薪乾燥機の組み立て開始

米国からエンジニアの人たちが来日したので、今日から薪乾燥機の組み立てを始めました。

最初に乾燥機について検討をし始めたのが 2014 年の 9 月ですから、かれこれ 5 年越しです。
というか、薪を作り始めてもうそんなになるですね。

怪我の功名というか、長くかかった間にシステムが大幅にアップグレードされて、昔はコロ薪のようなもっと大きな塊をバスケットに供給するかなり大掛かりでメカニカルなシステムだったんですが、燃料がチップに変わってより安定して長時間無人運転が可能になり、機械もコンパクトになりました。
オペレーションにかかる労務費は相当違ってくると思います。

で、組み立てです。

まず、一番最初に、メインのユニットとなる firebox, チップを燃焼させるユニットですが、写真でいうと黒い箱を設置しました。

続いて、緑色のパーツが cross feeder で firebox にチップを供給するためのユニットです。
斜めになっている部分は、スクリューコンベアになっています。

その後、firebox の上に heat exchanger を載せて、壁のユニットを組み立てたところで今日はタイムアップです。

cross feeder の上に chip bin, チップを保存しておいて、それを少量づつ取り出す箱を載せる必要があるんですが、空でも 4t くらいあるのです。
うちのユニックではとても無理なので、明日は朝一にラフターを手配してあるので、今日よりも少し早めにスタートしたいと思います。

それと、かねがねの一番の懸案が日本とアメリカとの電圧の違いで、向こうは三相は 240V とか、400V とかなんですが、200V にも対応するであろうモータでやってもらっていたんですが、起動するかどうか、荷受してから試していませんでした。
真っ先に、一番大きなモータ, 15kW のものですが、試験をして、無負荷、負荷状態、ともに始動することができました。
ただ、単相の容量が 20A で、30A 必要なのが足りてないので、ここはキュービクルの方を工事しないといけなさそうです。

スケジュールは、今週中はフレーミングで、来週くらいでシート張りと断熱、3 週目で油圧や電気関連のインストールとテストの見込みです。

明日もボチボチ頑張りたいと思います。

それはそうと、貨物の件です。
次の神戸、松山、どちらの荷物も最初の本船は先月末には釜山に入港済みです。
接続待ちというところですから、一週間以内くらいに届くのではと思います。
まだ、書類も何もやってないんですが。。。
最近は歳なので、疲れてすぐ寝てしまうんで、ちっとも書類仕事が捗らないんですが、これもなんとかしたいと思います。
神戸に行くタイミングでは、薪の納品とヘッドの車検整備も済ませたいと思います。

それと、先月分の貨物が溜まりに溜まっているのですが、まだ一部揃っていないものもあります。
今週末でカットして、来週には積み込みを始めたいと思いますが、インボイスをまとめてダウンロード保存する件については、ほぼ問題ないレベルに完成したんですが、tcpdf での変換がダメダメすぎて、というか、JavaScript を実行できないようで、保存した HTML を PDF に変換する際のクオリティが低すぎて使用に耐えません。
背に腹は変えられないので、System Event を使って、むりくり Safari で PDF にするように試してみようと思います。
ダメなら、人力でやらないと間に合わなさそうです。。。ヤダな。
Hay Gripper が間に合えばいいんですが。