林業機械展に行ってきたわけですが、備忘録も兼ねてみてきたものを書き留めておきたいと思います。
まず、業務用・往復タイプの薪割り機です。
高知の 西川建設 さんというところが出展していました。
価格が 150 万ということで、もうちょっとするかと思いましたが、意外と安かったです。
尤も、7t ということですから、北米だと $1,500 で売られているブレイブの往復タイプの薪割り機が、20t でストロークが 60cm ですが、それが倍の 120cm ストロークになると、8 倍近い値段になるということですから、受け入れられるのかはかなり微妙なところでしょう。
だって、半分に玉切りして乗せれば、ブレイブのほうが 20t ですから能力が高いということになりますから。
ブレイブの表記の 20t は US 表示なので、かなり鯖を読んでいますが、まあ、15t 程度に思っておけば間違いないので、それでも倍の強さはあります。
値段はさておき、長いまま割りたい、という向きには良いのではと思います。
三相仕様、オイルクーラも搭載しており、連続運転ができるようになっていたり、バルブも nachi だったりと、値段が値段だけにその辺りは押さえているようです。
1m、φ500mm だと、100kg をゆうに超えて 200kg 近く生だとあるんじゃないかと思うのですが、丸太を薪割り台にセットする仕組みはありませんでした。
ちょっと片手落ちに感じました。
薪割り機の出展は、他にはホンダウォークさんが出展していて、通路にまではみ出して展示するほど、賑わっていましたが、個人的に走っていることだけなので、興味がなかったので、写真等は撮っていません。
薪関連は、ほとんど何も展示がなかったです。
で、ぜんぜん違うところで興味があったのは 新庄自動車 さんのブースです。
佐藤社長さんにお会いして話を聞けたんですが、電話で問い合わせたことをきっちり覚えていてくださっていて、すごく頭のいい、記憶のいい人だと感心しました。
新庄自動車さんは、スロベニアの LIV 社のクレーンを輸入して架装しているんですけど、ブースに行くと、TAJFUN LIV ってのぼりが立ってるんですね。
クレーンとかの話はキリがないので、一旦置いておくとして、問題は TAJFUN の方です。
聞くと LIV 社と合併した、ということで、TAJFUN は、林業用の機械、薪製造機(プロセッサ)なども生産しているので、そういうものも、新庄自動車さんを経由して入ってくる可能性があるのではないか、と思いました。