【林業機械展】アクティオブース — ナックルブームクレーン付き小型トラック

アクティオのブースで見かけ、気になったのがこれ。
ナックルブームクレーン付きの小型トラックです。

ナックルブームクレーンは パルフィンガー 製ですが、中型以上に架装する 林業機のイプシロンシリーズ ではなく、小型用の汎用のもので、古河ユニックの扱いではなく、おそらく、マルマテクニカ扱い のものでしょう。
カタログ上ではローテータが付き、各種アタッチメント類も取り付くことは知っていたのですが、実機を見るのは実は初めてでした。

車体は高床 4WD で、ダンプ機構等はないようでした。

ちなみに買うと 1,200 万、レンタルで月 39 万円だそうです。

そういう意味では、この間 I さんが買った、ヒアブのログリフト+マルチリフトは、実によくできた車だと思います。
まあ、普通のシャーシなので、この車よりは不整地の走破性は劣ると思いますが、なんせマルチリフト付きなので、枝葉などのゴミっぽいものをグラップで深箱に掴んで積んで、それをダンプで下ろすこともできれば、このトラックのような着脱式スタンションのフラットデッキで、重機の回送や原木の輸送と、実にマルチに使えるわけで、積載も 3t 取れてるわけですから。

後、イワフジのグラップルソー(ソーアジャスト機能付き)のリース機のデモもやってました。
こちらも月額 40 万ほどだそうで、0.4 しかないそう。
0.4 だと、回送がトレーラになるので、そっちがいくら掛かるかが問題です。

うちの規模の場合、おそらくひと月もあれば、すべての仕事が片付いてしまうと思うので、回送含めて 80 万掛かるとしても、10 年で 800 万なんですよね。
0.4 のクラップルソーの新車は 1,500 万掛かるので、稼働率からして、リースするほうが圧倒的に有利です。
もし、底床台車を手に入れて、回送が自力でできるようになれば、さらにリースするほうが有利です。

それと思ったほど仕事が捗るか、という部分もあります。
後、リースなら、比較的新しい機械に乗れるってのもありますよね。

イワフジのソーアジャスト付きグラップルソーは T さんが買ったので、近いうちに見学に行きたいと思います。