寒い寒い 薪が減る減る

このところ寒い日が続いているのですが、ウッドデッキに上げてある薪の残りが心もとないことになってましたので、運び込みました。

毎度のことなんですが、もう少し搬入動線はなんとかならないものだろうかと思います。

それでも、リフトでウッドデッキ下までは運んでこられるようになったので、前のように、わざわざボブキャットを回送して運ぶ必要がなくなった分、楽にはなりました。

後は、空いたカゴを楽に片付ける方法を考えたいところです。

薪の注文もいただきました。
忙しくて、サービスの焚付と領収証の配達にも行けてないので、明日は時間に余裕がありそうなので、行ってきたいと思います。
今のところ、そこそこ在庫がありますので、不安な方は早めにご相談ください。
今すぐ持ってきて、といわれても、今月末は配達で不在にするため、急に言われても対応できないことがあります。

それと、今日は、新しい制限外積載の許可証ができたので、西署に行ってきました。

西署まで行くので、ついでにカネシロに溜まっているダンボールなどの紙を捨てに行きました。
トイレットペーパーは大量にあるので、今回はボックスティッシュを 20 箱くらいもらいました。

あと、中野町の県森連から、大洲まで 379 号の万年トンネルの先の橋が開通したので、新しく申請していたルートが許可になったので、許可証をもらってきました。

56 号の犬寄峠の 290m よりも、379 号の上尾(うえび)第三隧道は 434m と 150m 近く余計に登らないといけないので、燃費が悪いんではないかと思うんですよ。

ただ、中野町から、小田までで、379 号経由だと、38.5km なのに対して、56 号を経由すると 59.2km と距離が大幅に伸びるため、小田に行く場合は、379 号経由以外はありえない感じです。

まだ割れていないものがあるので、これから暖かくなって、原木がこれ以上痛むのも困るので、できれば 2 月中には片付けて、新しく入ってくる原木を寝かさないで済むようにしたいと思います。

それと、エロフィン管を配管するのに、ネジを切るのが難しそうだったので、ネジを切っていあるものを溶接することにして試してみたら、そこそこできたっぽいので、部材を西村ジョイに買い出しに行きました。

スタイロは IB が 50mm で 1,850 円なので、1mm あたり 37 円でした。

エース II は在庫がなかったんですが、1mm あたり 40 円ということで、同じ断熱性能を得るのに 75% の厚みで済むため、IB と比べると実質 30 円ということになるので、エース II を使ったほうがいいかなと思います。
IB の 50mm はエース II だと、37.5mm, まあ、そんな厚みはないので 40mm になりますけど、そうすると 1,600 円/枚になるので、250 円/枚お得、ということになるわけです。

床については、どうしたものかと思うのですが、スタイロを敷いてネダレス合板を敷くか、それとも、スタイロを敷いて、アングル鋼を使ったレール+台車にするのか、ちょっと悩ましいところです。

最初から作り込むのも難しいと思うので、色々やりながら、煮詰めていけたらなと思います。

薪乾燥用コンテナの断熱について

断熱材ですが、もらえる気配がないので、買おうと思うのです。

で、スタイロフォームには、IB とか、エース II とか、種類があるんです。

例えば、スタイロフォーム IB の 100mm で得られる断熱性能は、スタイロエース II なら 75mm で得られるのですが、定価でいえば、IB は 100mm の 3 x 6 判 1 枚が 7,200 円なのに対して、エース II は 75mm で 1 枚 7,650 円です。
厚みが気になるならエース II にした方がいいかもしれません。

IB の場合、3 x 6 判で 1mm あたり大体 40 円くらいです。1m2 あたりだと 25 円くらいです。

もし、エース II が 1mm あたりの値段で、53 円以下ならば、エース II を買ったほうが断熱性能あたりの単価は安いことになります。

それで、20′ コンテナを断熱するのにいくらかかるのか、ということになるわけですが、内寸は、奥行きが 5.8m, 幅と高さは 2.3m といったところです。

つまり、5.8 x 2.3 が 4 面、2.3 x 2.3 が 2 面ということになり、64m2 ほどあることになります。

厳密に言えば、断熱材の厚みや、ロスを考慮しないといけないんですが、単純に計算するなら、1mm あたり 1,600 円かかることになるので、仮に 50mm だとすると、80,000 円ということになります。

さて、次の問題ですが、厚みはどの程度必要か、ということです。

外気温が 0°C の際に、コンテナ内部を 70°C に維持できる、ということで考えます。

先ず、スタイロフォーム, 今回は IB としますが、これの性能を見てみましょう。
熱伝導率 というのがそれですが、0.036 W/(m・K) 以下とあります。

これはどういう意味かというと、

材料の熱の伝わりやすさを表す数値です。単位は(W/㎡K)材料の厚さが1mで、両側の温度差を1℃としたときに、材料面積1㎡の部分を通過する熱量W(ワット)で表します。同じ条件で材料の断熱性能を比較できます。値が小さいほど熱が伝わりにくく、断熱性能が高くなります。参考に、代表的な建築材料の熱伝導率を示すと、アルミニウム210・コンクリート1.6・石こうボード0.22・天然木材0.12・主な断熱材0.022~0.052です。いかに断熱材が熱を通しにくいかがわかりますね。

みたいなので、つまり、コンテナのその内外の温度差が 70°C あり、面積が 64m2 であれば、断熱材の厚みが 1m の時には、

0.036 \times 70 \times 64 = 161.28

つまり、161.28W のエネルギーが失われていく、ということのようです。
1m は 1,000mm なので、1mm の断熱材だと、161kW ということになりますね。
ここまで計算あってますかね?

ボイラーの出力が 40kWh だとして、昼間の 8 時間運転を行うとすると、320kWh のエネルギーが得られて、1 時間あたりに直すと、13kWh ということになるんですが、これは理論値であって、実際にはそこまでの熱効率で運転することはできないと思うし、コンテナの温度を維持するためにエネルギーをすべて使うわけにはいかないので、1/3 程度をロスとして許容するなら、4kWh ということになりますから、40mm 以上の断熱材は必要、ということになるようです。
まあ、温度差が 70°C 常にあるわけでもないとは思うんですが。

それと、厚みの上限の話ですが、メッシュパレットで乾燥させるとなると、1m 幅があるので、クリアランスが各 5cm としても、内寸の幅は、2.15m は必要ですので、断熱材の厚みは、50mm 以内に押さえなければなりません。

あとは、当たり前ですが、コンテナ内部の空気が乾燥していなければ、薪は乾燥しないので、換気をしないといけないわけですが、そのまま換気扇で廃棄するのではロスが大きいため、熱交換をして換気する方式を取りたいと思います。

その上で、高温の空気を排出するのではなく、常温の空気を押し込むことで、高温・高湿の空気を押し出してやれば、換気扇が高温になったり、温度差で結露することがなくなるわけで、設備コストが削減できるのではと思うのです。

とはいえ、20′ コンテナのサイズというのは、床面積でいえば、8 畳程ですし、家に比べれば天井もうんと低いわけで、ロスナイもそれほどしないので、ちゃんとしたものを買ったほうが効率がいいんじゃないのかと思ったりもします。

案ずるより産むが易し、ともいうんですが、全く使えないものを作っても仕方ないので、もう少し煮詰めてから着手したいと思います。