明日はいよいよ土間コン打ち — Power Pole Finisher 動作確認+操作ポール作成

朝一 アッグがぶっ壊れて、どっと疲れが出た感じではありましたが、明日は土間コンクリート打設を予定しているので、昼からは、このときのために取り寄せた Power Pole Finisher の準備しました。

Power Pole Finisher というのは、土間コンクリートを打設したときの仕上げのコテ押さえを行う機械です。

かれこれ、何年越しになるのか、相当悩んで買った ものなので、期待に応えて大いに活躍してほしいところではあります。

エンジンは ホンダの GX25 で、4 サイクルなんですが、360 度、どの向きでも大丈夫というエンジンです。

4 サイクルなので、エンジンオイルが必要で、2.7oz (0.08L) 入り、ガソリンは普通のレギュラーです。

というわけで、オイルガソリンを入れて、まずは宙吊りにして始動のテストをしました。

宙吊りにした理由は、エンジンのキルスイッチやアクセルが見当たらなかったため、始動した途端にクラッチが繋がったら危ないし、普通のトロウェルにはある遠心式の安全装置(ハンドルから手が離れてキリモミ状態になった場合、遠心力で短絡して、エンジンを強制停止する機構)も見当たらなかったためです。

始動してわかったのですが、何もしないとアイドリング、アクセルはポールを右回しで、左に回すと、停止(キルスイッチが入る)という仕組みでした。

そのため、単に竹の竿を繋いで使おうという目論みは NG となり、ちゃんとしたポールを作る羽目になりました。

というのも、もともとポールは 2 本付いてきたのですが、米国倉庫との行き違いで、まだ倉庫に保管されたままの状態なのです。
ポールだけ航空便で取り寄せると、数百ドルかかるため、間に合わせ何とかしましたが、あるパイプを使ったため、寸足らず感は否めません。

短かったら、竹でなんとか延長しようと思います。

それと、メッシュが微妙に足りないので、50 枚ほど買い出しに行きました。
サイコロ 200 個、あと、番線、アンカー類もゲット。

店員さんにすっかり覚えられて、パレットを積んでくれました。

明日は、気合を入れて頑張ろうと思います。

アッグ、轟沈!

見ての通りであります。

片持ち状態だから、捏ねたらダメかなと思いつつも、捏ねたら、ポッキリいきました。

ベアリングのハウジングも割れてます。

イギリスから部品を取るか、国内で調達するか、いずれにせよ、強化しないとまずい感じで、いい機会なので、クッションバルブを入れて、締める側を緩める側よりも 500 PSI 位低いリリーフ圧にセットしておこうと思います。

コントロールバルブ周りの再確認

ちょっと見づらいかもしれませんが、コントロールバルブ、左手が IN, 右手が OUT で、IN 側にニードル弁を取り付けてあります。

それと、ニードル弁の向き についても、問題はなさそうです。

コントロールバルブとニードル弁の IN/OUT はそれぞれ 3/4″ なので、1/2″ にサイズダウンして、1/2″ のホースで繋いでいます。

ということは、それ以外に原因があるということだと思います。

コントロールバルブですが、SPEECO 社製の S390410C0 で、スペックは次のようなものです。

1 SPOOL 20 GPM LOG SPLITTER VALVE
New, SPEECO S390410C0 hydraulic control valve for operating double acting cylinders. Common valve used on log splitters where the valve is mounted to the cylinder port. Pressure-release operated detent on return stroke with spool in, spring center on extend with spool out. Work Port B (retract port) closest to handle and work port A (extend port) farthest from handle.

SPECIFICATIONS
  • Open Center
  • Spools One
  • Flow 20 GPM max.
  • Pressure 3400 PSI max.
  • Relief Valve Adj. set at 3100 PSI
  • In/Out Ports 3/4″ NPT
  • Work Ports 1/2″ NPT
  • Mount Port Mount
  • Size 9-5/8 “x 3-3/4″ x 2-3/4”
  • Shpg. 11 lbs.
Spool Details:
Spool 1 Double acting cylinder, spring center extend/auto detent retract

Open Center というのは、中立時、油はブロックされず、そのまま戻りますよ、ということだと理解しています。

その他は、流量は 17 GPM に対して、20 GPM ですし、運転圧力 2,700 PSI に対して 3,400 PSI ですし。

問題があるとすれば、リリーフが 3,100 PSI と高く設定されていることかもしれません。

このバルブ、説明書がないし、油圧計をもってないので、リリーフの調整自体ができないんですけど、まあ、油圧計は買ったほうがいいですね。

油圧モータのスペック的に、相当絞ってもそれなりに回っているし、電動機で計算した場合 2kW で十分なので、エンジンで余裕を見て 4kW = 5.4HP あれば十分ということになりますから、電動機、または、160cc クラスのエンジンで駆動したほうがいいかもしれません。

現状、かなり油が熱を持ってしまっているように感じましたので。

まあ、それはそれ、これはこれ、とりあえず、リリーフの調整をして、様子を見てみたいと思います。