崩れない薪の積み方?テールアルメと薪棚

ふとした思いつきですが、最近、すぐに忘れるので、メモっておこうと思います。

薪ストーブのブログランキングを見ていて、薪が崩れかけた方のエントリーを見ました。
http://blogs.yahoo.co.jp/hima_88/12322671.html

うちは、薪は積みませんから、そもそも崩れることはないのですが、薪を積む場合には、乾燥収縮による傾き、その進行に伴う崩落という現象は、日常茶飯事のようで、手間がかかる薪の積みなおしなりが必要になり、なかなか大変なように思います。

もっと簡単に、なんとかできないんでしょうか?
そう考えているうちに、ちょっと思いついたことがあります。

zoom02ヒントを得たのは、表題のテールアルメなんですが、知ってますよね、テールアルメ。よく見かけますから。名前は知らなくても、写真を見たら、あ、あれかと思うはず。

垂直に高く立ち上がっている擁壁なんですが、構造としては、スキンと呼ばれる十字型をした擁壁パネルと、そのパネルを裏で引っ張るストリップで構成されいます。物凄くシンプルで、よくそんなんで保つな、と思えるのですが、そこにはちゃんと科学があるようです。

で、この科学の理屈の説明のサイトがあるんですが、ここで見た絵が、崩れている細めの枝を積み上げた写真とダブって見えちゃったわけです。

https://www.hokyodo.jp/1_morido/a_ta/01_summary/01_summary.html

terrearmeeテールアルメ自体の理屈はリンク先に詳しいので、端折るとしますが、要するに、ただ単に薪を積むんじゃなくて、薪を砂粒とすれば、テールアルメでいうところの松葉、つまり、細い紐状のものを間に挟んで積み上げれば、崩れにくくなるんじゃないのか、更にその紐の端に枝でも括りつけておけば、より安定するんじゃないか、と思ったりしました。

すくなくとも、土木では上手くいっているようですが、薪積みにもこの理屈は通用するのでしょうか?

薪の配送の効率化

薪のコストの大部分は実際のところ、薪を移動することで発生していると考えています。
なので、この部分を合理化したいと、いつも考えています。

薪の配達を経験して」というエントリーである程度感じたことを書きましたが、これは現在の話であって、それに満足しているわけでも、ベストだと思っているわけではありません。
川原さんには、効率的、と評価を頂いたのですが、個人的には、正直、不満だらけ。
実際に、こちらでは全て重機で作業をしているため、荷降ろしの際に、手間が無駄に思えるのです。
そういう作業は全て、コストとなって、お客様に跳ね返ってしまいます。
一番高いのは、人件費なのですから。

ただ、川原さんにお話を伺うと、そもそも、4t 車が入っていけるようなお客さん自体が少なく、まして、ユニックで吊って降ろせるケースは極めて稀、ということで、この部分をどう解決していくか、が課題だと思います。
川原さんのところも、架空線があって、ブームを伸ばすと危ない状態でした。

それで考えたのは、フォークリフト自体を持って行ってはどうか、ということです。
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【広告】今年の冬のストーブ注文、そろそろ締め切ります!

雑貨屋 Hearth & Home では、薪ストーブの販売(輸入代行)をはじめました。
といっても、まだ、注文はないんですけど。

ただの輸入代行ではなく、当方の雑貨の輸入に相乗りすることで、ディーラーとしてある程度の金額や商品点数をコミットしていますから、個人輸入するよりも、ストーブ単価も、運賃も割安になる可能性が高いと思います。

受注発注のため当方はリスクがないため、ほとんどマージンを取っていません。
(一割もマージンはありませんので、現状は、正直ボランティアだと思います)

力を入れようと思っている機種は、JØTUL の F45 と F400 ですが、その他のメーカーも取り扱うことができます。
ただし、メーカーによっては、内外の価格差にかなりの差があり、半額程度の JØTUL などと比べると、Vermont Castings 社、Hearth Stone 社などは、北米での価格が国内の 2/3 程度と割高ですから、木材利用ポイントであるとか、運賃であるとかを考慮すると、あまり差がないモデルもあります。
木材利用ポイントというは、今月末で終了のようです。

