薪ラック

PackFix はいいもんだと思うんですが、いかんせん高い。
ある程度の規模でないと、イニシャルコストが大きすぎるし、使わない時にも場所を取ります。
ランニングコストは非常に安いみたい。

ウッドバッグは、イニシャルは不要ですが、薪を入れるには惜しいほど高品質、で高額、結果ランニングコストが非常に高い。

こう言うの痛し痒しっていうんでしょうね。

あと、それ以外の選択肢としては、メッシュパレットが 1m3 がありますが、少なくとも、薪屋をやるレベルでは、コストをペイすることは不可能です。チャイナで買い付けても FOB で $50 するので、投資利回りを 10% で考えれば、年間のカゴのコストは $5 になるため、300 基(40 フィートコンテナ 1 本分)導入したら 200 万の投資になるので、PackFix (100 万 + 輸入経費の投資)のほうが多分有利。
厳密にいえば、PackFix は繰り返し使えるとはいえ、下敷きのパレットが必要なのですが、スケーラビリティでいえば、圧倒的に優れるし、中古パレットはただ同然でいくらでも出てくるので。

大コンというらしいですが、北海道あたりでは、玉ねぎやじゃがいもの収穫用の巨大鉄コンテナがあるようです。
容積と価格を考えると、メッシュパレットのほうが優れるし、ハンドリングの容易さという点でもメッシュパレットに軍配が上がります。

Unknownで、その中間というか、前から youtube で見かけて気になっていた製品ですが、ようやく特定したので、忘れないうちに書いときます。

japasacking rack です。

枠自体は買う価値もないほどシンプルですね。
だから、袋だけ買えばいいはず。

でも、肝心の袋はどこで売っているんでしょうね。。。

システムに組み込まれて稼働しているビデオはこんな感じ。

このパターンだと、PackFix よりもイニシャルは低め、ランニングコストは若干高め(袋に加工するコスト分多分高い)、スペース効率はこちらは立方体にバンドルできるの優れ、手間的には殆ど変わらないレベル、と推測されます。

まあ、容量が PackFix 1.7m3 に対して、sacking rack は 1m3くらいなので、倍くらいの頻度で作業が中断するデメリットはあるかと思いますが、逆にいえば、比重 0.85 で 1 solid cubic metre = approx. 2.0 – 2.4 loose cubic metres ってことで、重量換算すれば乾燥した状態なら 350kg 程度と軽トラックで積載オーバーになりませんし、重心も低いから、薪を持ち帰りで購入してくださったお客さんも安心して帰れると思うわけです。
地方で軽トラが普及している環境では、非常に良いパッキング手段だとは思いませんか?
パレットは返してくれなくても、大した損害にはなりませんし、1kg 30 円程度で考えれば、一つ 1 万とキリの良い売価にもなります。

今のところ、ベストとはいわないけど、自分の周りの環境を考えると、非常に良いソリューションと感じています。

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