです。
なもんで、カッターが飛んでいるとか、そういうレアなケースで送りが不調だと、逆になってしまうパターンがあるかもしれません。
その時はその時で、そのコマのカッター部を完全に落としてしまえば問題ないんですが。

なんと初日、やたらソーチェンが粉っぽいし、きれないなぁ、なんて思っていたんです。
とりあえず、これはダメだから目立てするかと思ってバーやチェンを外してびっくり、オイルが一滴も出てないじゃないですか。
オイルの吐出量は 3 段階調整で、中、になっているのを確認済みなんですけど、そういえば、オイル入れた記憶がない。。。
空でした。そりゃ出ねーよ。

その 1 日を含めても、まだ、2 日しか使っていないし、目立て自体もまだ 2 回目なんですが、すごく悩んでいることがあるんです。

それは、チェンの高さ(?)というか、まあ、高さとしか表現しようがないのですが、それが 80 は 21 や 95 に対して随分と低いんですね。
丸やすりを使っている人はピンとこないと思うんですけど。

グラインダで目立てする場合の話ですが、Oregon 310 などもそうですし、TimberTuff のロボットもそうなんですが、グラインダー自体は軸があって円弧を描いて倒れてくる仕組みなんです。
ほぼ例外なく。
なので、倒せば倒すほど、砥石自体は垂直に近くなるんです。
つまり、背の低いチェンだと、誤差レベルでしょうが、上刃の角度がバックスロープ気味になるということです。
もっともうまく言えないんですけど、そもそも、グラインダのホイールって、円盤なんで、先端は丸にできても、側面は平板なんですよね。

すごくすごく古い話をほじくり返します。

この辺りでも書いたんですが、丸やすりで教科書通りの目立て、つまり、やすりの 1/5 程度が上に出ている状態で水平に押して目立てをする、ということを実施すると、上刃の角度ですが 53.13° くらいになるようなのです。
310 の場合、実測してみたら 60° 位なんだけど、ってことです。
まあ、7° 程なんですけど、これがずっと気になっている、というのが 1 点。
そして、今回のグラインダの傾斜がほんの数ミリですが深くなることによるさらなる角度の増加、です。
要するにますますバックスロープ気味になるんだけど、すくなくとも 310 やロボットでは調整不能という点です。
多分、気にしすぎなんだろうなとは思うのですが、どのみち調整できないので、どうしようもないことではあるんです。

それともうひとつ、実にセコイことなんですが、φ4mm の砥石で、1/5 上に出すということは、4mm の 4/5 ですから 3.2mm ほど横刃を目立てする、ってことなんだろうと思うんですけど、これってどこまで目立てせずに済むのかな、と思うのです。
そもそも、横刃は必要なんでついているんでしょうけど、3.2mm もいるのか、ということです。

というのも、80 は 21 や 95 よりもチェンの高さが低いのですから、カッターの上刃からきっちり 3.2mm 下がったところまで目立てをしようとすると、グラインダの振り下げ幅を 21 や 95 と共用できないだろう、というのが今の結論です。
そうなると、いちいち調整しないといけません。
面倒くさい。。。
それと、21 などだと顕著なんですが、310 ならまだ手動だからいいんですが、ロボットの場合、カッターが熱を帯びても知らんぷりでゴリゴリ削るんですが、下げる量を増やすと必然的に平面部分が上刃にあたりそこで削る形になります。
それはとても望ましくない状態で、砥石自体の厚みが減りますし、横刃と両方同時にガリガリやるのでメッキが変色するほど熱を持つので、なまくらになっているのでは、と思うわけです。
なので、極力横刃の切削量を減らしたいわけです。
そうしないと、砂等を噛んで上刃をある程度削って傷を消したい場合など、何回もに分けて目立てをしないといけません。
そこんところ、自動ならいいんですけど、セッティングはネジで、手動なのです。

これをいっては身もふたもないんですが、自称、違いがわからない男、ですし、じゃあ、手で目立てするのか、と言われたら NO なので、騙し騙し、いいところのセッティングを出していくしかないですね。

