軽トラックでの薪割り機の牽引方法

薪割り機を検討中のお客さんから質問があったのですが、軽トラックでの薪割り機の牽引についてです。

基本的に薪割り機はナンバーが取れませんし、仮に取れたとしても、維持コストを考えると、公道を牽引するのはよほど頻繁に牽引しない限りメリットはないかと思いますが、ナンバーをどうするかはさておき、どうやって牽引するればよいのか、ということについて書いておきたいと思います。

正攻法で行くならば、軽トラックにヒッチメンバ(レシーバ)を取り付け、そのヒッチボールを取付、薪割り機と連結する、ということになります。

だいたい、部品代金としては 5 万円くらい(取り付けは別途)が相場のようです。

実際に公道を走行する場合には、これとは別に、トレーラにブレーキなどの灯火類などを含めて電気を送る必要があるので、それらの取り付けも必要になります。

また、牽引するトレーラとヘッドとの組み合わせで、安全に牽引ができるか、連結検討という作業を行うか、950 登録といって、予め牽引できるトレーラのスペックを検討しヘッドの側だけで登録しておくことができます。

自分の場合、軽自動車のジムニーは 950 登録、大型のトレーラヘッド VOLVO FH はオーソドックスにヘッドと台車との組み合わせで連結検討をして、どちらか(トレーラかヘッドか片方)に登録をしています。

軽トラック等、薪活する車を購入する際、ETC を取り付けるならば、牽引するかしないかはさておき、ETC の登録時に牽引することがあるように申請しておく必要があります。これを忘れると、牽引しようとすると、ETC の再セットアップが必要となります。しないと動画のようになりますので、注意してください。

もし、公道を牽引しないのなら、そこまで仰々しいことをしてコストを掛ける必要はありません。

エコエコ薪ストーブ のエコエコ棟梁のように、ヒッチ部分はアオリにひっける形で簡単に自作できます。

溶接なんてできないよ、という方の場合、既成品がタナキカさんで 45,000 円で通販していますよ。

うちではもっと安く作れますので、商品化してもいいかなと思います。