科捜研の女シリーズ、結構好きなんですよ。
まあ、ドラマなんで話半分以下、位で見ているんですが、後方散乱 X 線検査装置でコンテナを透視するシーンがありました。
この前、ポートアイランドの税関でピカッとやられたあの装置ですね。
科捜研の女で出てくるいろいろな科学道具なんですが、正直、かなり胡散臭くて、脚色があるんじゃないかと思うのです。
たとえば、画像の拡大鮮明化とか、無理だと思うんですよ。
おっさん臭い事をいうとですよ、昭和の少年誌には、いかがわしい広告ってのがたくさん出てきていて、例えば、塗ると髭が生えないクリームのだの、運動をちょっとしたら腹筋バキバキになる棒状の運動器具とか、もっとひどいのになると、いきなりモテまくる石鹸だの、金が貯まるブレスレットだの、かなり現実的なものになるとシークレットブーツだの、まあ、そういうのの中に紛れて、モザイク除去装置なんてものが売ってたわけです。
理屈的にはモザイク除去装置と同じなんじゃないかと思うのですが、画像の拡大鮮明化ってのは。
一枚の画像の写っていない部分、というか、情報がない部分について補完するわけで、通常のアルゴリズムでは無理だと思うんです。
仮にですが、動画などの連続したデータのがあれば、そこから 3D モデリングなどを繰り返して、より実物に近い 3 次元データと、表面のテクスチャ情報をえたとして、それを 2D に落とし直す、というのな分かるんですが、それがあの程度の計算機で短時間に行える程度のものであれば、よほど需要のあるエロ市場で実用化されてるんじゃないのか、と思ったりするわけです。
実際のところ、どうなんでしょうね。
まあ、半分は本当、半分はドラマ、って感じなんでしょうかね。
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まじで見ている結構おかしい部分が有ります.でもその部分に気が付かない人は大多数なのかと思います.所詮ドラマかと思います.
創作もまことしやかに放送するし、たまに本当の技術があったりするようなので、こんなこともできるのか、と思い込んでしまうわけです。
防犯カメラとかも、警察から、リモートアクセスできたり、流石に令状もなしに、それはちょっと無理じゃないのかと思いますが、うちも最近はクラウド保存タイプのカメラをどんどん導入しているので、あれならネット上にビデオデータが保存されているのでできなくもないかなとは思います。