それで 40V Max ですが、現実問題使えるのかというと、正直にいって、使えなくはない、という評価です。
やはり、切断速度が遅いです。
特に又(Y の字)になっていたり、枝が出ていた(トの字)ところなどの形を整える作業ですが、縦挽きに近い状態になると相当しんどいです。
当然にバッテリーもガンガン減ります。
それでも、エンジンの始動作業をはしょれたり、アイドリングもありませんし、混合ガソリンを買いに行く手間と費用が要りません。
振動や騒音も軽減されているので、φ250mm くらいまでなら、そういうメリットが速度の遅さに勝る感じです。
うちは、大体それくらいの物が多いので、ちょうどイライラする太さなんですよね。
バッテリーも 2 本だとやりくりできませんでしたので、当面は、450 と併用していこうと思います。

ただまあ、今は真っ直ぐなものでも 2m 以下になるように造材しています。
これは、人力だと 4m とかだと重すぎる、ということがあるのですが、Alibaba で発注しておいたログテーブルがついに出荷されることになり、原木を油圧で素性の良いものは、3m, 4m と入ってきた長さで流せるようになります。
そうなると、チェンソーでの作業が減るので、2 本でもなんとかなるかなとも思うのですが。

一応、ブッキング情報はもらって、3/23 に出荷、3/24 に港に着いて、ETD 3/26 とのことで、B/L の番号も出てました。
あとは、ETA がいつになるかですけど、混載(LCL)になるので、前回の FCL に比べると、積み替え等があれば時間がかかるかもと思います。

マキタ 40V Max シリーズ 充電式チェンソーの 80TXL の目立て

マキタの 40V Max シリーズの充電式チェンソーを買ったわけですが、実はまだ一度も使っていません。
とりあえず、替え刃も 1 本、1,000 円にサービスしてもらって持っているのですが、遅かれ早かれ問題になるのが目立てです。
80TXL というソーチェンを使うのですが、今まで聞いたことがないので、ちょっと調べてみました。

マキタとハスクで悩んで、買ったのはマキタだったわけですが、ハスクの方, Husqvarna 540i XP のソーチェンの型番は、SP21G です。

どちらも、0.325″, 1.1mm という部分は同じです。
カッターの形状の差などはよくわかっていませんが、少なくともピッチもゲージも同じなので、互換性はあると思います。

ピッチ 0.325″ という意味では、製造機の標準であるところの STIHL 25RM(25RS)は、Oregon でいうところの 21BPX(21LPX), Husqvarna でいうところの H25 になるわけですが、これはゲージが 1.5mm(0.058″)です。
また、メインで使っている Husqvarna 450 は Husqvarna H30 が標準で、ピクセルと呼ばれていますが、カッターのサイズが小さく、ゲージも 1.3mm(0.050″)です。Oregon だと 95VPX(95TXL)ですね。
現実問題、製造機に間違えて H30 をつけても普通に切れます。

それで問題はマキタに H30 を付けたら付くのか、切れるのか、あるいは逆に、450 に 80TXL をつけたらどうなるのか、ということです。

たまたま製造機と 450 はコマ数が同じで 72 コマです。
マキタは 80TXL-70E ってことになっているので、数えてはいないんですが、70 コマではないかと思うんですよね。
もしそうなら 2 コマ少ないので 450 にはつかないのかなと思うんです。

なんでこんなことを気にするのかというと、目立てを基本ロボットで行っているのですが、80TXL はピッチは同じなのですが、カッターのサイズが明らかに小さく、ヤスリサイズも異なるんじゃないかと思うのです。
カッター形状もそこまでよく見てないのでわかりませんが。
まあ、一度ロボットに突っ込んでみればわかることではあるですけどね。

しかし、ヤスリサイズであるとか、マキタの説明書には一切記述がなかったと思うのは気のせいでしょうか?
付属品には、丸ヤスリ4 とあるので、4mm ではないかと推測しているんですけど。

