キワモノ探訪も遂に第 5 段となってしまいました。
今回のキワモノは、cone splitter とか、screw splitter、と呼ばれていますが、直訳すると、円錐ネジ薪割機とでも申しましょうか、まあ、ぐるぐるぐるぐるって感じで割るわけです。ちなみに、コーンはコーンでも、cone は円錐、とうもろこしは corn です。
構造は極めてシンプル。ドリルが食い込んで割れる、ただそれだけです。
日本でも売られているようです。
ただ、この薪割機ですが、回転部分に軍手や衣服、髪の毛などが巻き込まれると大事故につながり、非常に危険です。まあ、ちょっと考えればわかることでありますが。
こんな危険な薪割りもありますけど、at your own risk ってことで。
人力で使用するのであれば、例えば、japa 100 のように、安全カバーを取り付けなど、安全に対する配慮が必要です。
電動機でも駆動できるため、安全対策を講じて、リスクの低い作業ができる装置が開発されれば、とても便利だと思ってます。
やはり、本領を発揮するのは、パワーショベルに取り付けた場合だと思います。
太い原木を効率よく割っています。(このオペはあまり上手ではないと思います)ボブキャットの E26 なので、いわゆる .1(コンマイチと読みます)クラスなんですが、このアタッチメントにより、割るだけではなく、移動も可能になっていますし、ほとんど騒音も発生しません。
また、油圧モータなので、簡単に逆転させることができ、食い込んでも、反転すればよいので抜けなくなる心配がありませんし、少々なら、重機の力で無理やり割ることができます。回転軸をこじるような操作にどの程度耐えられるのかは未知数ですが、手前にナイフを装着して、オペから見て、排土板で抑えながら割れ目が入ればナイフを突っ込んで裂けば、何箇所もドリルで突く必要はないかなと思ったりしないでもありません。
作業部分に人が近づく必要がありませんから、巻き込みによる事故も発生しづらいので、安全でもありますね。
自分は今の時点では、原木を購入する場合、サイズを指定できるので、必要性を感じませんが、太い原木が大量に無料で手に入る場合には、このアタッチメントを購入して、割ってからプロセッサで処理すれば、不必要に大きなプロセッサを買わずにすみますからトータルコストをセーブできると思います。
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