割ってあった薪を袋詰しました

オーストリアからウッドバッグが 200 枚届いたので、早速開梱してみました。

アメリカからの荷物も検品したんですが、そっちはいろいろ問題が大有りなので、後で別の記事を書かないといけない感じです。

で、梱包は 400kg 程ありましたので、1 枚あたり 2kg くらいの重量のようです。
見た目以上に重たいです。

原産国がパレットに書いてある、ベトナムのホンハイ港から荷積みしてオーストリアに行ったようだ、というようなことを通関業者がいっていたんですが、素人なんでどこを見ればそんなことがわかるのか、まあ、いずれにせよ、原産国については関税の問題があるので、今後も Wittmann さんのバッグを使うのであれば、一度確認をしたほうが良さそうです。

情報で Wittmann さんのバッグは原産国がチャイナだという話が出たのですが、だとすると 1 枚 3,000 円ほどになっているので、本当に 200 枚あるのか、数えておきたいところですが、今日は面倒くさくて、途中で嫌になりました。
30 枚だけ抜き取って山に持って行きました。

山についたら 13 時くらいだったんですが、結局 18 時まで、5 時間、袋詰にかかりました。
全部で 18 袋できましたが、後 2 袋くらい残っているので、全部で 20 袋だとすると、30m3 ほどの薪の山があったようです。

袋詰に時間がかかった理由は、スケルトンバケットで木屑をふるい落としてから詰めたからなんですが、1 枚あたり 20 分もかかっています。

薪製造機からコンベアで落とせば、0 分とはいいませんが、袋を交換する時間だけなので 1,2 分といったところです。

つまり、薪製造機の後に、選別機を挟み込めば、ウッドバッグ 1 つあたりユンボでの作業 20 分の節約になります。
ユンボでの作業のコストは、1 時間あたり 3,000 円程度かかるので、1,000 円に相当します。
トロンメルスクリーンのランニングコストがどれほどかはわかりませんが、木屑等の分離と、サイズ分けが一度にできるので、早めに試作を終えたいと思います。

とりあえず、袋詰したものは、テント式カバー等を使った乾燥比較試験をしていきたいと思います。

それと、今日は 18 袋、うち 1 袋は 2 回目の充填ですが、過去 8 袋、よって、袋の総数は、25 枚ですが、ストラップの破断は 1 つもありません。
新品でも 5% 破断する、という情報があり、この 5% が袋の数だとすれば、20 袋に 1 袋、不良品が出るはずです。
ですが、今のところ、そういうことはありません。
まだ母集団が少ないので、なんともいえませんが。

ちなみに、作った時は、写真のようにきっちり充填しています。
でも、トラックで運んで振動で目減りして、乾燥して目減りして、2 割くらいはすぐに見た目が減ってしまうんですよね。

でも、原木の含水率にばらつきがあるのですが、重たいものだと、ボブキャットのおしりが浮きますから、ちゃんと 750 — 800kg くらい入っています。
秋に切ったものは、もうかなり乾いていて、叩くとカンカンと音がするくらいなので、600kg 位のものもありそうです。

袋の品質表示は、容積は 1.5m3、薪としての容積は 1 RM = 1m3 と表示があります。

1m3 x 0.8t x 2/3 x 90% = 480kg となるわけで、乾燥後には、500kg を切る程度になるものと思われます。

乾燥後で 1kg 40 円、つまり、配達込み・税込みで 20,000 円ということで、袋入りを売りだしてみているんですが、全然売れないんですけど、アメリカと日本は違うから仕方ないですね。

しっかりと乾燥した良い薪を作れるように頑張りたいと思います。