擁壁積みに大型のコンクリートブロックを積んでいるわけですが、布積みですが、一段おきに半分ずらして積んでいます。
レンガなどの積み方で言うと、馬目地といって、水平方向には目地が通っているものの、垂直方向には目地が通っていない状態です。これに対して、水平、垂直に目地が取っているものを芋目地といいます。
芋目地であれば、全て同じサイズのものを使うことができるのですが、馬目地は、端部に半分の大きさのものが必要です。
トーフは、まともなブロックではないので、半分のサイズのものが作られていたりはしませんから、自分で作らないといけません。
今回は、半分に切ることにしました。
といっても、60cm x 60cm あるものですから、ダイヤモンドカッターでは切れませんし、仮に切れたとしても、お金の無駄です。
今のセリ矢は便利になっていて、ドリルで下穴を開けて、それに打ち込める形状になっています。
矢を打ち込むと、ドリルの下穴を広げる力が加わり、それによって割れる、という仕組みです。
コンクリートや石が圧縮に強いものの、引張に弱いことを利用しています。先人の知恵の結晶ですね。
ちなみにですが、エジプトのオベリスクもこの原理で切りだされていた ことがわかっています。
お値段ですが、ヤフオクですが、22mm のものが 10 本で、たったの 8,537 円です。
安すぎてちょっと心配なレベルですが、今回、コンクリート相手なので、十分でしょう。
16mm, 19mm, 22mm というラインナップでしたが、価格が大して変わらないことから、最も太いもののほうが作業が容易だろう、ということでチョイスしてみました。
吉と出るやら、凶と出るやら。。