仮に Oregon 310 を使って目立てするとなると、あれはあれで、グラインダの厚みが 2 種類しかなくて、もともと .035 は 3.2mm ってことになっているんで、製造機や 450 と共用できるんではないかなとは思うんですが、これもやってみないとなんともいえません。
でもまあ、今までの経験からして、正直、グラインダの厚みはあまり気にならないんですよね。
だから、多分、問題ないのではと思います。
目立てというのは、目立て道というか、極めようとする人にとってはどこまで行っても修練の世界でしょうけど、ごめんなさい、自分はある程度切れたらそれでいいので、その程度の低い次元での問題ない、という発言です。

いずれにせよ、丸ヤスリを使って目立てする可能性は皆無で、あるとすれば、デプスの調整が面倒くさいので、極を買ったらどうかと思っているんですが、説明動画を見ただけて、こんな面倒くさすぎることはできないと思うので、素直に 310 をもう一台買って、デプス調整専用機にしたらいいんでないかと思うわけです。

今ある 310 をデプス調整機に回して、420 あたりを買ったら、ダイヤモンドとかのホイールが使えるようになるというメリットもあるんですが、正直、310 で困ってないので、倍以上も出す必要性を感じないんです。

310 と 420 の違いですが、10° 傾けて研ぐことができるかどうか、というのが最も大きな違いで、次に 420 は、上位の 500 番代以上のモデルと砥石が共通ですが、 310 は砥石が小さく互換性がないです。
砥石が小さいので、頻繁に交換しないといけないのかと思いきや、未だかつて 1 回も砥石は交換していません。
まあ、自分がケチだから、ドレッサーで砥石を整形したりしないし、ソーチェンも極力減らないように目立てするからかもしれませんが、それにしても、一応薪屋で、それなりに目立てはしているわけですから、薪ストーブユーザさんで自家使用分だけなら、310 で 10 年くらいはいけるんじゃないかと思います。

第一、310 自体、予備機で 25AP とか、大きくカッターが損傷してしまったものの修正に使う程度で、あとはロボットがほとんどやるし、デプス自体もロボットでできないわけではないけど、調整が面倒臭すぎるのでやってないだけなのです。
正直、デプスは調整がシビアなのと、毎回やる必要はないので、ロボットよりも 310 でちゃちゃっと目で見て調整した方が早い気がするんですよね。
ロボットでもデプス調整用の砥石に交換して、セッティングを変更すればできなくはないんですが、その間に終わると思うのです。

構造的には、極のような形状の砥石のロボットが出れば、それはそれで良いのかなと思うのですが、カッターが飛んでしまったようなものも、大雑把な今のロボットだと目立てできるんですが、あまりに精密になると、そういうものは目立てできなくなるのではないかと思います。

あと、話がすごく飛ぶんですが、カッターの形状ですが、実は角刃(チゼル)って使ったことがないのです。
これはもう、切れ味が持続しないのが嫌だから、という一点に尽きるのですが、マイクロチゼルに比べて、どの程度カットスピードが向上するのか、という部分が実に気になり始めました。

目立て自体はロボットが行うので、セットするだけの時間ですから、1 分もかからないため、これは無視できる範囲なんですが、要するに、切断速度の向上と、チェン交換作業によるダウンタイムとのトレードだと思うのです。

切断速度の向上による短縮時間 > チェン交換作業のダウンタイム

であれば、チゼルカッターの方が経済的、ということになります。
そうでなければ、マイクロチゼルのままで良いということになります。

ソーチェンも、今まで、25RM に始まり、Duro だの、チャイニーズ品だの、1 本 $9 の Carlton に一旦落ち着いたんですが、21BPX にして、5 號的には、21BPX の方が圧倒的に切れる、というので、多分、メッキ層の改良があって、キレの持ちがいいんだと思うんです。
1 本 2,000 円程度と倍するんですが、1,000 円というのは、人件費と燃料費を考慮すれば、30 分以内の経費ですから、当人がそういう感覚ならば、Carlton よりも Orgon を使った方がいいんじゃあるまいかと思っていて、まあ、STIHL は商売方法が受け入れられないので買うことはありませんから、当面は Oregon かなと思うのです。
まあ、いくらもするものでもないし、チゼルカッターの 21LGX も近いうちに試してみようと思います。

