今までの苦労は。。。

1 年前に知りたかったでござるの巻。

今まで、安全ケージをバラして、安全カバーを外して、チェンを交換して、そして、それらを組み立てて、チェンソークズのある側から足元も悪いし、なんて整備しづらいんだろうと悩んで、Duro にしてみたりと足掻いていたんですけどね。

2016-02-26 07.41.31ちなみに、安全カバーはこういう部品。上下が逆ですが。

なぜスキャンされているのか?

チェンを交換しやすいように改良するため、作図するために採寸しようと思ったわけです。

言い訳するわけじゃないんですけど、マニュアルには、交換方法なんて書いてなくて、というか、マニュアル自体、Advanced Safty Feature といって、安全ケージが付く前のものしかもらってないし、結構、嘘が書いてあるというか、なんというか。

まあ、読んでもあまりためにならないんですよ、これが。
もちろん、よく読みましたけど。

さて、明日、このビデオの方法でうまくいくか、試してみるとしますか。
うちのは、このビデオのモデルの CS ではなくて、全油圧制御の HC なので、うまくいかない可能性は排除できないので。

ボチボチ薪づくりをしたら雨に降られました

今日は昼からボチボチ薪づくりをしました。

薪製造機を展開して、さあ割るぞ、と思ったら、怪しい雲行き。。。

まあ、降るまで割るか、って感じで薪割りをしましたが、ボブキャットに一杯でだいたい 600 — 700kg くらいです。
800kg だと転倒するので。

ユンボも 2, 3 本掴んで持って上がるので、それらを割ると写真のようにちょっとした山になります。
これがだいたいウッドバッグひとつ分、1.5m3 あるかないかくらいです。

ちなみに、薪の長さは 30 — 35cm で作っています。

STIHL の超硬、カーバイドチップの Raipd Duro 25RD3 ソーチェンですが、今日も普通に切れています。
まだ目立ての必要性を感じません。

秋に伐採したものは、さすがに乾いて硬いのですが、この前入荷した原木は、豆腐を切るというと大げさかもしれませんが、明らかに柔らかくてさくさく切れます。

泥がついていたりするので、今までは丸一日使うと明らかに粉っぽいソーダストになるのですが、今のところ、問題ない切り屑に見えます。

何度か同じように、選木、曲がりが強いものの玉切り、運搬、薪割りを繰り返して、夕方、そろそろ片付けようと思った矢先に雨が降り出して、中途半端状態でしたが、本日、強制終了です。

ウッドバッグ 4 つ分くらいできたかなぁと思うので、普通の家庭で 1 年分くらいでしょうか。

やはり、一人でやると、1 時間にウッドバッグ 1 つというペースですね。
時間的には、下準備に 30 分、薪割り作業自体に 30 分という感じでしょうか。

今日は途中でガソリンがなくなって取りに行ったりもありましたが、ソーチェンの交換などの作業はなかったので、まあこれ以上のペースでやると、かったるいので、だらだらジュースでも飲みながら、今くらいのペースでのんびりやるので良さそうです。

ぼちぼち頑張って、在庫がない、というマヌケな状態から脱却したい今日このごろです。

明日も頑張ります。

それはそうと、今年は全然生薪が売れません。。。
生薪が売れてくれれば、次の原木を仕入れて、たくさんの薪が作れるんですが。。。
秋口に買うよりも、断然お得なプライシングです。
ウッドバッグ入り薪、よろしくお願いします。

焚付づくりに便利? — Kindling Cracker

これを言うと身もふたもないんですが、ベスターを使えば、普通の薪に一発で着火できるので、そもそも焚付を手間を掛けて作る必要がないんですが、住宅地で少しでもくすぶるのは調子が悪いという方もいらっしゃるかと思うので、小割りを楽に安全に、というのは一定の需要があると思うのですが、今までにはない形のものを見たので紹介しておきます。

Northern から売りだされたようなのですが、Kindling Cracker といいます。
値段は $99.99 で、米国内送料無料。

使い方としては、小割りしたい薪を刃物に当てて上から叩くだけ、この時に、リングがあるので、割れた薪が飛び散らなくて安全だよ、というアイデア商品です。

材質は鋳物なので、刃物の切れ味的にはどうなのよ、と思ったりもするんですが、アイテムの評価としてはほぼ ★ 5 という状態なので、なかなかイケているようです。

こういう道具としては、似たようなものに Smart Splitter があるかと思うのですが、こっちのほうが小さくて軽く、飛び散る、という部分に対してのソリューションが提案されているし、Smart Splitter のように明らかに消耗して、定期的なメンテナンスが必要な物がない、という点にもメリットを感じます。

でも、$100 も出すなら、これ、安物の斧を鉄板に溶接して、鉄筋を曲げたリングをつければ、あっという間に自作できそうですし、そのほうが強度もあるし、鋳物ではないので万一折れても溶接ができるわけで、あえて鋳物で作った理由ってのがよくわからないところではあります。

