ハリマ興産 — ­HAKKI PILKE 42

他の薪屋さんが使っている薪製造機調査、第 2 段です。

六甲山ブランドなどで有名(ですよね?)なハリマ興産さんは、HAKKI PILKE 42 を使っているようです。

男前の二人組が薪製造機とグラップルを使いこなして薪を製造しています。

ハリマ興産さんは、薪製造機自体の販売も行っていて、薪作りの経験を活かして、日本仕様に改造するサービスもしているようです。

で、動画を見ていて気づいたんですが、バケットシリンダーがないわけで、バケットシリンダーの回路をグラップルに使えるので、それを開閉に使って、ローテーターは往復配管を使えばいい(あるいはその逆の組み合わせ)わけで、グラップル専用なら、配管が一組あるユンボで十分なんですね。

うちのは、首振りに 1 回路使っているので、回転機能がないんですが、なるほど、木材専用ならそういうやり方もあるのかとちょっと関心しました。

通常の掴み機は、オートマタイプ以外、配管は 2 セット必要です。

話を薪製造機に戻すと、この動画を見て分かる通り、能力ぎりぎりの原木、あるいは、曲がりのある原木をハンドルすると作業効率が激しく落ちていることに気づきます。

WP36 は HAKKI PILKE 42 よりも最大処理径で劣りますから、オーバーサイズの原木の下処理、また、原木の供給をオペの技量に頼ったやり方ではなく、熟練度が低い作業員でも安全に行える方法を考えておく必要がありそうです。

あたらしい MacBook

ストアが休業しているから、なんか出ると思ってたら、Retina の Air ではなくて、新しいラインとして出したんですね。

まあ、Apple らしい新製品だと思うんだけど、パッと見たところ、充電が今まで通りでダサいよね。

iPhone にしても、iPad にしてもそうなんだけど、はっきり言って、電源に接続する、という芋臭い作業、どういう美意識を持ってすれば、許容できるのか。

実際、現実的に言えば、iPhone など、唯一ワイヤードなのは、電源だけでしょ?

イヤフォン繋ぐ人がいるかもしれないけど、これは、少なくとも、Bluetooth で置き換えることができるけど、ワイヤードのほうが便利な側面も否定出来ないし。

それにしてもロジックボードが小さい。

個人的には、iPad あたりで OS X が使えるようにしてくれちゃったりすれば、そっちのがありがたいんだけどね。

少し話は逸れるんだけど、薪の製造機械のことばかり最近考えていて、例えば、原木の太さを測定して、ウエッジを自動的にセンターに調整する機能、なんてものを Arduino のようなもので実現できるんでは、なんて思ってんだけど、いかにもオッサン臭いことをいうと、正直、新しい開発環境に慣れるコストのほうが高いわけで、Mac に USB 経由でセンサーを取り付けて、それを制御したほうが楽なんじゃあるまいかと。
MacBook ではなくて、Mac mini にタッチパネルを接続して、防塵ケースにでも入れたものになるんじゃないかと思うんだけど。

2 月末の貨物

2 月末は、在庫が切れたものの調達と、ストーブの代行案件が 1 件、それと、F400 が売れたので、在庫の補充で、貨物はやや少なめです。

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今回、ストーブは、F400 が 2 台、BP(ブラックペイント)と、マジョリカブラウンが入荷予定です。
マジョリカブラウンは日本未導入の琺瑯仕上げの上品なストーブで、人気がでるかなぁと思っています。

F400 は、ただいま 予約受付中 です!

代行の案件は、少し前に紹介した のですが、True North という鋼板ストーブで、煙突まで含めてもかなりお安いコストとなったのではないかと思っています。

True North は、べっちさんもお使いとのことで、結構イケている、ということなので、どのような燃え方をするのか、お客様もレポートをしてくださるということなので、今からとても楽しみです。

べっちさんの記事(無断リンク)は次のとおりです。

その他にも、いろいろ新しい商品を仕入れてみました。

自分で使う用ですが、ストーブボード、これは、既成品の炉壁なのですが、現状、ケイカル板を立てかけてあるだけという、実用的には何の問題もないものの、美的にはアレすぎる状態、低コスト案件で見た目と工期と予算のバランスを考えると、こういう商品も今後薪ストーブが普及してくるに連れて必要とされるのではないかと思い、買ってみたわけです。
まあ、どれだけショボくないか、という部分が気になっています。

後は、LogRite 社のアイテムも仕入れてみました。

LogRite — 最高の Timberjack を求めて というエントリーでアップしたとおりなんですが、Timberjack について、安くてそこそこというものも販売してきたんですが、手道具ですから、本当にいいものも、使ってみたいし、自分で使っていいものならば、違いがわかる人向けに販売してみよう、と思ったわけです。

わざわざいうほどのこともないかとは思いますが、Hearth & Home 暖炉家は、「セレクトショップ」なので、売れそうなものなら節操なく並べている、というわけではなく、結構地道に商品のリサーチをしています。

というか、新しいアイテムと出会いたくてやっている、という方が正しいのかな。。。

実際のところ、結構な数のボツ製品が発生しているので、儲かるには程遠い状態ではあるんですけどね。。。

そうそう、革手袋、恐ろしい数のボツ製品が積み上がりつつあります。
US Forge の長革手袋、自分で言うのも何なんですが、本当に安い割には仕上がりが良くて、あれ以上のものを探しているんですけどね。。。全く見つかりません。

というわけで、見た目がいかにも溶接用という雰囲気になりましたが、US Forge の Extra Length Glove 以上のものがないので、継続販売しています。

なんであんなロゴをプリントするんだろうなぁ。。。>US Forge