Brave(ブレイブ)往復型薪割り機を組み立てました

今日は M くんが手伝いに来てくれたので、Amazon への納品作業をしました。
その合間に、Brave(ブレイブ)往復型薪割り機を組み立てました。
PCLS2016GC です。

PCLS2016GC は、うちでは 1 台のみの入荷で、このタイプの薪割り機は製造が終わって、後にも先にもこれ一台だけです。
とはいえ、PCLS2013GC とほぼ同じです。

違いとしては、PCLS2013GC でも一部バージョンでは、ストレーナ側の 3/4″ hosebarb が金属製なのですが、PCLS2016GC は、リターン側も含めて金属に変更されています。
それ以外の違いとしては、ブリーザーキャップが変更になっています。
ポンプマウントブラケットも樹脂ではなく、アルミダイキャストですが、これは PCLS2013GC でもバラバラなので、かなり適当な感じですね。

今回は、いつもお世話になっている M さんからの注文なので、オイルフィルターをサービスで取り付けておきました。
少しでも安心して使ってもらえるんじゃないかと思います。

重量物なので、所々塗装が傷んだり、輸送途中でダンボールのカスがついているので、ワックスシートで磨いておきました。

それと、洗った干しておいたソーチェンですが、耐油の紙袋に詰めて、中身がわかるようにして、針なしホチキスで留めて整理しました。
K1 は 21, K2 は 95 の互換品です。
デプスの調整が製造機はシビアだったり、刃の角度も新品は 35° くらいで製造機と相性が悪いので、その辺の調整具合も必要があれば紙袋に書いておきます。
古新聞にいちいち包むよりも綺麗で楽でいいです。

明日、配達に向かいます。
ボチボチ頑張ります。

久しぶりに街に出かけました

あまり曜日が関係あるような仕事ではないんですが。。。
一応、世間様は日曜日ということで、いまいちやる気が出ないのです。

ボチボチ、検品・納品作業をしています。
久しぶりに X25 の不良品を発掘です。

そういえば、お客様から、このオレンジの部分の素材は何かと質問をいただいて、仕入れ元を経由してメーカーに問い合わせているんですが、まだ返事をもらっていません。
この件を含めて、再度問い合わせをしてみないとです。

雑貨屋さんの作業を少し早めに切り上げて、街に出かけました。
たまには家族サービスをしないといけません。

毎度、代わり映えしませんが、四川飯店です。
毎度ですが、写真を撮る前に麻婆豆腐を食べてしまいました。
そして、毎度毎度ですが、大変おいしくいただきました。

5 号の服も買いました。
この前、スーツは持ってなかったので仕立てたんですけど、シャツを買っていなかったので。
まともな靴もないんだけど。。。
それと、夏服や、喪服も持ってないので、これらもそのうちですね。
結構かかりそうです。。。

デパ地下にもよって、ご飯も買って帰りました。
たまにはちょっと贅沢です。

で、いきなり貧乏くさいことをいうんですが、今の日本の平均所得(手取り)は 22 万なんだそうです。
ガソリンの値段も、どんどん上がっていますが、今日も、4/3 から複数のお店で値上がりするということで、早めに買ってくださいね、というセールスがあったわけです。
タイヤマンさんからも、4 月から値上がりします、ということは伝えられていて、トレーラのタイヤは今月中にと思っているんですよね。
それと、為替を見てびっくり、USDJPY ですが、120 円目前です。CADJPY も 92 円です。
ウクライナの件もあって、小麦などの値上がりも必至ですし、その上、為替もそういう状態です。
原油高=輸送コストも、もともと高騰しているところですが、BAF も Low Sulfur Surcharge もありますし、ますます上がることでしょうから、日本での輸入商品の価格等ものが値下がりする様子が全く見当たりません。

戦争中ですから、平時と比べても仕方がないと言われたらそれまでですが、シナウイルスによる活動の自粛等で経済はもともと疲弊しているし、一番気になるのは、物価が上がることにより、消費活動が抑制されて、そのことにより経済がさらに停滞、給料もでなくなるという負のスパイラルです。