風変わりな馬 — Smart Holder

facebook のグループで話題になったので、こちらにも書いておこうと思います。

Smart Holder といいますが、写真のように、腕くらいから、一人で持ち上げられる程度の重さのものを宙に浮かせて玉切りするための「馬」の一種ですね。

北米では $100 程度で売られています。

少々大きくて、重たいものなので、Hearth & Home 暖炉家 で扱うとなると、経験上、品物の価格の 3〜4 割の輸入時経費がかかりますので、原価で $140 程度、125 円だとすると、16,250 円+税=17,800 円、これに送料が 2,000 円くらい、やはり 2 万円近くになってしまいますね。

構造はとてもシンプルなものなので、特許だったと思いますから、真似をして自作、ここまでは OK ですが、試作・研究の範囲を超えて実用すると NG の可能性があります。
パッケージを捨ててしまったので、パテント番号を控えてないので、詳細わかりませんが。

もし、特許の問題がないのなら、制作してみたい気もします。

ビデオのとおりですが、畳んでコンパクトに収納できます。
組み立ても面倒くさいというほどではなく、本体の重量も、そこそこです。

メリットは宙に浮くので、バーなどを噛みこんだり、地面を切ってソーチェンを痛めたりというリスクを軽減し、作業しやすい高さになっているので、腰の負担が軽くなると思います。

問題点は、パッケージのサイズが 160 サイズを微妙に、ほんの 1cm くらい超えてしまうことです。
運賃が高くつく原因です。

それと、太さにより、ストッパー部分の取り付け位置を調整する必要があります。
これは意外と面倒くさいのですが、突起を食い込ませて対象物を安定させる構造で、角度が不適切だと、固定が不完全になりやすいので、調整はきちんとしないと危ないです。

まあ、あるとそれなりに便利な道具だと思います。

True North TN20 は完売です

tn20_legまだ倉庫にも行けてないのですが、True North TN20 が完売しました。
輸入代行をご依頼くださった皆様、ありがとうございます。

配達のお客様は今しばらくお待ち下さい。
アメリカからの貨物ですが、明後日くらいに香港を出て、3/2 に東京港に入稿予定です。
まだ A/N が発行されておらず、スケジュールが確定していないこと、ドイツ経由のウッドバッグもできればまとめて処理してしまいたいことから、日程を最終調整しています。
このタイミングに合わせての配達となります。

次の便は、来月早々にも船積み予定で、3 月末から、4 月上旬に引き渡しが可能となる見込みです。

現在の国内に在庫があるストーブは、JØTUL(ヨツール) F400 BP, F45 の 2 機種で、それぞれ 1 台づつとなっています。
これらのストーブも 3 月の当方が上京するタイミングであれば、東京からの帰りにユニック車で配達いたしますので、荷降ろしに不安がある方は、配達サービスも、ご検討ください。

S__2048005開発中の ICC 社煙突用の角トップですが、こちらも更に踏み込んで、量産に向けたブラッシュアップを図っていきたいと思います。

旧来のメーカ製角トップの半額程度での提供を目指しています。

ICC 社の Excel, ULTRABlack 煙突と、角トップを組み合わせることで、高い安全性と、日本の気候を考えた耐候性を有する煙突システムを安価に構築できるようになればと思っています。

いろいろな付加価値について、構想はあるのですが、まずは基本的な角トップの量産体制を確立したいと思います。

スタンションポール

そろそろ原木を引き取りに行かないといけないのですが、そのためには、原木を積んだ時に転がり落ちないようにするため、スタンションポール、というものが必要になります。

よもや薪屋を始めたりするとは思いもよりませんでしたから、当然、スタンションポールはうちのトラックには備わっていません。

きちんとしたもの、戸田式ステッキ は、ふそうさんに聞いたら結構いい値段でしたし、原木を落として荷降ろしするようなことをすればトラックが痛むので、原始的な構造のものを作って、使わない時は下ろせる、置くだけのものにしようと思いました。

そのものズバリがヤフオクに出品されていました。

残念ながら、サイズが合いませんし、出品されているのが滋賀県で、分解できない構造のため、運賃がかさみます。

自作しようと思うのですが、次ような要件を考えてみました。

  • 使わない時には、小さく仕舞っておける構造としたい → スタンションポールは着脱式
  • 軽量にしたいので、横架材は木製としたい → 120mm x 180mm くらいの杉に注入する
  • スタンションポールは 120mm 角のコラムとして、規格がおそらく 6m なので 4 等分して 1500mm で使う

原木の長さを 3m として、荷台内寸を 1980mm とすると、コラム分幅が減るので、3m x 1.74m x 1.32m = 6.9m3 くらいのスペースがあります。

それでおそらく積載量ちょうど位かなとおもうのですが、いずれにせよカンカンがあるので、量の把握は簡単ですが、原木の乾燥が不十分であれば、重たくなるので、しばらくは様子を見て、積んでもらう量を調整する必要がありそうです。

ウッドバッグが届いてから、原木を取りに行き、生産を開始するので、3 月中旬までに作りたいと思います。