薪ストーブには、当然煙突も必要ですが、重松も使っている EXCEL 煙突も一緒に輸入することができます。
性能と価格のバランスに優れた煙突で、構成にもよりますが、概ね 15〜20 万円程度となります。(もちろん、長くなれば、比例してコストが上がります)
JØTUL の場合、シンプルな間取りの場合、国内正規品のストーブ単体の価格で、ストーブと煙突まで一式揃うことになるでしょう。

煙突については、屋根を抜くか、壁を抜くかしなければならず、かなりの DIY スキルや、それなりの工具類が必要です。
ですから、こちらが大丈夫と判断できない方には、最悪でも川原さんのコンサルを、できればハーフビルド以上のプランを選択していただきたいと思っています。各種サービスメニューは、川原さんのブログを参照して下さい。(有償のサービスです)

今週末で一旦締めきりたいと思います。
次回は、FISKARS 製品が一部バックオーダーになったため、次回が予定よりも早いタイミングになると思います。

DYMO LabelManager PnP、届く

注文していた DYMO LabelManager PnP ですが、今しがた届きました。
本当は、昨日届くはずだったんだけど、犬の散歩から帰ってくるとき、不在で引き上げていく佐川さんが。。。残念無念。

で、写真では、やっぱりわからないですね。とんでもなくデカかったです。。。KP-C10 の 3 倍はデカイでしょうか?
今、KP-C10 が行方不明なので、発掘したら、ツーショットをアップしたいと思います。

付属品として、白黒 1/2 インチのテープが 1 本(3m)ついてました。
後、USB ケーブル。

電池は、リチウムイオンのようですが、交換できる構造でした。
換えの電池を買うのなら、多分本体丸ごと買ったほうが安そうです。
リチウムイオンを含むのに普通に航空積載でやって来たんですが、良かったんでしょうか?
米尼ならではのいい加減さですね。

Screenshot 2014-09-19 10.08.02で、懸案事項、縦書がどうなっているのか、ですが、こんな状態でした。

南無阿弥陀仏、チーン。

縦書しようとした努力だけは認めようと思いますが、「てめぇの馬鹿さ加減にはなぁ、父ちゃん情けなくて涙が出てくらぁ」状態です。

長年の懸案(?)であった、可変長ラベルに対応していないことだし、Retina Display にも対応していないし、そういう意味では、そろそろフルスクラッチで書き直したほうが良さげな EggX ですが、この間、Developer Tools をインストールした時、浦島太郎どころの話ではなかったので、折角ですから、Swift あたりも絡めて、勉強してみようかなと思います。

とはいえ、DYMO が提供してくれている SDK 次第ですが。

で、印刷してみたら、真っ白のまま出てくるんだけどー。
初期不良!?

【広告】石畳風の舗装を簡単 DIY できる!Pathmate

今回は、雑貨屋 Hearth & Home の隠れたヒットアイテム、Pathmate(パスメイト)を紹介したいと思います。

皆さん、コンクリート工事はお好きですか?
自分は大嫌いです。
理由は、自分のペースで工事できないから!
コンクリートはゆっくりしているとどんどん固まってしまいますからね。

pathmate-do-it-yourself-cobblestone-look-walkway-molds-d-2009050716240936~411730_alt1でも、安心して下さい。
Pathmate があれば、そんなお悩みも一発解決です。

Pathmate は石畳風の舗装を作るモールド(型枠)なんですが、それぞれ狭い面積で区切られていますから、自分のペースでゆっくりと作業をすることができます。
一度に広い面積を仕上げる必要はありません。

Pathmate には、ランダムタイプ(写真)と、ベルギー(レンガ)タイプとがあります。ランダムタイプは、写真のように自由な曲線などをで小道の舗装を作るのに最適で、決まった矩形部分を埋めるには、ベルギータイプが最適です。

作業の様子は動画で確認して下さい。

動画では、Odjob Mixer (コロコロ転がすとコンクリートを練ることができるミキサーです)を使っていますが、Hearth & Home でこの商品をテストしたところ、価格に見合う価値がないと判断し、取り扱っていません。
普通のトロ舟を使って練るほうが確実です。