流石に食料品等は消費しないわけにもいかないのでしょうが、冗談抜きで、自分なんかも空き地に芋でも植えて食料価格の高騰に備えようか、春だしジャガイモとかいいんじゃないか、なんて思うくらいですし。

お店の方も、更なる値上げをしないといけないかもしれません。
価格競争もあるし、ホイホイ値上げできないわけです。

例えば LODGE の LDP3 とか、米国での調達価格が $35 くらいに上がっているものの、Amazon での上限価格は 7,000 円ほどに制限されていて、現実問題、Amazon での販売経費が 30%, それに消費税が 10% なので、手取りは 4,200 円なんですね。4,200 円で仕入れが $35 ですから、為替レートで言えば、120 円です。
つまり、輸入して、国内で検品等を行い、Amazon に 120 円のレートで納品しないといけません。
しかし、仕入れのために国際送金する際に 3.5% 程度の経費がかかるので、それだけで赤字になります。
国際輸送のコストは価格の 30% 程度、経験上かかります。
要するに在庫が切れると、次の仕入れはもうないよ、という商品になります。

L8SK3 なんかも同じで、現状 $20 で仕入れるものを 3,500 円くらいで販売しています。
こちらは LDP3 よりも嵩張るし、破損(割れる)の事故もかなり出るものなので、全く採算が取れません。
LODGE 製品は、Wildlife Series とか、競合の少ないものだけが辛うじて残せる気がします。

魅力的な商品なんですけど、流石に損をして扱い続けることはできません。
そろそろ夏の商材の確保に動かないといけないんですが、LODGE 製品がないとなると、今年の夏は閑古鳥確定でしょうかね。
なんとも。。。

ヤニクリーンの件です。届いたので、早速試してみました。

表に転がっていた桶にチェンを突っ込んで吹きかけました。
泡で出てきて、うまいこと覆っている感じです。
裏返すのが面倒くさかったし、適当なブラシもなかったので、単に吹きかけただけです。
出かける前に吹きかけて戻ってきて水洗いしました。

それなりに綺麗になっています。
クラッチカバーなんかは、すっかり綺麗になりました。
干して、アイアンカードはしておきましたが、ヤニが落ちた分、切れ味が良くなるのかは全く謎ですね。
多分、特に変化はないと思いますが、気分の問題でしょう。

結構高いものなので、正直、ソーチェンに使うのは勿体無いかなとも思うところです。
チェンソー本体は、ほぼ吹きかけてちょっとブラシで擦って、あとは水洗いするだけなので、たまに洗うには、手間要らずでいいと思います。
毎日、戻ったらブラシで擦ったり、ダスターで吹いて整備している人は不要かもしれないんですが、自分のように滅多に掃除しないタイプだと、がっつりオイルでこびりついている部分があるわけですが、そういう部分も、ほんと、吹き替えて帆血するだけであらかたベタつきもなく綺麗に落ちてくれるので本当に楽でした。

TP-LINK の Omada Hardware Controller と、屋外用に AC1200 を買いました。
神社ですが、狭いようで意外と広く、Deco のメッシュだと安定しないことがあるのです。

Ethernet Back Haul というようなんですが、二つの Deco 同士を繋ぐと安定するするのですが、自宅は母屋と丸太小屋は有線で接続しています。
Deco の世代自体も新しいってのもあると思うんですが、ガラスが金属蒸着してあるのと丸太が分厚いので、むせんだとうまくリピートできなかったのです。

お宮の場合も社務所には金属の雨戸があり、基本閉めているため、安定しないのではないかと思うのですが、有線での接続は難しく、PLC も建物が別、電気の契約も別のため、使えません。

そこで、屋外アンテナ EAP225-Outdoor を試してみようと思ったわけです。

で、ですよ。EAP225-Outdoor を開けてびっくり。
技適マークはついているんですが、その下に、

この製品は屋内においてのみ使用可能です

とか書いてあるんですが、Outdoor とは?

