木材乾燥庫 → しいたけ乾燥庫

日本農業新聞のこんな記事を発見しました。

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黒く塗ったトタンで温めた空気をビニールハウスに送る、という構造のようです。

登米町森林組合というところが考案したようです。

ネット上の他記事。
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201409/20140927_12011.html

シンプルではあるものの、効率はそれほど良いとは思えないんだけど、もともと、建材を低コストに乾燥させるために考案されたもののようで、実績は確かそうで、これで、薪やしいたけが乾燥できないかと思案中。

前々から気になることがあるんですが、例えば、ビニールハウスのように断熱性能が全くないに等しいものでも、夏場であれば蒸し風呂に近い状態になるわけで、それで十分なのか、それとも、トラックの冷凍箱だとか、海上コンテナ(リーファー)なんかのように断熱性能が確かなものが良いのか、という問題です。

木材乾燥機の方の記事もありました。
http://kokoropress.blogspot.jp/2014/02/blog-post.html

立派な設備ですが、乾燥の対象が薪だと、見た目だけで、採算に乗るわけがない、と感じてしまいますね。

11 月に伐採したものをまる 1 年できっちり乾燥させればいいので、太陽熱利用の乾燥は、あくまでも含水率をある程度まで落とす補助的な乾燥手段として使い、出荷前に、真空乾燥機などできっちりと乾燥させるというようなやり方が良さそうです。