ウッドバッグにかぶせる袋作りですが、やはりカットが大変です。
そこで簡単にする方法はないかと考えてみました。
シーラーには、溶断する機能があるものがあるんですが、原理は単にシールするよりも温度が高くて、幅が細いだけなので、発泡スチロールやスタイロなどをカットするカッターと同じでニクロム線などを加熱して溶かして切る、ただそれだけのことだと思うのです。
自作方法を調べてみたら、そのものズバリのサイトが見つかりました。
今回は、2mにしたいので、どうやって針金をピンと張るのかという問題ですが、トマトハウス用の FRP ポールがあるので、これに弓と弦の状態で、FRP はそもそも絶縁体ですから、ポール自体が焼けないように先端に金具を取り付けて 2.4m のものに 2m の針金を張って見るのもいいかもしれません。
別に自由な形に切る必要はないので、足場板でもにビスを揉んで、そのビスの頭にステンレス針金を渡し、切りたいシートを被せて自重で切る、こちらのほうが楽かもしれませんね。
この方は、刃の長さが 18cm、φ0.28mm のステンレス針金、これに約 10V のアダプターという組み合わせです。
ステンレス?ニクロム線でなくて、と思って調べてみたら、こんなことが書いてありますよ。
ふーん。
まあ、とにかく、この数字は重要そうですね。
約0.13 [Ω/cm]
オームの法則 とやらを習った記憶があるのですが、忘れているので調べました。
最初の記事では、10V, 500mA のアダプターを使って、18cm ですよね。
なので、 ということで、電流は 4.3A 流れるはずですが、実際にはアダプタ電流が 500mA に制限されているので、 ということで、0.52 V でも同じ結果になるような気がするんですけど、そういうことでしょうか?
これ、多分、小学生か、中学生の算数取替の問題だと思うんですが、忘却の彼方です。
もし、上記で計算がっているのなら、0.52V の電圧で 0.5A の電流が流れたので、0.26W の仕事量ということになるわけで、1cm あたりだと、0.0325W ということになる気がします。200cm だと、6.5W ということになりますよね。
ということは、電圧は 6.5W 以上の仕事が得られるほどの電流が流れるのなら、それ以上の場合、アダプタの方の能力で電流に制限がかかればいいので、例えば、12V, 500mA とかなら 6W で、いける気がします。
どういうアダプターを探せばいいのかは、計算を思い出したいと思いますけど、まあ、別に爆発したりはしないと思うので、適当にやってみたいと思います。
明日から秋祭りで時間が取れそうにないのですが、一応、構想は固まったので、アダプタが決まれば、試作をしてみたいと思います。
うまく行けば、かなり袋作りが楽になりそうです。