Husqvarna 440e の正体

なんか正体とか書くと、怪しいですね。

Husqvarna(ハスクバーナ)440e というチェンソーなのですが、ふと見ていると、同じ排気量 40.9cc でも、135e という廉価版があるんです。

違いがよく分からなかったのですが、よくコメントをくれる yas さんが教えてくれました。

備忘録を兼ねて、メモしておこうと思いますが、

440eをベースにデチューンして一部のパーツをローコスト品に変更したのが135eです。 出力は 1.8kW → 1.5kW、 クランクシャフト、点火コイル、キャブレターはパーツナンバーが異なります。 135eのスプロケットを取り寄せるときについでに調べただけなので、未だあるかも知れません。 先日うちでお見せしたリョービ ESK-4140は 440e と中身は同じで、カバー類が異なるだけで、リョービの皮を被ったハスクバーナです。 厳密にはハスクバーナ・グループのヨンザレッドのOEMで生産はハスクバーナ・グループのポーラン製造です。 とてもややこしい。。。 同様にゼノア GZ3800EZ, GZ381EZ もゼノアの皮を被った 440e です。 高回転まで回らないエンジンですがその分トルクが厚く使い安くて丈夫ですね。
facebook より引用

なるほど、中身はポーランで、アメリカで生産されているのもそういう事情だったのかなと、納得しました。

135e ですが、北九チェンソー さんの旧ブログにかなり詳しく書いてありました。

デチューンが受け入れられるのなら、135e になると、価格が非常に安いので、後のこと考えると、国内品のほうが良さそうですが、440e クラスになると、ちょっと無視できない差額があるんですよね。

労働安全衛生法 などの問題があるので、40cc を超える 135e や 440e の輸入は自己責任になりますね。もちろん、修理なども、自分でする必要があります。

Husqvarna の新型コンビ缶が気になる

http://www.husqvarna.com/jp/accessories/556056/565517/ より引用

http://www.husqvarna.com/jp/accessories/556056/565517/ より引用

Husqvarna(ハスクバーナ)の コンビ缶、というとこのオレンジ色のタンクに緑のノズルだったわけですが、持っている人も少なくないのではと思います。

これ、定価で言うと 7,420 円(税込み 8,013 円)と、結構なお値段なわけです。

自分も持っていますし、今は使っていませんが、買った当初は、「こんな便利なものがあったのか」と感動したものです。

しかしいくつかの不満な点がでてきました。

ひとつは、ノズルです。

給油の際には、いちいちノズルを組み立てねばなりません。これがかなり面倒くさいし、ノズルはタンクの中に向けてしまってあるため、オイルを含むガソリンが付着しています。それが外気に触れる部分に露出するので、多少なりともホコリ等が付着し、ノズルを仕舞う時にいちいち拭き上げないと、付着した汚れがガゾリンに混ざります。

また、オートストップはガソリン側だけで、ノズルを給油口に押し付ける操作が必要なので、チェンソーには給油できても、給油口が大きな刈払い機やエンジンブロワーには使用できません。

更に、タンク自体、目視では残量の確認ができず、背も高いため、軽トラックに積んでおくときなどでも転倒しないように固定しなければならないという欠点がありました。

http://www.husqvarna.com/jp/news-listing/56566/ より引用

http://www.husqvarna.com/jp/news-listing/56566/ より引用

で、新しいコンビ缶が 2015 年 4 月 7 日に 発表 されていました。

パッと見てわかる変更点としては、ノズルが組み立て式ではなくなったこと、タンクにストライプが入り残量が確認できるようになったこと、そして、ヤスリホルダーなどが立派になったこと、でしょうか。

PDF で、オイルノズルにもオートストップ機能(満タン時に自動停止する)が追加になったこと、旧来の自動停止機能のない冬用のオイルノズルが用意されていること、などがわかります。

ちなみに価格は、8,900 円(9,612 円)です。

多少の改善はあるようですが、正直、これを販売するかどうか、結構悩みますね。

個人的には、NO SPILL(ノー・スピル)ガソリン缶 のほうが断然使いやすいと思うし、価格も安いので、結局のところ少々使いづらくても Husqvarna(ハスクバーナ)というブランド名に価値を感じるお客さんにしか売れないと思うんですよね。

NO SPILL(ノー・スピル)ガソリン缶 ですが、米国では、US ホンダの純正ガソリン缶、US STIHL(スチール)の純正ガソリン缶として採用されている実績があり、Husqvarna(ハスクバーナ)同様、樹脂製のため、消防法には適合しませんが、国際的な UN 規格を満たしている、安全が確認された商品となり、国内のガソリンスタンドでも、携行缶として問題なく給油が受けられるものです。(稀にスタンドの安全方針で給油を受けられないことがあるかもしれませんが)

こういうアイテムは、ちょっとした使い心地の差が、大きな作業性の違いを生み出します。

少し前にレポートを条件に モニター販売 を行ったんですが、薪割り佐倉 様がレポートを書いてくださっています。

参考になればと思います。

【広告】未乾燥薪の販売は 4 月末までで終了です

今販売している未乾燥薪ですが、4 月末で終了とさせていただきます。

当たり前ですが、どんどん乾いていくので、重量で販売しているので、原価割れをしてしまうためです。

未乾燥薪ですので、理想としては、2 年間の乾燥期間を取るのが良いのですが、保管・乾燥をしっかりと管理していただくと、今年の冬には十分使える薪に仕上げることもできます。

価格も樹種がクヌギ(コナラも混ざります)という薪に最適なものであることを考えると、非常にお手頃となっています。

薪棚の在庫が心もとないな、と思われる方は、是非この機会にご検討ください。

それと、どれくらい愛媛・松山近郊の方が見てくださっているのか、ちょっと微妙にも思うのですが、5 月頃に薪割り会を開催したいと思っています。

どういうシステムがいいのか、よくわからないのですが、原木は購入しているので、持って帰る場合、原木代は負担してもらいたい気もするし、でもお金がいるなら要らないよ、という人も少なく無いと思うんだけど、他はどういうシステムで運用しているのか、ちょっと気になります。

色々と調べてみる必要がありそうです。