調整式のキールローラー

ボートトレーラーの部品なんですが、写真のものはキールローラーといって、キール、船底を支える竜骨のことですが、この部分を転がしたり支持したりするためのローラーです。

Tangue が 2″ と 3″ 用のものがあり、挟み込んで固定するわけですが、ボルトの穴の位置が複数あるので、高さや角度がある程度調整できるわけです。

とりあえず、Tangue ではないですが、固定するための角パイプですが、外寸で、6cm 弱ですから、2″ だと小さすぎて、3″ だと大きすぎる感じでしょうか。

2″ のものはローラーの巾が 4″ で、3″ のものは 5″ になります。
3″ = 7.62cm ですから、両側に大体 8mm 程度のスペーサーを噛ましてやれば固定することは可能ですね。

テーブルの端部の一番低いところで、+30cm くらい、油圧送りローラーの一番低いところで +45cm くらいです。

写真の取付状態で、Tongue の幅は 180px, 斜めになっていますが、上から 2 番目のボルト穴から、キールローラーの芯までが 440px ですから、180px : 440px = 3″ : x”, x = 7.3″ = 18.6cm くらいですかね。
ボルト穴のピッチは、80px くらいで、1.3″ = 3.3cm くらいです。
最も上がっても 30cm には届かないと思いますが、まあ、その辺はどうにもで細工できると思います。

原木は、右から左にラムがスライドして、その摩擦抵抗で一緒に送られるわけですが、長いものは右の油圧送りローラーでも補助されます。
送りローラーとラム(スライドテーブル)との間には見ての通り隙間があり、極稀に微妙な長さのものがその隙間にはまり込んだり、ローラーの柱が少し曲がっていますが、ラムが戻ると気に、テーブル端部に枝などの突起がひっかかり、ローラーとの間に挟まることがあるのです。
ローラーのほうがラムテーブルよりも微妙に高いためです。

なので、この間にキールローラーを設置して、落ち込まないように、また、引っかかっても、先にキールローラーが破損するなり、それが押し戻されるときにせり上がることで、油圧ローラーを破損させないようにできないかと思うわけです。

調整式のキールローラー自体は、$22 で、しかも汎用品なので、調達に問題はありませんが、薪製造機の部品は取り寄せに時間も費用もかかるため、少しづつ汎用品で対策をしていきたいと思います。

万一合わなくてもヤフオクで買った以上の値段で処分はできると思いますし、とりあえず、取り寄せてみたいと思います。

過去の記事を見ると、かれこれ、4 年くらい考えているだけで実行していませんので。