SpeeCo の薪割り機用コントロールバルブについて

コントロールバルブが壊れた T さんから問い合わせがありましたので、うちのお店で扱っている SpeeCo の薪割り機用コントロールバルブ について、スペックなど、用語を含めて説明しておこうと思います。

お店の商品説明をそのまま貼り付けますと、次のようなものです:

SPEECO(スピーコ)社製の薪割り機専用コントロールバルブです。

20GPM/3400PSI まで対応。
デテント機能があります。

安価ですが、MADE IN CHINA です。有名メーカの商品ですので、品質は安定していますが、MADE IN CHINA は MADE IN CHINAです。

1 SPOOL 20 GPM LOG SPLITTER VALVE
New, SPEECO S390410C0 hydraulic control valve for operating double acting cylinders. Common valve used on log splitters where the valve is mounted to the cylinder port. Pressure-release operated detent on return stroke with spool in, spring center on extend with spool out. Work Port B (retract port) closest to handle and work port A (extend port) farthest from handle.

SPECIFICATIONS
Open Center
Spools One
Flow 20 GPM max.
Pressure 3400 PSI max.
Relief Valve Adj. set at 3100 PSI
In/Out Ports 3/4″ NPT
Work Ports 1/2″ NPT
Mount Port Mount
Size 9-5/8 “x 3-3/4″ x 2-3/4”
Shpg. 11 lbs.

Spool Details:
Spool 1 Double acting cylinder, spring center extend/auto detent retract

単位など、アメリカは未だにヤード・ポンド法を使っている関係で、日本やヨーロッパとは単位が違います。
速度も km/h ではなく mph なのと同じです。

まず、20GPM の GPM ですが、Gallons Per Minute、つまり、1 分間に何ガロンかという、流量の単位です。
次に、3400PSI の PSI ですが、Pounds per Square Inch、つまり 1 平方インチに何ポンドかという、圧力の単位です。

我が国では、一般的に 50L/min とか、20MPa とか、そういう表記をするんですが、ごめんなさい、自分は、GPM や PSI のほうがわかりやすいので、わからない人は、単位を換算してください。

換算するには、Google で 20 gallons in liters と検索すれば答えてくれます。

米国製の薪割り機の場合、概ね、5HP くらい(160cc くらい)のエンジンを搭載したモデルですと、ツーステージで 11GPM/2500PSI くらいのスペックになっています。6HP (180cc)で、13GPM、20GPM ですと、10HP くらいのエンジンを搭載しています。

よって、20GPM, 3400PSI というスペックですと、10HP くらいまでのエンジンを搭載した薪割り機で使用できるということになります。

圧力についていえば、米国製薪割り機のシリンダは、2500PSI、もしくは 3000PSI までというものとなっています。

次に、In/Out Ports 3/4″ NPT という表記についてです。
これは、In/Out ポート、つまり、エンジンに直結されている油圧ポンプから作動油が送り込まれる In ポートと、作動油タンクに戻る Out ポート、写真でいえば、六角のボルトの脇の大きな方のネジが切っている穴、これがポートですが、このサイズが 3/4″ であり、ネジの種類が NPT ですよ、ということになります。

3/4″ というのは、4 分の 3 インチ、と読みますが、つまり、0.75 インチです。
日本では、六分といったりもしますが。

Work Ports 1/2″ NPT ですが、これは先と同じで、シリンダに行ったり戻ったりするポートが 1/2″ の NPT ですよ、という意味です。

アメリカでは、NPT の他に SAE ネジもあります。
管用(くだよう)ねじについては、過去に記事にまとめてありますので、そちらを参照してください。

Mount Port Mount については、このバルブ自体は、油圧シリンダのポートにマウントしてくださいね、という意味です。

T さんから頂いた写真を勝手にこちらにアップする訳にはいきませんが、写真で判断する限り、

  • ポートマウントである
  • 油圧ホースは 3/4″ と 1/2″ が写っているので、同じクラスと推定される
  • ポート類は、ゴムシーリングがない形態なので、ほぼ間違いなく NPT(か、NPT でなくても PT)

ということで、90% 位の確率でポン付けできると思います。
ただ、ポートのレイアウトについては、同じかどうかはわかりませんが。

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