SPLITTA 400 — 小割や焚き付けの生産効率を向上させたい

重い腰を上げて、ぼちぼち調査さ再開しています。

いわゆる Kindling Machine と呼ばれるものになりますが、英国製の SPLITTA 400 です。
価格は多分安いんじゃないかと思うんですが、この機械には外部油圧モデルがあり(電気が必要かどうかは不明ですが)ます。

Power Supplies:
Electric Drive 415v 3 Phase 9.2 kW – 39 lpm
PTO driven Pump and Tank
Customer Hydraulic Supply – 45 lpm @ 190 Bar max

ボブキャットが 17GPM なので、油圧源として使えますね。
コンマ 1 のユンボだと、ちょっと油の量が足りない(動きが遅くなる)かもしれません。
電気があれば、油圧ユニットを作ってそれを使えばいいですし。

とりあえず、新品ではなくて、中古を探してみようと思います。
どのみち、修理などは自分でやらないといけないことになるわけですから、無保証でもなんでも、安いほうがいいと思っています。

肝になるのは、サイクリックに玉を送る機構と、シリンダを収縮させる機構、そして、それをシーケンシャルに行う機構、それを実現している機械式の油圧バルブ類、それらがどのような構成なのか知ることができれば、似たようなものを取り寄せて、修理したり、予備機を作ったりということができるのではないかと思います。

このモデルの利点としては、

Consistent log size no oversized logs

ということかと思うのですが、半分は正しいですが、半分は正しくなくて、一定のサイズに割れるのは確かですが、もともと丸太は丸いのですから、割る対象が小さい場合には、それはどうにもなりませんから、アンダーサイズのものは、それなりに発生してしまうわけです。

それでも割り直しがない、というのは大きなメリットです。

20mm — 120mm でサイズが調整できるので、よく言われる牛乳パック大、70mm くらいにセットして、その後に、トロンメルに投入して、細かなチリ等を落とし、40mm くらいの篩にかければ、焚き付け・ピザ・小割を抜き取ることができます。
オーバーサイズ、すなわち 40mm 以上 — 70mm まで、ちょうど良いサイズのものが後部から排出されるので、薪ストーブ用に出荷できるかなという妄想です。

つまり、大きすぎるものがないので、排出されたものが全てそのまま出せる、ということで一手間減るわけですね。
ただ、人が割り直したように、きっちりした事にはならないので、歩留まりが低下することは考えられますが。

あと、SPLITTA 400 の最大の問題は、割れる長さの上限が 330mm だということです。
自分は全く問題に思わないのですが、市販の薪棚に積む場合、330mm はギリギリの長さで、ちょっと積みづらい、ということがあり得ます。
それでもうちはうちなので、33cm 以下しか作る気はないので、これで問題がないと思っています。

一応、POSCH Leibniz の新型についても調べてみようと思います。