英国ウッドバッグ Fuelwood X-Frame Bagga

巷で評判のウッドバッグ、個人的には、詰めるのが大変なのと、取り出すときも高さがあるので扱いにくと感じていたんですが、今度、軽トラでも過積載にならないサイズが出るってことなので、楽しみですね。そんなウッドバッグのライバル、Fuelwood X-Frame Bagga を発見したので紹介します。

d446b38c-7555-4da6-9903-057670ff3bd4-2Fuelwood X-Frame Bagga は、X 字型のフレームとのセット商品でして、投入しやすい状態でバッグが固定でき、投入後、リフトで簡単に運べるように工夫されています。

容積は 1m3 です。

写真のようにベルトコンベアで投入したら、くぬぎなどの場合で乾燥した状態で 300kg〜350kg 程度の重量になるはずです。きっちり詰めると約 500kg 程度でしょう。

フレーム部分は、袋のセットが容易で、袋は自立状態になり、開口部が狭くならないように引っ張れた状態となっています。また、充填後、リフトなどでバッグを持ち上げると、バッグが簡単に外れてそのまま荷役できるように工夫されています。フレーム自体、たためばほとんど場所も取りませんから、非常によく考えられている製品ですね。

薪の自動製造機と組み合わせる場合、2 台を使い、ベルトコンベアを左右に振り分け、投入先を切り替えることで連続運転が可能になり、生産性を高いまま維持できます。PackFix の場合、大きな回転台を用いましたが、X-Frame Bagga は単に 2 台使えば良いだけですから、オフシーズンでのスペース効率に優れますね。

コスト的には、袋を縫製しなくていはいけないので、ウッドバッグとほぼ同等、ということになるかと思います。反転ベルトがあるのかないのか、吊って荷役できる強度が保証されているのか、という部分については不明ですが、はっきり言って、そういうのは、本質ではない(袋はフレコン屋さんにある程度のロットでオーダして、作らせればいいだけだから)ので、システムとしてデザインだけ評価するべきだと思います。

サイズ的には、1m x 1.2m、0.8m x 1.2m のパレットが使える、ということになっているので、0.8m x 1.2m のパレットを使えば、軽量な針葉樹薪であれば、軽トラックに 2 つ積載でき、利便性は高そうですね。

使用するパレットなどは、新品を買ったり、専用部材となると生産コストをが跳ね上がる原因になるので、流通量の多い規格品を使う必要があると思います。

ウッドバッグの充填でお悩みの諸兄は、X-Frame 方式をウッドバッグにも採用してみてはいかがでしょうか?

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