ここは地獄の一丁目 — 最小回転半径を計算する

まだ右も左も分からない中、悪戦苦闘をしているのですが、特車の通行許可申請のことです。

申請する際に、ヘッドやトレーラの諸元の入力を求められます。
というわけで、早速諸元表を取り寄せました。

ボルボの方、若い営業マンなので、LINE やってますか?ってことで、LINE で連絡しているんですが、時代ですね。
でもって、書類も写メです。
写メって言い方をする自分に、年代を感じます。w
まあ、実用上、支障はないですし、むしろ FAX されるよりはマシかなと。

で、早速問題が発生。

赤丸で囲っているのですが、前輪の輪距(タイヤの芯と芯との距離)が表に記載がないんです。
まあ、これも LINE で教えたもらったんですが、

フロントタイヤの輪距は2045㎜
リアタイヤは、1850㎜です!

ってことで、ヘッドの必要な数字は揃いました。

でもって、台車。

ユソーキは、今は富士重工というか、スバルになったんだったか、まあ、要するに富士重工の子会社になっていて、トレーラの製造は撤退しているので、柘植さんという方から資料をいただきまして、ボルボディーラーさんからも、同じ資料をいただきました。

三面図しかもらってなかったんですが、詳細な資料だと、第五輪荷重が 8,880kg ってことになっています。
だから、8,900kg で車が作られたんだなぁと、関心しました。
売りっぱなしの店でなくて、正規ディーラーで買ってよかったと思った瞬間。

台車の方は、必要な数字はすべて入っています。

図面が手描きってところに、これまた時代を感じるじゃありませんか。

さて、計算しましょうか、といいたいところですが、そもそも、最小回転半径ってなんなんでしょうか。
道交法上、最小回転半径は 12m を超えてはならないことになっています。

調べました。

めいっぱいハンドルを切って旋回した時に一番外側のタイヤの中心が描く円の軌跡。この円の半径を「最小回転半径」といいます。

わかったような、わからないような。。。

ありがとうございます。余計にわかりません。w

そんな難しいことをトラックの運転をするのに求められてもねぇ、と思うのですが、国交省のお役人様も、ある程度のところで許してくださるようで、そして、優しい行政書士さんが蜘蛛の糸を垂らしてくれています。

上記リンクに詳細な説明がありますが、ようするに Excel のシートをダウンロードして、そこに求められている諸元を打ち込めば計算してくれるよ、ということです。

で、残念なお知らせなのですが、OOo だと、動きませんでした。

とりあえず、Numbers.app でやりました。

大体 7m くらいのようですね、理論値的には。

ステアリングの切れ角とか聞かれませんが、まあ、気にしないことにしましょう。

ここまで入力してようやく一つの数値が出てきます。地獄に突き落とすようですが、まだ申請の前段階なので、ここで疲れている場合ではありません。

ありがたいお言葉。

糸はプッツン切れたようです。w

頑張って這い上がりたいと思います。

ウッドバッグの共同輸入社(者)募集は月末で締め切ろうと思います

去年の末あたりから募集しているウッドバッグの共同輸入社(者)ですが、そろそろ原木が山から出てくるシーズンとなって生産の準備をしなければ間に合わなくなってきているので、一旦、月末で締め切ろうと思います。

スケジュールとしては、月末に発注し、オーストリアからなので、概ね 2 ヶ月程度かかるので、3 月末〜 4 月上旬くらいの入荷の予定です。

それと、内容がよく伝わっていない可能性があるので、もう一度、クリアにしておきたいと思います。

白ウッドバッグですが、種類が 3 種類あります。

Woodbags

CAPTAIN FLASH(90 x 93 x 160)
標準品。今まではこれしかありませんでした。単価 € 14,40.-
COMMANDER TITAN(90 x 93 x 160)
強化品。吊りスリングベルトが強化されています。単価 € 18,40.-
SLIM JIM(73 x 73 x 120)
小型品。容量は CAPTAIN FLASH・COMMANDER TITAN の約 1/2 です。単価 € 15,40.-

今回、手配する予定のものは、標準品の CAPTAIN FLASH です。

今のところ、集まりが全然なので、単価的には、前回自分が単独で輸入したとき(@3,000 円強)よりも多少安い程度になるかと思います。

COMMANDER TITAN や、SLIM JIM も、取り寄せることは可能です。(最低ロットがあるかもしれません)

共同購入分について、うちは手数料等の名目で費用はいただきません。
通関し、総額が確定した後のことですが、輸送経費(通関などのコストも含む)は、枚数で割り勘です。
関税がかかると思いますので、消費税を含めて納税した額について、こちらは購入金額で割り勘です。

一番大事なことですが、こちらは資金の建て替えは行いません。
ですので、ご自身で国際送金するか、重松が国際送金する際に一緒に送金するかのどちらかでお願いします。

ご自身で送金する場合、同じ船乗ると思いますが、通関などはすべて別になる可能性があります。(貨物の名義が送金者の名義となる場合)

