電動のキネティック型薪割り機について問い合わせがあった件

あくまでも個人的には、スピードが早い分、リスクも増加するので、積極的には勧めづらいと思うのですが、電動の場合、油圧式だと、本当に時間がかかってしまうので、自分が何をやっているのか、十分理解している人にとっては良い選択ではないかなと思うのもまた事実です。

というわけで、見繕ってみたのですが、

あたりでしょうかね。

順に見ていきましょう。

Timber Champ Electric 7-Ton Kinetic Log Splitter ですが、値段は $449 です。

ちょっと気になる点として、110V-50Hz という記載があるのですが、米国は 60Hz だったと思うので、記載が間違えているような気がしないでもありません。
仮に、110V-50Hz だったとすれば、東日本地域で使うには、都合が良いかもしれません。

重量について、単位が書いてないのですが、160 とありますが、lbs だとすると、約 72.6kg です。

重量を気にする理由として、重量物は個人宅への配達が難しくなっているのですが、らくらく家財宅急便 なら 100kg までは、割増なしに送れるからです。
梱包もヤマト運輸に任せることができるので、その点も安心です。

それと、写真で判断する限り、段ボール箱の梱包のようです。
輸入する場合、梱包も非常に重要で、木材を使っている場合、それが熱処理されていないものの場合、熱処理されたもので梱包し直さなければならないので、非常にコストがかかるのです。
また、かさばる梱包の場合、輸送費もかさみます。

Machine Dimensions: 50L x 12W x 24H

とあるので、梱包サイズはこれよりも小さいものと推測されますので、単位がインチだとすると、0.236 cubic meter くらいということになります。

運賃で、D/O Fee だとか、こまごましたものを入れて、仮に 1m3 あたり、5 万円かかったとすれば、1.18 万円程度ということになり、検査になっても 2 万見ておけば十分の気はします。
本体が 53,880 円として、それに消費税など、運賃は、愛媛から東京として、約 1 万、都合 10 万くらいになりそうですね。

DR RapidFire Flywheel Log Splitter
K10 Electric Model
も似たようなものですが、こちらは能力としては 10t と表記されています。

価格は、Sale: $599.99 です。

スペック的には、Timber Champ と似たり寄ったりに感じます。

こちらだと、本体の価格差分、Timber Champ より高くなるのですから、12 万円くらい、ということろでしょうか。

DR RapidFire Flywheel Log Splitter
K22 Premier Model, Electric Powered

こちらは、Sale: $1,599.99 ということで随分高額になりますが、22t を標榜しています。

375 lbs とかなり重たいです。

電源も、120V, 1800W, 15amp となっているので、電気工事無しで使うことはできないものと思われます。
単相か、三相か、表記はありませんが、おそらく単相だとは思います。
モータ自体は、ベルトでホイールに接続されているわけですから、三相モータに換装することで、国内の電源に対応できるものとは思います。

なお、上記、3 機種について、原産国は調べられませんでした。

にほんブログ村 ライフスタイルブログ 薪ストーブ暮らしへ
にほんブログ村 ライフスタイルブログ 薪ストーブ暮らしに参加しています。 励みになりますので、足あとがわりに、ランクアップにご協力下さい。

2 thoughts on “電動のキネティック型薪割り機について問い合わせがあった件

  1. キネティックは何といってもスピードが魅力的ですので、大割した物を小割するとかの作業時に使うと効率がいいのかな?と思います。捻くれた難物とかはどのように切れるのか謎ですね。。。いずれにせよ作業時は安全メガネ必着だと思います。

  2. 薪が弾き飛ばされる心配がありますね。
    油圧でゆっくりでさえあらぬ方向に飛ぶことがあるのですから。
    両手で操作するため、手を挟むようなことは起こりにくい仕組みにはなっていますが、そういう事故に対しての対策は一切施されていないように思います。

Leave a Reply