そもそも屋外で利用不可なのは 5GHz 帯で衛星通信に影響を及ぼす懸念がある、ということが原因のようです。
愛媛は関係ないと思うんだけど。。。
まあ、法は法なので、この理屈によると、要するに 5GHz 帯を屋外で使うなとうことのようですね。
条件付きで使う場合にしても、免許が必要で、登録して、登録費用と年間の費用を支払う必要がありますから、余程のことがない限り合理的な選択肢とはなり得ませんね。

一番楽なのは、5GHz を使わなければいいだけのことなんでしょうし、防犯カメラ類は 2.4GHz なので、それはそれで問題ないようにも思います。

EAP225-Outdoor ですが、購入したきっかけ自体、すごく安くなっていて、新型が出る直前のようですし、そういう意味では、速度は元からあまり重視していないわけです。

まあ、まずは試してみようと思います。

マキタの 40V バッテリーチェンソーを注文しました

昨日試用したマキタのバッテリーチェンソーですが、結局注文しました。
ただし、バッテリーは 40V, 5.0Ah が 2 本、充電器 2 本同時タイプとのセットで、3 本目は買いませんでした。
この際 4 本でもいいなと思ったんですが、セット用のパワーソースパックという上述のセット商品は、本体 1 つにつき、1 セットということで、2 セット目は割引購入できなかった点と、電池を単体で買うと部品扱いになり極めて割高だったためです。

40V シリーズに手を出してしまったので、そのうちにまた何か買うと思うので、そのタイミングでバッテリーは追加しようと思いますし、電池は消耗品と言えなくもないので、セットバラシ品をヤフオクで買ってもいいんじゃないかと思います。

最後のダメ押しで、80TXL の替えのチェンを 1,000 円で追加してもらって、キリのいい数字になりました。
今回は後のことがあるので、リアル店舗というか、普通に重機屋さんなので、ハッキリいって安くはないと思います。
でもまあ、試用させてもらったり、今後の付き合いもあるので。
納期はひと月くらいはかかるようです。

やはり、騒音や振動が軽減されるのは、大きなメリットですね。
正直、バッテリーのコストが高く、たちまち回収ということは難しいのですが、何年かすると元が取れるんじゃないかなと思いますし、その頃にはまた状況が変わっていて、また買い直すようなことになるのかもしれませんが、仮にそうであっても、自分や周りの作業者に対して、騒音等の軽減は大きなメリットがあると思いました。

あとは充電環境の整備も必要かなと思います。
バッテリーは 36V x 5.0Ah = 180Wh で 2 本だと、360Wh ってことになります。
そうそう、40V といっているけど、36V なんですよね、実際は。

商用電源を引くというのも実に間抜けな話であって、充電器が 18V のようにシガー電源から可能であれば、車のバッテリーやソーラーで充電できるというものですが、それはないということ、あと、インバーターの発電機でないと壊れるということで、当面は電源のあるところに行くことになると思います、第 1 ヤードの場合、電気を引くしかないのかなと思うところです。

Jackery の 708 なら、4 本分弱の容量があって、マキタのバッテリー 2 本で 1 時間なので、708 と合わせて、3 時間分の電源容量、ということになります。
ただ、これ以上の容量にすると大きくて運ぶのが億劫になると思うんです。
容量から考えると、Amazon だと 20% バックがあるので、マキタのバッテリー単価の半分以下です。
ただ、どのみち山ではポータブル電源自体は充電できないので、毎度持って帰って、家で充電する必要が出てしまいます。
だとすると、普通に電気を引いた方がいいように思うわけです。
太陽電池を使ったりも考えたんですが、たちまち第 1 ヤードを整備できるわけでもなく、おいおい考えていこうと思います。

今日は予定では薪割り機を組み立てるつもりだったんですが。。。

少し前に井戸水用のフィルタを取り付けたので、ちゃんと役に立っているのか調べてもらおうと思いまして、愛媛県立衛生環境研究所 に水質の検査をしてもらおうと思って連絡を取ったんですが、タイミングが悪くて、移転作業中で水質検査が当面できないそうで、代わりに、愛媛県総合保健協会 を紹介されました。
それで、採水するための容器等をまずは受け取りに行きました。

