軽トラ乗るならマスター必須!南京結び!

薪ストーバーの必須アイテムといえば、軽トラ。
たくさん枝やパイプなんか積んだら、ロープで固定しないと危険です!そんな時に便利なのが、「南京結び」です。

トラック結びとか、ビデオでは、万力結びといっていますが、まあ、全部同じです。

軽トラで使う程度の細さのロープなら、2 回巻かなくてでも大丈夫なこともありますが、化繊のロープだと滑りやすいから、2 回巻いたほうがいいかもしれません。

荷物をきつく縛ることができますが、簡単に解くことができるので、是非マスターしてくださいね。

ちなみに、トラック用のロープは、端部がアイ加工(さつま加工)してあるものを買うと手間がかかりませんよ。ただ、自分で加工すれば、好きな大きさで作れます。秋の夜長には、ピッタリのお題ではないでしょうか?練習してみてくださいね。

それと、使ったロープはちゃんと片付けましょう!

IMG_0585重松的には、エビ結びがおすすめ。エビ結びは、見た目がかっこいいでしょ?

エビ結びは 8 の字型にロープを巻いていくので絡まりません。ロープや電源コードは普通に巻くとよじれてしまいますので、必ず 8 の字に巻き取る必要があります。

実はこう見えても、とても几帳面なので、ちゃんとエビ結びでさり気なくロープを格納してあります。大事なことなので、もう一度いいます。とても、几帳面なんですw 誰もそうは言ってくれないですけどね。

まずは乾燥機を観察してみる

世間一般的な用語なんでしょうか、「車輪の再発明」。意味は、既に存在しているものを再び一から作ること。reinventing the wheel のことなんですが。

薪の乾燥について、色々と考えていることですが、今やろうとしていることは、まさに「車輪の再発明」に近い状態、ということに気づきましたので、まずは、広く普及している普通の乾燥機について、観察してみることにしました。

9063ジロジロ。

構造としては、まず、試料を入れる箱、チャンバーがありますね。この箱のなかに、乾燥させたいものを入れて、内部を真空にするわけですね。

オートクレーブのような円筒形を想像していたのですが、意外とショボイですね。潜水艦のようにものすごい圧力で押しつぶされないように、もっともっと固い構造かと思ったら、見た目、ほとんどただの箱です。

でも、考えて見れば、所詮、1 気圧ですから、この大きさなら、この程度で十分なんでしょう。潜水艦なら 10m しか潜れません。(10m 潜るごとに +1 気圧) 潜水艦はもっと深く潜れるので、桁違いに頑丈ってことですね。

9059そこからパイプでつながっているトラップがあります。このトラップで、水分を除去するようです。真空ポンプに水が入らないようにするためだと思うのですが、トラップできるのは水だけなんでしょうか?

蓋を開けてみると、コイルが入っています。このコイルの中を冷凍機で作った冷媒が循環して、真空ポンプによりチャンバーから引かれた機体が冷却される仕組みのようです。つまり、トラップにより除去可能なものは、冷凍機により冷やすことにより、凍結させられるもの、ということになりそうです。

凍結によりトラップするのであれば、運転中は、このコイルの回りに霜が発生していくはずです。それはどうやって運転しながら排出するのでしょうね?

木材は豆腐ほどではないにせよ、体積比で言えば、豆腐と大差ないほどの水を含んでいることがありますから、チャンバー内の容積の半分程度が水、というくらいの状態も考えられます。写真のトラップの大きさでは、水の行き場がなくなることは容易に想定できます。運転中にドレン水、として排出する機構を備えているのか、ちょっと気になりますね。

そうでないなら、運転を停止し、チャンバー内に逆流しないように閉塞した上で、霜取り運転を行って、トラップしたものを排出しないといけない、ということになってしまうと思います。

実際に、豆腐でも突っ込んで、乾燥させて、その過程を観察してみようと思います。

アメリカで予約殺到!?の薪割り機

少し前に maniacs その 4 でそのうち紹介するといっていた薪割り機なんですが、結構売れているようです。

実は、雑貨屋 Hearth & Home で「薪割り機は取り扱えないんですか?」、というお問い合わせを頂いたので、かねてより調査中で、取り扱いを計画していたこの機種について、急遽書くことにしました。

