薪コンベアのスプロケットの件

出典 http://blackaceparts.com

出典 http://blackaceparts.com

薪コンベアのプランを買ったわけなんですが、そのプランでは、チェン駆動になっていて、動力を伝える側と、アイドラ側とで 2 角スプロケットが必要になります。

チェン自体は、結構汎用的なもののようで、検索するとぞろぞろ出てくるんですが、プランの中で説明してあるお店、FARMCHAINS.COM が、他の店の半額くらいで、圧倒的に安いのですが、ここのお店の品揃えに、スプロケットがないようなので、問い合わせてみました。

そうしたところ、

Osamu,
We do carry the chain and attachments here in the store, but most sprockets are made to order for each job. You have some of the information, but I will need some more before I can give you a price and time estimate for the sprockets. I will need to know the hub style (B or C), and the size of the center bore where the shaft goes through. Generally, the hubbed sprockets are keyed for driving the chain, and idlers might not be. I attached a PDF with the sprocket information I will need and visual reference in case you dont know what I’m asking for. If you have anymore questions, email back or call me direct at 800-648-5429
Thank you,
Kyle

ということで、オーダーシートが送られてきたのですが、別にシャフトなんかは、どういう太さでもいいわけでして、プラン的には、3/4″ を使っているので、それで一旦は行ってみようと思っています。

一応、既成品 もあるようではあるんで、そちらにも問い合わせをした方がいいかもしれません。

日本で、米国仕様のチェンのスプロケットを製作するほうが高く付くと思いますし。

問題としては、動力をどうするのかがあります。

チェンのコマサイズというかピッチが 1.630″ であって、歯数は 6 なので、一回転で約 25cm 進むことになります。
動画を見るところ、約 6 秒かかって 15′ 進んでいるので、7.62m/min ということですね。
つまり、30.48rpm だってことです。
かなり低速だから、モータだとギアドモータでないと難しいですね。

無論スプロケットを巨大にしてもいいんですが、そうすると、コンベア本体が分厚くなるので、それはない選択です。

まあ、電源がないところは発電機を使えば同じことだし、油圧ホースを引きずり回すよりも、電源コードのほうが随分と安いし、電源があるところは電動化するのがいいようにも思いますが、トロンメル本体の駆動が油圧なので、そちらから油圧を取り出すとして、電動油圧ユニットも用意する、というのが一番いい気がするので、低速・高トルク型油圧モータ駆動で検討したいと思います。

30rpm くらいのモータがあればいいんですが、WP36 のベルコンのモータを見て、メーカや型番を調べて、同じものを使うと、後々の修理の際にもモータの入手の問題がないので、いいように思います。

ざっと Northern Tool を見たんですが、そこまで低速のモータは見当たりませんでした。

ちょっと、薪割機の輸入の第二弾の話が持ち上がっているので、その時に、こういうパーツ類もまとめて輸入したいと思います。

また、薪割機も、細かなニーズに対応していけるように、日本国内での製造のための試作を開始したいと思います。
こちらは製品化までにかなり時間が掛かると思うんですが、米国製のパーツを使い、日本で組み立てることで、日本製の品質と、米国製の価格のいいとこ取りができるのではと考えています。

ペネトリートを買ってみた

早いもので、丸太小屋を建てるための作業を初めてかれこれ 10 年くらいになるし、この丸太小屋もはやまるっと 3 年くらい経って外壁の汚れも気になりはじめました。

神社の清掃に CPR を使ってみたんですが、日建総業 から買ったものです。
物自体は良かったんですが、かなり割高なのでこれも輸入しました。
在庫は倉庫にストックしておいて、売れたら売れたでいいし、そうでないなら、自分で使うからいいかな、と思っていたんですが、売れてしまって在庫が心もとないので、再度 CPR を輸入する際に、ついでに ペネトリート を輸入してみたわけです。
何でも成分はホウ酸のようです。

シロアリに対してどの程度の効果があるかはわかりませんが、いくらもしないし、噴霧するだけなので、今後は CPR で洗浄後に極力噴霧して、予防しようと思います。

正月までに夏に中途半端で終わっている神門の清掃作業をしたいので、奮発して航空便でお取り寄せなので、普通に国内品を買ったほうが安かったかもしれませんが。

シロアリについての根本的な対策としてのペネトリートではありません。

あくまでも個人的な考えで、かつ、素人の浅知恵なのですが、シロアリ対策というのは、そもそも、薬剤などに頼るのではなくて、建物の構造によってシロアリの予防、対策をするのが良いのではと思うわけです。

ただ、すでに建築してしまっている神社の構造物については、自分が関与していないわけですから、そういう防蟻対策など、十分かどうかはわかりません。

基本的には、本職に譲るとしても、自分である程度の予防なり対策なりが、片手間とか、ついでとかにできるのであれば、いわしの頭も信心からではないですが、行えてよろしいのではと思うわけです。

IMG_0099兼務している一社はシロアリ被害が発生し、何年も前から対策をお願いしていましたが、金銭的な理由から対策が行うことができず、結局、一部取り壊して作りなおすということで、かなりの金銭的な負担が発生してしまいました。
早く駆除だけでも、どうにかできなかったものかと悔やまれます。

別の兼務社でも、今まさにシロアリ被害が確認されているのですが、予算の問題を理由に対策を先送りにしようとしています。
こちらについては、業者を入れて、調査・見積もりを取るレベルだと思うので、来年度の予算に組んでもらえるようにそろそろ動こうとは思います。

ちょっと話がずれました。

神社の場合は白木なので、CPR などで洗浄した後は、基本的には、吉田精油所のクレオトップ(クリア)や 9371 を塗っておしまいなんですが、丸太小屋は塗装をするわけですが、社務所は、キャピタルペイントの ワンダー水性一液型ウッドガード を使ったら、とても良かったので、これを使うとして、下処理として、黒く変色しているので、カビなどの防止のために、ペネトリートで予防したほうがいいんじゃないか、と思いました。

再塗装は、寒い時にわざわざやるようなことではないし、コンシール(ログ用のシーリング材)などは、凍結する時期には施工できないので、丸太小屋の方は春になって暖かくなってからでいいかなとは思っているのですが、ぼちぼち準備をしていきたいと思います。

まずは、足場用の単管と根がらみが足らないのを買うなり、なんとかしないといけない感じですが。