また、動画ではコンクリートの表面付近にだけ着色していますが、あまりよい方法ではありません。

コストを掛けずに自然な風合いを出す方法はいくつかありますので、紹介いたします。

最も安価な方法は、骨材を変える方法です。より、具体的言いますと、砂の配合を変えるのです。
南和産業カスミブロックにヒントを得たのですが、このブロックは JIS 規格を満たすため細骨材に密度の高い銅スラグを混和しており、銅スラグは色がかなり濃いので、この配合率を変えることで、コンクリートの色味を変えることができます。
トロ舟で練る際に、砂の配合を変えたものを幾つか用意しておき、部分ごとに使用するコンクリートを変えることで、微妙に陰影のある仕上がりを得ることができます。
着色ではないので、半永久的です。

次はコンクリートそのものを着色する方法ですが、自分は、ランクセス(旧バイエル)のバイフェロックスを使っています。これは、コンクリートに練り込んで使用します。発色性と、経済性、耐久性、すべての面で優れています。鮮やかな色にしたい場合は、ホワイトセメントを使い、砂も白い珪砂を使うなどの工夫が必要です。

最後は、スタンプを併用することです。
元々スタンプコンクリートは、それ単体で石畳風の舗装仕上げもできるのですが、広い面積を一度に打設し、タイミングを見計らって一気に施工しなければならず、DIY は限りなく難しいと思います。
自分も、未挑戦です。
しかし、Pathmate を使用することで、狭い面積に分割して仕上げて行けますから、型押しのタイミングも分散できます。
あくまでも自己流ですので、仕上がりに関しては保証できませんが、コテで平坦に仕上がるのが嫌なら、一つの選択肢としては悪くはないのではと思います。

ビデオでは、いきなり地面に施工していますが、個人的には、砕石を敷きこみ転圧をした、強固な下地の上に施工することをおすすめします。何事も基礎が肝心です。
砕石については、C25 をおすすめします。ホームセンターには、砕石は売っていません。C はクラッシャーランという意味で、25 は最大の骨材のサイズです。25 の場合、25mm のふるいにかけますので、0mm の粉塵から 25mm の礫までが混ざっている状態の商品です。砂などを含むため、締め固めることができますので、必ず、クラッシャーランを使って下さい。価格の安い RC(再生砕石)もあります。C40 などは、最大 40mm の大きさになりますから、厚く敷く場合は良いですが、パスメイトの下地であれば、転圧がしづらいので、あまり大きなものを選ばないようにして下さい。上手く転圧できないと、不陸の原因となります。

もし、モールドがはまらない半端な部分が残ってしまった時には、対処方法は 3 つあります。

1 つ目は、コンパネ等の上でパーツを作成して、それをカットして埋め込む方法です。
2 つ目、これは、ランダムタイプでしかできませんが、まだ固まりきらないうちに、モールドを抑えこんで、隙間の部分だけ、再度コンクリートを充填して隙間を埋め、また、元の位置にモールドを埋め込み、補修をする方法です。
3 つ目は、素直に諦めて、モルタルで埋めてしまう、ただ、普通にうめても不細工なので、そういう部分は、手形をつけたり、ビー玉やタイルを埋め込むなどのデコレーションを施す工夫をします。

商売上手とツッコミが入りそうですが、Pathmate は 2 つくらいあると、作業ペースが上がって調子がいいです。ただまあ、作業される方の体力次第の部分がありますが、施工面積が広い場合は、考えて見る必要があるかと思います。

色々書きましたが、文章だと、上手く伝わらないかと思いますので、時間に余裕ができましたら、施工写真などを用意できればと思います。

PathmatePathmate は Hearth & Home では、4200 円(税込み)で販売中です。
最近、ものすごい勢いで円安が進行しているので、価格は改定するかもしれませんが。

現在、ランダムタイプは品切れで、近日入荷予定です。
倉庫に到着し、スタッフが写真を送ってくれました。

皆さん、是非、注文してくださいね。