薪ネットの詳細

薪ネットですが、製造会社(ノルウェー)のロゴや、取扱会社(フィンランド)のシールがあったので、詳細を調べてみました。

製造会社、というか、製品自体のメーカーですが、ESPEGARD というところでした。

この会社では、大小様々な薪用のネットや袋、周辺のアイテムなどを製造販売しているようです。
ノルウェー語なんで、何書いてあるかいまいちわからないんですが。

薪ネットですが、今回買ったものは 1m3 用のようですが、1.5m3 もあって、値段はそれぞれ、29.9Kr と 33Kr なので、1.5m3 は容積的にいえば、非常に割安感がありますね。

今のレートでいえば、1 ノルウェー・クローネは、15 円程度ですから、約 500 円ということになります。

上記の価格は、1 枚単位で買った値段のようです。

実際のところ、ノルウェーから輸入したわけではなくて、フィンランドから輸入したのですが、シールが貼ってあって、フィンランドの取扱会社がわかりました。

品物の流れとしては、ESPEGARD → uittokalusto → FARMI Forest です。

ちょっと気になったのは、フレームが uittokalusto は 184.68 ユーロなんですよ。
でも、買った値段は、4 万以上だから、uittokalusto からの出荷(運賃)と FARMI での梱包費用なんだろうけど、ちょっと高すぎる気がしますね。

それとネット自体の出荷には 200 cps と書いてあるんですが、uittokalusto の出荷単位は 300 cps なんですよね。
10 枚で、18.47 ユーロ、300 枚で @1.83(549 ユーロ)で、63,000 円ほどの支払いです。

200 枚だとかなり高く付いているし、300 枚だとちょっと安い感じですね。

消耗品だから、今後も調達を続ける必要があるので、よく確認しておかないとと思いました。

また、ウッドバッグに相当する商品もあります。
原産国などを調査する必要がありますが、オーストリアから輸入するよりも、まとめて輸入したほうが、運賃で得する可能性が極めて高いので、ウッドバッグを使うようなことがあれば、フィンランド経由での輸入も考えて見る必要がありそうです。

MADE IN CHINA のウッドバッグを共同調達する話があって、それに乗っかろうかとも思っているのですが、サンプル商品の品質が悪かったようで、現地に再度調達に行くというところで話が止まってしまっています。

薪というのは、原木の原価としては、1kg 10 円程度のものです。
500kg とか、600kg しかはいらないウッドバッグとそのカバーに仮に 5,000 円もかけたのでは、中身の製品と容器のコストとがほぼ同じ、という高コスト体質になります。

薪ネットについては、uittokalusto でのユーザ評価が 5 段階中 3 でした。

まだ気づいていない問題があるのかもしれません。

現時点で気づいた問題としては、土場で荷役する程度では問題がないものの、トラックに積んで走行すると変形が生じやすいので、長距離輸送時には段積みは不可能、また、荷台ギリギリに積み込む場合は、念の為にコンパネ等で養生しておかないと危ないのではないか、と思いました。

近距離で、軽トラックの荷台中央に 1 つだけ積むような場合には、ロープを掛ける程度で問題になることはないと思うのですが、乾燥期間中、長期にわたって屋外で紫外線に暴露した時に、ネットの強度がどの程度保たれているのか、ということは結果が出るまでに今しばらく掛かりそうですから、注視して行きたいと思います。