無事に到着したんだけど、ねずみ取りの話

なんとか無事にたどり着いています。

かなりどうでもいい話だと思いますが、重松はかれこれ 20 年くらい事故らしい事故も、違反らしい違反もありません。
厳密言うと、10 年くらい前に、追突されたことがあるのと、違反は「検挙されていない」という意味であって、全く違反をしていない、というわけではないのですが。。。

これまたどうでもいいといえば、どうでもいい話なんでしょうが、ねずみ取りのことです。

実は昨日、ヤフーカーナビを使って走行していたのですが、到着予想時間がどんどん遅くなっていく現象が生じました。
つまり、プローブなどで求めている平均車速よりも、自分の走行速度が遅い、ということです。
ちなみに、制限速度よりも後述するルールを適用して、検挙されない程度には、速く走っているのですが。。。

交通違反の取締で一番件数が多いのは、スピード違反で、175 万件以上検挙されている わけです。
まあ、一人で何回も、という人もいるんでしょうから、175 万人がやられているわけではないと思いますが。

分母としては、8,220 万人が何らかの免許を持っている(PDF) ようで、約 2 割がいわゆるペーパードライバー なので、運転する人は、6,600 万人程度と推定されるわけです。

単純にすべての人がスピード違反をするとし、一人 1 回捕まっているとすると、2.7% くらいの確率、ということになるわけです。
そういう前提で計算すると、つまり、38 年に 1 度しか捕まらない計算です。
これが「運が悪かった」というふうな感想を持つ理由の最たる原因がここにあると思うのです。

そういう具合ですから、その辺をウロウロするような人は、別にスピード違反で捕まることなど気にする必要はないでしょう。
時は金なりで、チンタラ走って、時間をロスするほうが、損なわけです。
チャイニーズのようなことを言いますが、罰金を払うほうが経済的です。

行政側も車の性能が上がり道路が整備されたこともあるのと、実際の交通の流れと規制速度の乖離が著しいこともあり、見直しをするようですが。

とはいえ、ルールはルールであるので、本音と建前のバランスは、行政側にも必要ですし、運転者側にも必要なわけなんですが、その話です。

フリが長くて申し訳ないですね。

調べたら、自分の結論をズバリかいてくれているサイトがありました。

違反行為別のスピード違反の件数
そして、違反行為別のスピード違反の取り締まり件数を見てみると、超過15キロ以上20キロ未満が32.2%、20キロ以上25キロ未満が36.1%でした。7割近くのスピード違反は、15キロ以上25キロ未満オーバーで取り締まられています。
さらには、25キロ以上30キロ未満は17.8%、30キロ以上50キロ未満が12.8%、50キロ以上は1.1%でした。ちなみに、超過15キロ未満の取り締まり件数は、わずかに0.002%という数値になっています。
ちなみに、交通違反の取り締まり件数のうちに、もっとも多いのが速度違反です。速度違反が占める割合は30.1%になります。続いて、一時停止違反が17.8%、携帯電話使用等違反が17.1%となっていました。

結論は、15km/h 未満で取り締まりを受ける確率は 0.002% であり、事実上黙認されている、ということです。

個人的には、子供が通学する道路や、住宅街で 40km/h の道を朝晩などに 60km/h で走行するなどなどは、取り締まりを受ける・受けない以前に、危ないのでそもそも NG だと思うのですが、深夜や早朝の幹線道路など 60km/h の一車線の区間を延々 60km/h を少し切るくらいの速度で走り、前方が見えないバン・トラックは正直勘弁してもらいたいと思ってしまいます。

あと、スピード違反の次に捕まるのが一時停止違反ですから、これは「追突されんじゃないか」と思いながらも、そうならないように減速し、完全に停止する、それと、それを証明するためにドライブレコーダーを付けて記録をしているということかなと思います。

どうでもいいついでにいえば、車のメーターは誤差があるので、スマホの GPS アプリを利用して速度を計測して、メータ読みとの誤差について把握しておいたほうがいいかもしれません。