Portable Capstan Winch の紹介ビデオ発見

Portable Winch 社の Portable Capstan Winch の紹介ビデオを発見しました。
結構、たくさんアップされています。

また、どちらがいいのかわからなくなってきましたね。

PCW-3000 は hunter 用、といっていますし、forester は PCW-5000 がオススメみたいな感じのことをいっているんですが、理由は、力があるだけではなく、引っ張る速度、また、capstan = ロープを巻きつけるドラムを交換できる(大きな capstan を使うことで、牽引力が落ちる代わりにさらに速くなる)ということ、後、保証が PCW-3000 は 1 年、PCW-5000 は 5 年、これが大きな差のようです。

ますます微妙。

Forestry Suppliers 社のカタログを見ているんですが、基本的なオプションとして、skidding cone など以外にも、繊維ロープ、また、繊維ロープ関連の商品、例えば、滑車であるとか、ロープをしまうためのバッグ、ロープを投げるためのおもり、使い方が今一つよくわかってないんですが、下降器のようなものなど、いろいろ揃っているようです。

この前書いた、BJCW の意味がわからない、という件ですが、BJCW = ベルク・ジャパン・カンパニー・ウインチ、ということのようです。

特殊伐採の際に、枝をおろしたりすることができるウインチのようです。

とりあえず、(内容は別として)絶対的な金額がお高いので、特殊伐採でも商売でやらないととてもペイしないと思いますし、こういうウインチが必要なるレベルのものに手を出せる技術力はないので、当面は、必要なさそうでした。

牽引力 vs 機動力

PCW-5000 と PCW-3000 の続きです。

PCW-3000 の説明に all position という事があったので、ホンダのサイトで確認してみました。

確かに、GX35 は

・Honda独自のロータリー・スリンガー・ポンピング潤滑システムの採用により、全方位360°の角度において連続運転が可能。

という記述がありますので、エンジンを水平に保つ必要がありません。

しかし、GXH50 の方は、潤滑方式が「強制飛沫式」となっており、GX35 の「ポンピング噴霧式」とは異なっています。

念のため、ホンダのお客様相談室に電話をして確認してみましたが、GXH50 は水平に保つ必要がある、ということでした。

重量も PCW-3000 は 10kg を切っている上、水平に保つ必要が無いのであれば、そのための架台的なものも不要になりますから、機動力が圧倒的に優れていることになりますね。

肝心の価格ですが、カナダ国内で調べてみたら、米国よりも高くて $1,650 でした。
約 1 割高いですね。。。

$1,650 x 90 円 = 148,500 円、輸入の経費+消費税等で、概ね商品価格の 30% くらいは軽くかかるので、このウインチは、単純計算だと、20 万くらいの品物になりそうです。
厳密に計算すると、もう少し高くなるかもしれません。

後、ロープと、コーンは最低必要かなというところです。

なかなかしんどい金額ですね。

届く頃には夏なので、秋の仕入れのタイミングで手配するのが良さそうです。

あと、PCW-3000 を調べていて、福助さんという方のブログ に出会いました。

特殊伐採などをされている造園屋さんのようですが、BCJW とか、よくわからない単語が出てきているし、わざわざ英単語で書いてあるので、arborist の用語なのだと思うのですが、辞書を引いても載っていない語もあるので、よく調べてみたいと思います。

境内は重機が入らないところも少なくないので、そういう技術の知識はあっても無駄になるものではないと思います。
まあ、アースノイドなので、地球の重力から解き放たれていませんので、枝に乗ったら折れそうで、自分で伐採するのは無理なような気がしないでもないのですが。