チムニーの外装 — Cladding System は使えるものなのか?

今日はめっきり寒くなりました。

兼務神社の春祭り、祈年祭だったんですが、あまりの寒さにストーブが用意されていました。
高縄山に行った人が facebook に雪が舞う中の桜の花見の動画をアップしていましたが、道理で寒いわけです。

久しぶりに薪ストーブに火が入りました。

チムニー、沿道囲いですが、角トップをいくら低価格にしても、造作工事でコストがかかっては、元も子もありません。
そこで、プレハブ化できないかずっと考えています。

pinterest に登録していると、興味がありそうなものをピックアップしてメールしてくれるのですが、面白そうなものが届きました。

まあ、コメント欄に色々書いてありますが、タイル張りなどの場合、経年劣化でタイルが剥がれることがあります。(無論施工不良も)

結局のところ、上記ページに書いてある割合がどの程度化は置いておいて、こういうタイルだのブリックだのの貼りものは、必ず剥がれるのです。

チムニー造作の理由が耐候性・耐久性の高い薪ストーブの導入であるのに、貼り物の剥離の問題のため、チムニー自体のメンテナンスが 10 年程度で必要になったのでは、本末転倒ではないかと思うわけです。

意匠的に板金などでしっくり来て、満足できるケースならいいんですが。

というわけで、これだと嵌合するし、素人でも簡単に本格的なブリックの外装が仕上げられるのではと興味深く思いました。

他にも、Brick Cladding System というものがあり、H 型のブリックをレールにはめ込むようになっていて、これも貼り付けたものに比べて脱落しにくい構造ではないかと思います。

こういうものは Cladding System というようで、他にももっと複雑な形状をした外壁材をシステマチックに取り付けるものが多数見つかりました。

素材も、ブリックだけではなく、木(それも割ったもの)など、変わり種もあり、とても面白いシステムだと思いました。

建物の外壁用の技術なので、コストはさておき、耐久性や耐候性については、よく考えられているもだろうと推定しているんですが、例えば、海コンをこういうシステムを利用してパネルで囲えば、安価にそれなりの見た目のものが素早く安定して作成できるので、趣味の小屋であるとか、小規模な店舗などには最適かなと思いました。

もう少しいろいろ調べてみたいと思います。

角トップ v3 試作 1 號 出荷!

先週に引き続き、角トップの出荷です。

v1 → v2 は、製作コストのダウン(部品点数の削減)だったんですが、v2 → v3 は、安全帯用のアイボルトを取り付けられるようになりました。

内側はというと、高ナットを使ってみました。
まあ、M16 なんで、これで落ちることはまずないでしょう。

天蓋の改良はさておき、これで基本型としては、完成状態に仕上がってたと思います。

というわけで、お店でも売り出してみようと思います。

価格は、79,800 円(税込, 送料別)としたいと思います。
品物は、着払いでの発送となります。

本当は送料込としたいと思ったんですが、この間、荷物を落として、角トップ本体が損傷した事案が発生したんですが、10%, すなわち数千円の利益でそういう事案があるととても回復できないのと、カード等での決済の手数料、モールの運営会社に支払うサイトの利用料、それとかなり送料もかかるので、そういうものも加味して、ちょっと余裕を見たマージンの設定をしたいと思います。
それと、送料自体、近いところと遠いところで、かなり差が出ます。ただ、どこで作っているかなんてことはお客さんには関係のないことではあるんですが、かかるものはかかるので。

これで、ICC 社製の煙突の防水性に不安がある方にも、おすすめしやすくなるのではと思います。
最近、全く引き合いがないんですよね、Excel 煙突。

今後の改良の話ですが、自動お掃除機能はさておき、あとはパンチングメタル(防鳥)の穴サイズだとか、天蓋が 1 枚ものなんですが、メトスなどの高級品は 2 重構造になっているらしいので、遮熱板を用意するかどうか、あとは、風による逆流対策の防風板のようなものなど、細かいことは検討の余地がある気はします。

出典 MonotaRO

今の思いつきとしては、ベンチレータのようなものを角トップ内部に仕込んであげれば、遮熱と防風とが一度に済むし、構造としては、角トップ本体はいじらなくてもいいので、楽でよろしいかと思います。

かぶせてあるだけなら、外して掃除すればいいですし。

ただ、風等でベンチレータのように回転する構造にすると、風が吹くと強く引かれるというのではマズいので、風で回らない構造にしないとと思いますが。

とりあえず、かぶせるだけだから、v1 — v3 のどれにでも付くように作れると思います。

さて、それよりも問題は、H さんの角トップです。
ベースプレート以外跡形もなくなってしまいました。。。
1 台単位では作りたくないんだけど、そうそう注文が入るとも思えないし、いよいよ必要になったら、2 週間くらいで作りますので、それまでは少々粘らせてもらえればと思います。