そのあと、タカラショールームにトイレのリフォームの相談に行きました。
ホーロークリーントイレパネル を貼ろうと思ったのです。

パネルは壁も床もストーンホワイトというものにしました。
あと、手洗いも取り付けることにしましたが、カウンターは結構高かったのでなしです。
下の物入れには、塩素などの洗剤を入れたいと思います。
トイレにおニャー様が入ってくるんですが、洗剤にいたずらして万一のことがあったらいけないので、ガードしておこうと思います。
あと、もう歳なので、手すりも取り付けようと思います。

それはそうと、結構費用がかかるんですが、バリアフリー改修をするわけで、補助金が出ないのかなと思いました。
が、終わってます ね。。。

外壁の塗装も対象のようですから、そろそろログは再塗装が必要なので、忘れないうちに来年度の事業計画について、役所にチラッと聞いてみようと思います。

ホーローは本当にいいですよ。
うちはお風呂も炊事場もホーローです。
タカラの商品は、とてもとても気にっています。

あと、早めに搬入確認が取れるようになったので、申告も行ってきました。
これは無事に 15 時くらいに許可になったんですけど、運賃の支払いを忘れていて、お昼に済ませたんですが、D/O が間に合わなかったので、引き取りは明日にずれ込みました。

明日には、アメリカからの荷物も搬入されていると思うので、内容点検を行なって、食品の届けを出したいと思います。
時間に余裕があれば、薪割り機も組み立てたいと思います。
ボチボチ頑張ります。

マキタの 40V バッテリーチェンソーを借りました

この間、使ってみてから考える といったマキタの 40V バッテリーチェンソーの件です。

まあ、この辺りの動画を見るにはみたんですけど、やはり自分のケースではどうなのか、というのは試してから判断した方がいいんじゃないかと思いまして。
実演機を借りることができましたので、早速試してみました。

結論からいえば、実用レベルに到達していた、です。

バッテリは 5.0Ah なので、かなりでっかいです。

テストに使ったのは、ナラ(コナラ)で、大体 φ150 — 300mm 程度のものです。

本来は玉切りは薪製造機で行うので、現実には 33cm の倍数で、製造機で処理しやすいように、切断します。
3m の原木の場合、1 本に対して、大体 1 — 3 カットくらいです。
枝になっていた跡などは、薪の形が悪くて薪棚に積んだりできないと商品にならないため、円柱状に整形しないといけません。縦挽きに近いカットを行うので、結構負荷が大きいと思いますが、今日は、単に玉切りを行いました。

最初に太めのものをカットしまして、末口で φ250mm 前後、元口 300mm くらいかなというものです。
今入荷している原木は 3m 前後なので、33cm の場合 1 本で 10 回くらい玉切りをする形となります。
太めといっても製造機に入るサイズなのですが、15 カットほどでバッテリがなくなりました。
1.5 本、といったところですね。

バッテリ 2 本目は、残りの 0.5 本、これは φ200mm くらいの処理しやすいサイズと、3 本目は φ150mm くらいの榾木に使えそうな細いもの、4 本目は末口は φ150mm を切る程度、元口は 230mm くらいでしょうか。
4 本目はあと 1 カットというところで止まってしまい、一旦切って再度電源を入れてみたんですが、復活はしなかった感じです。

平均すると、バッテリ 1 本で 20 カット程度、ということになります。
そして、薪製造機と併用する場合だと、概ね 10 本程度の原木を処理できる容量かなと思いました。
まあ、今は生で柔らかいので、今後、乾燥が進んで硬くなるとまた違ったことになるかもしれません。
そして、10 本の原木はというと、大体 1t くらいかなと思います。
1 時間に 2t くらいは薪割りをするので、満充電のバッテリ 2 本/時、ということになりますね。