通関するだけで、最低 11,800 円かかりますので、重松が貨物を取り込みする可能性などと天秤にかけて、リスクとそれを回避するためにかかるコストとを判断してください。

港については、現時点では、神戸港、または、可能なら、松山港で考えています。
そこから先の運賃については、予定価格には含んで表示されていませんので、ご注意ください。

それと、袋の耐久性について、1 年使ってみての話ですが、今までのところ、うちでは 4 枚破損しています。

うち 2 枚は、焚き火の熱で袋が溶けるという事故によるもの。
残りの 2 枚は、吊り方が悪くて、吊りストラップが破断したものです。

吊りストラップの破断については、いのり薪組合さんより非常に切れやすい、というコメントを頂き、吊りジグを使っていますが、破断した際には、固くて古いスリングを使い、地切りの際にスリングの角が当たってベルトと擦れた、強く絞って切れた、という状況で、どちらもてんこ盛りのものでした。

いのり薪さんの黒いウッドバッグに比べて、吊りスリングの強度が大きく劣るのは事実(標準品の CAPTAIN FLASH の場合)で、経年劣化といよりも、吊り方の問題で破断していますので、経年劣化後の使い回し、まあ、もともと製造者としては 2 回目の使用は想定してないわけですが、その際に、使える・吊れる確率が、黒ウッドバッグに比べて落ちることは容易に予見できます。

この辺の問題については、危ないウッドバッグを無理に使って事故を起こしては元も子もないので、個人的には、出荷時などは、この前見つけた MADE IN CHINA の通気バッグ が白ウッドバッグよりも一回り大きいので、ヤードで危ないと思うものは、そちらに積めなおして出荷する、ということでいいじゃないのか、と思っています。

まあ、これを言うと身もふたもないんですが、現実問題、ウッドバッグのままで出荷できるお客さんというのは少ないので、積め直すのなら、みかんカゴ等になるわけですが。

通気バッグは見ただけで、通気しなさそうですし、それ以前に、耐候性が皆無と思いますので、屋外に長期間放置し、紫外線に暴露するのは無理だと思うです。

ただ、単価的には、ホームセンター等で売られている普通のフレコンとほぼほぼ変わりませんので、蒸れない分、よろしいのではないかと思うわけです。(逆に、出荷のための極々短期間なら、外からの雨などの水も防げるので普通のフレコンの方が良い、という考え方もあるかもしれません)

通気バッグは格段に安いので、これに UV 袋 をかけて乾燥させる実験もしてみたいところなんですが、実験ばかりしていて、商品を生産しないようでは、投資したコストが回収できず、潰れてしまうので、今シーズンに関しては、とりあえずうちは、確実な白ウッドバッグでの生産を始めようと思います。

ついでにいうと、通気バッグも 1 パレットは、購入しておこうと思っていて、250 枚/パレットだと思うし、MADE IN CHINA なので、直接 CHINA から入れたほうが大量に買い付けるなら安いのでしょうが、少量だと、いちいち通関したりの費用が発生するので、今回は、アメリカから入れてみようと思っています。

全周カメラが届きました

この間 セールで買った全周カメラ ですが、もう届いていました。

一応、中身を確認したんですが、ひとつ言えることとして、カメラが鬼でかいです。
どれくらいでかいかというと iPhone SE くらいでかいです。
どこにつけるかは真剣に困るレベル。

それに対して、コントローラはかなり小さくて、小型のルータくらい、いわゆる手のひらサイズです。

懸案のビデオケーブルですが、普通の同軸などのケーブルではなく、特殊な 4P のもので、映像だけでなくて、電源も兼ねているようです。

そして、カメラとコントローラとの間の分しかありませんので、そのままでは、ヘッドにコントローラを取り付けることは、物理的に不可能です。

台車は切り離すことがありますので、ケーブル自体、着脱できる必要があるのです。

これについては、問題が生じるかもしれないのですが、解決策としては、台車側にコントローラを取り付け、映像を無線でヘッドまで飛ばすことを考えています。

12/24V 兼用タイプで 3,000 円ほど なので、台車を切り離す際の作業などを考えると、(ちゃんと動けば)安いものです。

問題、というのは、コントローラはリモコン操作なのですが、リモコンがヘッドから台車まで飛ぶのか、という点です。

まあ、やってみないとわかりませんけど。

カメラとケーブルの仕様がわかれば、このトランスミッタを 4 つ使って、ヘッドにコントローラをつければ解決なのですが、今度は混線しないかとか、まあ、色々と疑問はあるわけです。

それと、箱に DVR と書いてあり、メモリチップが付属していて、どうやら、全方位のドライブレコーダ機能もあるようなんです。

だとすると、ケンウッドの CMOS-320 は 12V 専用なので、キャンターに回して、この全周カメラをヘッドに取り付け、台車はバックカメラのみで、ビデオトランスミッタで飛ばすほうがスマートなんじゃないか、とも思うわけです。

とりあえず、悩んでみようと思います。