ロールボックスパレット(カゴ台車)は危ない

コンビニやスーパーなどでもよく見かけるロールボックスパレット、カゴ台車とか、単にカゴ車と呼ばれる荷役用品ですが、この前少しやらかしてしまいました。
簡単に言うと、トラックの荷台から落としかけたのです。

ロールボックスパレットは耐荷重が 500kg くらいありますし、例えば、薪を満載した場合、樹種や乾燥状態にもよるんですが、耐荷重ギリギリくらいになることもあります。

今日たまたまニュースサイトを見ていると、最近のネット通販などの利用の増加に伴い、荷物の量が増えて、経験の浅い人によるロールボックスパレットでの労災事故が頻発している、ということで、気になったので調べてみました。

守ってほしい「8つのルール」

ルール1 段差、傾斜のある場所での取扱い
…事故が起きやすい場所なので、細心の注意を払って作業しましょう!
段差、傾斜のある場所での作業は、特に慎重に行い、ロールボックスパレットが
倒れそうになったら、倒れる方向には絶対に入らないようにしましょう。

ルール2 「作業服、作業靴、保護具」
…安全作業のためにも、きちんとした作業着を身につけましょう!
作業服であれば、スリ傷などのケガを防ぐため、長袖・長ズボンを着用し、
シャツやズボンの裾が引っ掛からないように注意することが大切です。

ルール3 「ロールボックスパレットの基本操作」
…基本の操作を覚えて、事故を起こさないようにしましょう!
操作する際は必ず両手で行い、荷物の重さや操作のしやすさを
考慮しての作業が大切になります。

ルール4 「押し」「引き」「よこ押し」
…それぞれのコツを覚えて、安全に作業しましょう!
一般的にロールボックスパレットの操作には、
「押し」「引き」「よこ押し」の3種類の操作方法があります。
状況に応じてこれらを併用するようにしましょう。

ルール5 「複数人での取扱い」
…声を掛け合い、1人のときよりも慎重に作業しましょう!
複数人で取り扱う際は、事前に誰が指揮者になるのかを決め、
原則として作業員は全員「よこ押し」で操作することを心がけましょう。

ルール6 「荷物の積載」
…基本的な積み方をマスターし、荷崩れを防ぎましょう!
ロールボックスパレットの最大積載量を確認し、重いものは下に、
軽いものは上に積むようにしましょう。

ルール7 「折りたたみ・組み立て・積み重ね」
…折りたたむと不安定になるので、転倒には注意しましょう。
転倒の恐れがあるので、折りたたんでしまう際は注意するようにしましょう。

ルール8 「テールゲートリフターでの取扱い」
…昇降時は特に危険なので、気をつけて作業しましょう。
トラックなどのリフトを使用する際は、昇降板の最大積載重量を超えない、
下にもぐらないことを厳守しましょう。

うちでも、台車屋五常 さんのものを愛用しています。
雑貨の保管や輸送はもちろん、自家用薪の搬入にも使っていて、とても便利です。

以前に書いたのですが、中間棚の未使用時の収納方法 なども、普通なら他の人がやっている様子を見て気づくのでしょうが、うちは自分ひとりですから、この程度のことですか気づきません。

なので、事故防止のための基本的なことも知らないまま、適当にやっている可能性が高いので、折に触れて基本的なことは再確認し、安全に気をつけて利用していこうと思いました。