定形外郵便の値上げ

この前郵便局に行って知ったんですが、はがきだけではなく、定形外郵便の料金も改定される そうです。

出典 http://www.post.japanpost.jp/

雑貨屋 で扱っている商品のうち、厚みで 3cm を超える小物類は、少しでもお手頃な価格で販売できるように宅配便ではなく定形外を利用してきたのですが、在庫を分散させて、手間をかけてまで定形外を利用するメリットというのがかなり薄れてきていると感じます。

ただ、それは在庫管理を委託している倉庫の「今」の料金体系と比較してであって、今までであれば柔軟に対応してくれていた運送屋さんも、最近はかなりきっちりと個人宅あての大きな荷物配達は、ものすごく割高であったり、そもそも引き受けてくれなかったりと、ヤマト運輸の問題に端を発して、働く人の環境を改善するための過程でもあるわけで、社会全体の動きとして仕方ないところかなと思わけです。

と同時に、今の物流会社との契約が更新できない、あるいは受け入れがたい価格上昇というリスクも潜在しているわけで、小物類と売れ筋商品のみ FBA を利用していこうかとも思っています。

以前はラベル貼付けなどの問題があって敬遠していたのですが、今は FBA 側でラベル対応などが可能なようなので、FBA で受け入れられる荷姿にパッキングできれば、海外から直接 FBA 倉庫に納品でき、Amazon 販売分に関しては、いいか悪いは別として、自動販売機状態で何もしなくて良くなるので、今まで単純作業に割り当てていた時間をより付加価値の高い作業や、薪の製造に割り振ることができるようになるわけです。(まあ、薪製造はワーキングプアみたいなものなので、まだ雑貨の発送をやっている方がマシという話もあるのですが)

この問題は、別にうちだけの問題ではないので、うまく対処できる人にとってはチャンスであり、そうでない人にはピンチということでしかありません。

どちらかというと、Amazon は別格として、中途半端な貨物量のところの打撃の方がお大きいように思いますから、うちのような小回りがきく弱小にはむしろ追い風と思っています。

ただ、今回の件で、厚みが 3cm を超える規格外の商品については、送料無料は廃止せざるを得ないかなと思うところです。

現実問題、ガラスクリーナーを 1 本だけの注文で、510 円のレターパックプラスで発送して、モールの経費を払い、在庫のコストを払い、カードの手数料を払って、いったいいくら残るのか、その作業にどのくらいの時間を使っているのか、というと、マクドナルドでアルバイトしている方がいい、ということになりかねません。

5,000 円以上とか、ある程度以上まとめて買っていただいて、送料無料というやり方を取らざるをえないかなというのが正直なところです。
当然売上は減少するでしょうが、もともと利益がある商品ではないので、赤字では継続できないので、仕方ないかなと思いますが、色々と模索していきたいと思います。

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