薪のお家 Holzhausen 用のカバー — Cordwood Covers 嫁ぐ

今日は、朝から夕方まで、お祭りの準備や祭典でした。
明日はいよいよ神輿渡御です。
いいお祭りになるように頑張りたいと思います。

さて、昨日の送料の答えですが、正解はなんと驚きの 65,600 円(税抜)でした。

時間があって、事前にこの運賃がわかっていたら、間違いなく自分で持って行ったと思います。
ただ、それは旅行も兼ねているからであって、商売としては、その値段で運んでくれるなら、運んでもらうのが正解なんだろうな、とも思いますが。
それでも、数あるネットストアの中で、何処の馬の骨ともわからない田舎の怪しいおっさんがごそごそやっている雑貨屋から買ってくださったありがたいお客さんなんで、一目お目にかかって、お礼の一つも言いたいところではありますので、時間の許す限り、配達に出かけるようにはしたいと思っています。

それで、仕入れたはいいけど、仕入れ値が高すぎて、値段をつけて売るとかなりの金額になってしまうため、大型の薪割り機を買ってくださったお客さんで、振込で支払ってくださった方に、たまにサービスでカバーをつけていたんですよ。
たまに。

出典 https://www.cordwoodcovers.com

今回のお客さんも、保管する際の話が出たので、カバーがあった方がいいだろうなと思って、「サービスしときますね」なんて軽々しく言ったものの、薪割り機のカバーだと思っていたものは、なんと、Cordwood Covers だったわけです。

ちなみに、どちらも原価は同じくらいで、売るとすると 3 万くらいの値段にしないと採算が取れない という、なかなかの高級品なのです。

気付いた時には後の祭りで、正直に間違えていたことを伝えて、そうしたら Cordwood Covers を使ってみたいとおっしゃってくださったので、嫁ぐことになりました。

結局のところ、無精なので、積もう積もうと思ってはいたんですけどね、結局積まずじまい。
ただ、見ての通り、かなり絵になる感じではないかと思うんですよ。
いつの日にか、道端に雑貨のお店をオープンできたら、目印にもなるし、いっぱい Holzhauzen を立てて、Cordwood Covers をかけてみたいな、とも思っています。

まあ、3 万近い値段にしても、4ft high pile holds approximately 2 cords of firewood, 4′ 積み上げると、2 cords になるということですが、cord とは、

The definition of a cord of firewood for this paper is a tightly stacked 4 foot X 4 foot X 8 foot volume of wood cut in 16” lengths.

なので、つまりは、3.6m3 になりますから、1m3 を 1 万円以下で保管できるといえば、そうなります。
でもこれをいうと身も蓋もないんですが、おしゃれなカバーでなくても、ある程度厚みがあるものであれば、トラックシート等でも、用はなすわけでして。
元々は、Toptex で作る、ということを言っていたら、すでに市販されているよって話 だったわけですしね。

まあ、Amazon で売らずに STORES.jp での直販に限定すれば、2 万円台前半くらいは可能になるんじゃないかなと思ったり思わなかったりです。
売れないなら、資金を回転させられないので、なかなか難しいですしね。
なので、Cordwood Covers は受注発注にしたほうがいいのかなと思っています。

質感等については、自分で試すつもりで買ったのに、結局試せずじまいではあるんですが、お客さんには、レポートをお願いしてあるので、1 年もすればある程度の結果は出るのではと思います。

人柱になってもいいよ、という方がいらっしゃったら、当面は、実費のみで取り寄せいたしますので、お問い合わせください。
基本、船便なので早くて 2 ヶ月くらいかかります。

ある程度、評価が出て、多くの人に喜んでいただける商品であるという自信がついたら、それから在庫すればいいのかと思います。

話は戻って、薪割り機の件ですが、組み立てて発送する条件で販売しているんですが、これだけ送料がかかるとなると、組み立ててなくてもいいよ、という方向けのプライスというのも設定した方がいいかもしれません。
現実的には、送料も 7 万以上かかっているわけで、パレットに梱包するのも半日程かかっています。
組み立てもたまにしかしないので段取りが悪いということはありますが、5 号と Y くんと 3 人で、暑い暑いいいながら、結局まるっと 1 日くらいかけて、いろいろ教えたりしながらなんですが、今回はかかっています。
1 人役 1 万でも、自分はさておき 2 万はかかるのです。

組み立てなければ、1/2 どころか、1/4 とか、そういうレベルで小さいので、運賃も単純に 1/4 にはなりませんが、2 万とか、3 万とかのレベルで済むと思いますしね。

ただ、重たいので、チェンブロックだの、ある程度、作業環境は整えないと、軽トラで引き取りに行っても、荷台から降ろすことすらで難しいのではと思うのです。
まあ、このレベルの薪割り機を買うのなら、相当の覚悟があるということの裏返しでもあろうかと思いますし、こちらでお客さんの選択肢を狭める必要はないのではないかと思います。

24t 以上に関しては、本当に大型なので、

  • 組み立てずに送る — コスト最優先
  • 一緒に組み立てて引き取る — コストと組み立ての問題解決を両立
  • 組み立て済みのものを配達する — 組み立ての問題解決を優先
  • 組み立て済みのものを配送する(遠距離) — 組み立ての問題解決を優先

というようなチョイスから選べるようにしていこうと思います。