「夢の丸太小屋に暮らす」の地球丸が倒産!

今日は神社でしたが、雨だったので、お参りの人も少なかったです。
夕方少し早めに切り上げて、カナダ便の通関を済ませました。
今回は、検査はなくて、ただ、16 時を回っていたのと、雨のため、貨物の引き取りはできていません。
バッテリーも届いたのですが、夕方も強く降っていたので、交換作業は明日に持ち越しです。
神戸行きは明日の天候次第ですが、日程的にかなり厳しいので、アメリカから戻ってからになりそうな予感です。
確定したら、関係各位には連絡させていただだきます。

さて、本題です。

自分が丸太小屋に暮らすきっかけの一つとなった雑誌、「夢の丸太小屋に暮らす」を発刊していた 地球丸 さんが倒産していたことがわかりました。

昨日まではサイトに繋がっていたんですが、今日はサイトもダウンしています。

~アウトドア系出版社、「LOG HOUSE MAGAZINE(ログハウスマガジン)」などを発刊~

(株)地球丸(TSR企業コード:292988800、法人番号:1010401017673、港区新橋6-14-5、設立昭和60年6月14日、資本金3200万円、大下裕司社長)は2月27日、東京地裁に破産を申請し同日、破産開始決定を受けた。破産管財人には岩知道真吾弁護士(尾崎法律事務所、中央区日本橋室町1-12-15、電話03-6214-3222)が選任された。
 負債総額は約7億円。

 キャンプ、釣りなどアウトドア関連の書籍や雑誌の発行で定評がある出版社。「夢の丸太小屋に暮らす LOG HOUSE MAGAZINE(ログハウスマガジン)」やルアーフィッシング専門誌「Rod and Reel(ロッドアンドリール)」、フライフィッシング専門誌「FlyRodders(フライロッダーズ)」などの定期雑誌を発刊するほか、年間50冊前後のアウトドア関連の単行本やムック本を発刊していた。
 アウトドアブームを背景に愛好家など固定層を抱え、ピーク時の平成17年2月期は売上高17億1600万円をあげていた。
 しかし、紙媒体の需要減退など出版不況による発行部数の低下に歯止めがかからず、その後の売上は減少の一途を辿り、30年2月期は売上高約6億円にまで減少していた。借入金などの金融債務も重いなか、最近は一部定期雑誌を休刊するなどしていたが、ここにきて経営も限界に達し今回の事態となった。

ほとんどバイブル状態というか、擦り切れるほど読んだのが 手づくりログハウス大全―ログハウスづくりを100%楽しむためのコンプリート・マニュアル (夢丸ログハウス選書) でした。もう、20 年も前の本になるんですけどね。

時代の流れというものもあるのかと思います。

これを言っては身もふたもないのですが、テーマがログハウスですから、書けるネタは限られているわけですよ。
なので、紙面はたいてい同じ内容を悪く言えば使い回しの焼き直し、よく言えば、定期的にアップデートしているわけですが、新しく読者になれば、しばらくは新鮮で一周回るまでは楽しめるし、流石に編集されているので体系立てて情報が整理されているというメリットも有るかと思うです。
なもので、建ててからもずっと書い続ける、というような紙面ではなかったのかなと思います。

あとは、とにかく広告だらけで、記事も記事というよりも企画広告ではないのか、というような偏りを感じずにはいられませんでした。

そういうわけで、もう何年も買ってなかったのです。

ただ、いざなくなってみると、少しさみしい気もします。

自分にとって丸太小屋に住もうと思うきっかけでもありましたし、また、同じようにこれからの世代の人にとってのきっかけになったかもしれませんから。
ただ、M3 層に対して、紙媒体というのはもうないなというのが正直な感想ですし、今の M1, M2 層についてはもっとない。
遅かれ早かれこうなったのでしょう。

うちのお店も、時代の流れというものに乗り遅れないようにしないといけないなと感じる一件でした。