戻ってからバッテリの充電時間を測ってみたのですが、80% 程度の充電に 30 分ほどかかりました。
バッテリの状態にもよると思いますし、今は新品に近い実演機なので、最高の状態といえます。
そこから逆算すると、バッテリ 2 本だと充電待ちが発生する可能性が濃厚です。
また、同時に 2 本充電できないと辛いと思いました。
ストレスなく使おうと思うと、4 本くらい同時に充電できる環境が必要に思います。

それと、切れ味とか、使いごこちについてです。

チェンについては、80TXL の方です。
18″ バー(450mm)のものを貸してもらったのですが、このモデルは 80TXL しかないということでした。
25AP に対して、カッターの耐久性が良い、というようなことをマキタの営業さんはいってました。
まだ、それほど切ってないので、耐久性だとか、その辺は分かりません。
チェン自体はオレゴンの刻印がありました。
コマはかなり幅が狭いです。
別に幅が広ければいいというものではないし、むしろそれで切れるのなら、ダストの量が減る(=歩留まりが上がる)点もメリットかと思います。
ただ、サイズが違うので、目立てのロボットは設定が共用できないため、事実上使えません。
よって、今まで通り 310 で目立てをするか、目立てロボットをもう 1 台用意するか、ということになります。

心配した力不足については、正直、不満に思うことはありませんでした。
確かに、もう少しパワフルだといいなとは思いますが、必要十分でした。

リコイルを引っ張る必要もない、給油する必要もない(電池は交換する必要がありますけど)、静かだし、臭くないし、振動も大幅に軽減されているのは、特筆すべきメリットだと思います。
住宅地でも、周りに配慮すれば、十分使えると感じました。

問題は、イニシャルコストですね。

今日は、午前中は、輸入の書類作り等をしました。

いつものことではあるんですが、おニャー様等のかまって攻撃が激しくて、作業時間よりも、お世話時間の方が長いような。。。

とりあえず、カナダからの貨物の件は、一式処理したところです。
今日のうちに申告だけ済ませたかったんですが、搬入自体は明日になる見込みで、コンテナ本数が多く、いつ確認が取れるかはまだわからないということでした。
カナダ側での輸出の処理、それに伴う精算の処理で、昨日は寝たのが 4 時くらいになったんですが、朝 7 時過ぎに電話があって起きてしまって、ちょっとぼーっとしてやったので、計算については後で 5 号に突き合わせをしてもらおうと思います。

それと乾燥機の件ですが、他に調達する方法はないのかと思って、いくらか当たってみました。

まず、TAIYO というところに、同等(と思われる)ソレノイドバルブがありました。
ただ、これ、サブプレートが必要にあるタイプですし、納期表示がひと月以上で、その時点でアウトです。

次に Parker の日本法人に問い合わせをしました。
日本国内には在庫を持っていませんで終了です。
せっかく電話をしたので Cavity の互換性のことを聞くと、基本的には互換性はある、というような口ぶりでした。
ただまあ、在庫がないので、細かく聞いても仕方がないというのが実際のところです。

詰んだ感じはするのですが、ジャンク屋さんのことを思い出して、念のために確認するも、こっちもお手上げです、ということで敢えなく終了です。

そんなわけで、昼過ぎに、できるところまで電気関連の作業をしておこうと思って、工具一式を積んで、お昼は 5 号のリクエストでモスになったんですが、食べているところに「デモ機がきますよ〜」と呼び出されて、借りに行って、早速試した、というふうに続いたわけです。

というわけで、今日はかなり忙しかったんですが、結果としては、乾燥機については、何も進展なし、です。

明日はいつになったら確認が取れるようになるかわからないのですが、15 時くらいまでに取れたなら、申告だけはしに行きたいと思います。

来週には、SV100 の契約をしに行かないといけなくて、そのタイミングで薪割り機の配達をします。
できれば、TrueNorth TN20 も配達したいんです。
まあ、相手のあることですし、日本海側なので、四駆の軽トラでないと怖いので、積み下ろしの問題もあります。
それまでに引き取れるかということもありますし。
まだ、薪割り機について組み立てをしていないので、明日はまずは組み立てを済ませたいと思います。

ボチボチ頑張ります。