普通のフレコンのようなものが届きました

アメリカで発掘した安い薪用のバッグとして売られていたものがようやく航空便で届きました。

まあ、写真でもどういう状態のものか、というのは伝わるかと思いますが、いわゆる通常フレコンと呼ばれるものとほぼほぼ同じで、合成樹脂(ポリエチレン等)のフィルムを短冊状に切り出し(スリット)、伸ばして強度をもたせた フラットヤーン を編んで作ってあるものです。

これをラミネートしたものがいわゆるブルーシートなんですけど、ブルーシート自体、わずか 1 年程度で腐ち、強度がほとんど無くなること、また、通常のフレコンに至っては 3 ヶ月程度で強度がほぼ期待できず、恐ろしくてとても吊れたものではないというのは経験済みなので、このバッグについても、ほぼほぼ、耐候性については、「皆無」ではないかと思います。

また、通気性に関しては、「水が切れますよ」という程度のものであって、メッシュ状態というには程遠いものですが、普通のフレコンだと全く通気性はないので、まあ、この状態でも、通気性がある、といっても嘘にはならないのかな、というようなものです。

いずれにせよ、何の対策もせず、日光に暴露して、薪が乾燥したタイミングで吊ることができるか、というとほぼほぼ不可能であろうと推定しています。

なによりも、一番の問題点は、MADE IN CHINA である、ということに尽きます。

なので、このバッグで乾燥させる、ということは不可能なシロモノと判断せざるを得ません。

ただ、従来の白ウッドバッグに比べても 1/2 ということもあるんで、ワンウェイの出荷で、古くなった物を使いまわして事故を起こすよりは、このバッグを使って安全に出荷する、ということはありではないかと思います。

とりあえず、試すまでもないとは思いますが、一応は、薪を入れて屋外に転がしておき、乾くかどうか、それと、朽ちないかどうか、これについて実験をしてみようと思います。