雑貨屋 Hearth & Home 暖炉家 では、薪ストーブの輸入代行をしているのですが、そのサービスを利用してくださったお客様の M さんより TrueNorth TN20 の感想のメールが届きました。M さんの許可を得て、メールを転載いたします。
重松様へ:
TN20薪ストーブ 絶好調です。
煙突はDIYです。
背面に温風の送風用モーターも付けました。
オプションのものを付けたかったのですが、見つからないので
とりあえず、自宅にあるジャンクを寄せ集め造りました。
TN20オーロラ燃焼が綺麗です。
燃焼が良いので灰の量が以前のストーブより驚くほど減りました。
レバー一つで火力の調整ができるので女性陣にも扱いやすいです。
後付けのダンパーを煙突付根に付けるか迷いましたが、無くて大丈夫でした。
直で天井・屋根を抜き、4Mシングル煙突その先3M断二重煙突です。
コスパ最高です。これ以上のものは存在しないと思います。(これ5台目です)
良いものを購入でき感謝です。
玉切りの丸太運ぶグッズも重宝しています。
(M さんの署名)
満足していただけているようで、とても嬉しく思います。
北米では、薪ストーブにはオプションで電動ファンが用意されていることがあり、使用することでより効率的に暖気を室内に循環させることができるのですが、M さんは自作されたようです。
雑貨屋でも扱っていて、人気のある商品なんですが、Caframo エコファン 812 AirMax の説明では、18% 暖房効率が向上する、ということになっているわけですから、強力なファンであれば、より効果が期待できるのではないかと思います。
TrueNorth TN20 の一番の特徴は、やはりリーズナブルな価格だと思います。
鋼板製でシガータイプのため、デザインやスタイルには好き嫌いが出るモデルであろうかと思いますが、このクラスのストーブがチャーター便を使って送ったとしても 20 万円を大きく切っているわけで、同クラスの鋳物ストーブを専門店で購入する場合に比べて 1/2 以下、場合によっては 1/3 の価格ではないかと思います。
無論、安かろう悪かろう、というようなものではありません。
欧米では、クルマ同様に薪ストーブにも厳しい排気ガスの規制が設けられています。
日本でも、石原都知事時代に、モクモクと黒い煙を吐き出すディーゼル車が槍玉に上がり、社会問題となりました。
北米では、アメリカ環境保護庁(EPA)というところが規制を行っています。
詳しい内容は、次のブログに記載がありましたので、チェックしてみてください。
一部引用しますと、
その後1990年にフェーズⅡが適用され、
触媒式で4.1g / 時間
非触媒式で7.5g / 時間 となり現在に至っています。
またEPAの基準よりも厳しい基準を設けているワシントン州(※トラビス社もワシントン州にあり)では、
触媒式で2.5g / 時間
非触媒式で4.5g / 時間 となっています。
薪ストーブは導入すれば、それなりの期間使うものです。
一旦導入してしまえばそう簡単に更新するようなものではありませんよね?
ここでディーゼル車の問題を思い出してください。
ディーゼル車の場合、後出しジャンケンで規制がかかって、古い車は締め出されたのです。
薪ストーブでも同じことが起こらないとも限りません。
TureNorth はモデルチェンジで、環境性能に更に磨きがかかりました。
- Efficiency 75%
- Emissions 2.1g/hr.
旧モデルの TN19 と比較すると Efficiency、効率が 82.2% → 75% と大きく低下しましたが、その代わりに Emissions が 4.1 gm/hr → 2.1g/hr. と、排気がよりクリーンになったことがわかります。
もちろん、もっともっとクリーンなモデルも存在するわけですし、上記ブログで紹介されているトラビス社のケープコッドなどがそういう機種になるわけですが、今後は「環境性能」も薪ストーブを選択する上で重要になってくるのではないかと思います。
TN20 は、そういう視点から見ても、安いだけではないストーブだ、ということがお分かりいただけるのではないかと思います。
昨日、TN20 通関しており、在庫あり!です。
低価格でありながら世界最高レベルの安全性を有するカナダ製の ICC 社 Excel(エクセル)煙突も日本国内に在庫があります。
薪ストーブの設置計画がある方は、カナダからやってきた、この働き者のストーブを検討してみていただければと思います。
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