Screw Conveyor System

SAMI Autosorter というエントリーで書いたとおり、ソーターの意味、必要性を理解したわけですが、WP36 に固有の構造として、V シェイプのテーブルがスライドをして原木を送る、という機構となっており、オプションの油圧ローラーを搭載して入るものの、原則、片端の大部分はテーブル上に供給しなければ、短尺のものは特に上手くフィードしていけない、という問題があります。

これまたオプションの油圧ログリフトもまさにこの問題があって、あとから気づいたのですが、原木長さが 3m 程度はないと、上手く使えない、ということが掲示板で書かれていたわけで、まあ、これが所謂後の祭り、という状態なのでしょうが、とどのつまりが、ソーターには、原木一本づつ供給する機能だけではなく、長さの違うものでも、必ず、プロセッサ本体側に寄せて、原木を供給しなければならない、ということになるわけです。

2) The sliding bed the log sits on for processing bent. Although the machine is designed to cut up to 36cm diameter logs I’m not sure it is designed to take the weight. In order to use the log lift efficiently you need a log of 3-4 meters long and if it is 36cm in diameter it is a heavy log. If the log is shorter than this the log lift doesn’t get it close enough to the bed and you still have to man handle it. I’ve since had the sliding bed re-enforced and all works well now. Although I still cut the larger diameter logs up with a chainsaw rather than struggle or risk bending it again.
Overall, I like the machine.
http://arbtalk.co.uk/forum/firewood-forum/44974-farmi-mastersplit-wp.html

なるべく構造をシンプルにしたいので、Step feeder がいいかなと思っていて、Wave Feeder (これは全然シンプルではないんだけど)なんかもいいなと思ったりもしたんですが。

これが Step Feeder。

これが Wave Feeder。

そうこういろいろな動画を見ているうちに、面白いものを発見。
それが、Screw Conveyor System。
これ、いいんじゃあるまいか。

ドリルのようなもの回転させるわけですが、軸にすべり止めが付いている(2:00 頃)場合、持ち上げつつ、片側に寄せることができています。

ただなぁ、回転させるための軸受けとか、あと、このドリルみたいなものとかを作るのにコストが掛かりそう。

Wave Feeder 方式を、薪割り機用のオートバルブを使って、シリンダーをワンストロークさせて、1 本づつ取り出す、この時の油圧は、WP36 本体から取る、というのが効率と予算とを一番活かせそうなフィーダーのように思うし、波の形状を工夫することで、片側に寄せる機能を組み込めないものかと思案しています。