日本では、五十嵐商店さんが代理店をやっている米国 Brave 社製の新型(日本未導入)なんですが、この間まで、こっそりと予約を受け付けていたんですが、ようやく本家のサイトにも、詳細が公開されていました。本日デリバリー開始のようです。
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税別表示でハマる

本当に困ったんもんですよ、税別表示。

普通は、「XXX円+税」とか「XXX円(税別)」くらいの表示をしているものなんでしょうけど、ちょっと前のことですが、とあるガソリンスタンド、思いっきり税別ともなんとも書かずに店頭にでかでかと税抜き価格表示をしてたわけです。

ガソリンスタンドは、この辺りでは、基本、総額表示なので、必然的に 8% も安く誤認させることができます。

安いのが大好きな重松は、わざわざ U ターンしてまで喜んで立ち寄ると、現金払い限定。「え、今どきカードも使えないのかよ。」とか思いながら、折角入ったんだし、「安いから、まあいいか、満タン!」とやって、後出しジャンケンの税別価格ですよ。総額表示は一切ないので、電卓で計算すると、相場より全然高いわけです。

いくらなんでも酷くないか!!!!プンプン!!!!

ガソリンスタンドなんて、売り物は、レギュラーとハイオク、あとは、軽油に灯油くらいでおしまいでしょ?まあ、洗車だのオイル交換だのなんかの細々としたメニューがあるとしても、主力商品はそれくらい。

最近は、さすがに、看板も本体価格と表示を入れたようです。どう考えても、税抜き表示として認識できない状態で、本体価格のみでの価格表示は違法だと思いますから。

で、どことはいいませんけど、とある薪ストーブ系のオンラインストアなんか、例のガソリンスタンドと、まったくおんなじ手口で、危うく引っかかるところでした。

価格表示を見て安いので、カートに入れて、注文しようと思って、念のため総額確認すると、ちゃっかり税別、おまけに現金支払いだけ。注文確定寸前の画面に行くまで、そういう素振りは一切ないわけです。

正直ムカついているんですが、その理由としては、以前は総額表示が義務化されていたわけですから、そういうサイトって、わざわざ税抜き価格しか表示しないようにシステムを作りなおしているわけです。明確な悪意、つまり価格を優良誤認させようという意図をもって、総額を故意に最後の最後の段階まで表示しないわけですよ。だって、一番最後には表示しているわけで、表示できないのではなくて、しないのです。しかも、価格が税別であることが、個別にも、一括でも表示されていません。(一部表示されている商品もある) もしかしたら、以前は税込みだったものが、今は税別にしちゃったってことかもしれませんけど、いずれにせよ、不誠実にも程ってもんがあります。

ちなみに、世間はこう。

Amazon.co.jp
XXXX 円 → 総額表示と明示していないが総額のみ表示
楽天
XXXX 円(税込) → 総額表示のみ
ヤフーショッピング
XXXX 円(税込) → 総額表示のみ

税別のみ表示することは今は違法ではないんですけど、それは、消費税率が変更になった際の売主側の負担の軽減のためで、容易に金額を変更できるオンラインストアなんかが、税別のみ表記する行為には正当性は全くないと思います。

まあ、Amazon の場合は、海外の会社だからとかいう方便で消費税を納税しないということが指摘されてたので、そういう意味では、消費税込み価格ではなくて、総額表示なわけですが、いずれにせよ、最終的に支払うべき金額が明示されていることには変わりありません。

また、総額表示が義務化された経緯に鑑みれば、わかりやすい価格表示をすること・お客様の立場で考えることは、とても大切なことだと思います。

「儲ける」と「儲かる」は違うもの、という教えがありますが、いわゆる他山の石、わかりやすい表示の大切さについて勉強させてもらった、そう前向きに捉えて、これからも、より誠実であるように頑張ろうと思います。