たこ焼きの謎

冷凍のたこ焼きなんですが、袋の裏側に電子レンジで加熱する時間の表があるんですね。
これが実に謎なのです。
わかりにくいので、() の中に、秒数を書いておきました。

5 個 10 個 15 個
500W 2:40 (160) 4:40 (280) 6:30 (390)
600W 2:20 (140) 4:00 (240) 6:00 (360)

何が謎なのか、もう言いたいことは分かってもらえたのではと思うのですが、例えば、5 個の時、600W の場合、140 秒加熱しないといけないことになっているのですが、倍の 10 個なら 280 秒になるのかと思いきや、なぜか 240 秒となっていて、量が増えると加熱時間が短くなる傾向にあります。

それに、500W の場合、600W に比べて 1.2 倍時間がかかりそうなものですが、実際には、500W のほうが時間が計算よりも短いのです。

何故なんでしょうか?

量が少ない時なんですが、これは推測なんですが、電子レンジそのものを加熱する必要があるためではないかと思うんです。
あるいは、食品を載せている皿であるとか、レンジの中の空気、といった物も加熱されますよね。
直接ではなくて、加熱された食品から熱を奪う形で。

また、電子レンジ自体、放熱するので、量の大小によらず、常に一定のロスがあると思うので、立ち上がり時のみでなくて、恒常的なエネルギー損失があると思うのです。

ただ、それだと、500W のほうがロス分加熱時間が伸びるはずなんですが、そうなってはいないわけで、出力を倍にしたからといって、倍加熱されない、ということではないか、と思うのです。

照射される電磁波のエネルギーを吸収する際に、だんだん効率が落ちていくということなのか、また、少量だと時間が伸びるのは、当たらずに空打ちするからか(もちろん、レンジ本体を温めるから、ということもあるとは思うんですが)、と思ったり。

仮説としての、電子レンジの自体を温めるだの、放熱するだの、だんだん効率が落ちていく、これを無視できる条件として、同じ条件でワット数だけが違う場合、つまり、5 このたこ焼きを 600W と 500W で比較すれば、本来 1.2 倍かかるところが、空打ちによりどれだけロスが生じるのか、これは単純に計算できるのかと思ったんですが、それぞれ、

5 個 10 個 15 個
時間比率 1.14 1.17 1.08

という具合で、まあ、1.2 よりは低いということで、ロスがあるのはい事実としても、結構ばらつきがある、多分、加熱時間が 10 秒単位なので、10 秒に丸めたことによるばらつきなんでしょう。

で、ここまでうだうだ書いて、結局のところ何が知りたいのかというとですね、たこ焼きが 21 個入りなので、一度に 7 個作ると都合がいいし、電子レンジが 700W/500W なので、700W の時に何秒か、ってことなんですよ。

この表の情報を元に、高い精度でたこ焼きの加熱時間を推定するにはどうすればいいのか。。。
朝っぱらから、アホなことを悩んでいる間にオートでそこそこのたこ焼きができました。

冷凍のたこ焼きですが、ニッスイ(日本水産)のがうまいですね。
いや、たこ焼きのタレがないので、タレを付けずに食べているんですが、ラ・ムーで買ったのは糞不味くてタレ無しではダメだったんですが、日本水産のはタレが要らないです。
ただまあ、国内工場生産ですが、材料にかなりの支那の原料が使われている ようですが。

実にどうでもいい話でした。

加熱時間がどうしてリニアでないのか、フリーダイヤルが書いてあったので、忘れなければ、電話をして聞いてみようと思います。

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2 thoughts on “たこ焼きの謎

  1. 電子レンジはオーブンと違って、マイクロウエーブで水分子の運動量を上げて熱に替えているから
    本体の加熱はあまり考慮しなくてよいのでは?

    500W、600Wの表示も実際の出力と何処まで正確なのか? マグネトロン次第?

    冷凍たこ焼きは時々食べるけど、表示の時間通りに温まる事はないですね
    少し長めにしないと中が冷たいことがあります。

    まぁ食えたら良しと言うことでええんじゃないの?

  2. こう見えてとても几帳面な性格なんですよ、実は。www
    本体の加熱ですが、おっしゃるとおりなんですが、結局のところ、食品の熱が奪われて、本体自体あたたまるので、やはり影響はあると思います。

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