目指せ!シェア 1% 相当

薪ストーブの販売のことです。

4 年ほど前に 市場規模について調べて見た わけですが、当時は下らない「住宅エコポイント」だの、「木材利用ポイント事業」だのがあった時期で、それでか、薪ストーブの台数も右肩上がりだったわけです。

ふと 統計資料(日本煖炉ストーブ協会) を見てビックリ、右肩下がりもいいところです。

補助金が膨らませた市場がしぼんでいるようにも見えます。

尤も、この数字は、協会に入っている業者さんの自己申告の数を積み上げたもののようですから、まあ、新聞の押し紙 じゃないけど、この数字をまるっと信じていいものだとは思いませんし、加入しているメーカー も限られています。
それなりに知名度があっても、入っていないブランドはたくさんありますし。

ここに名前が載っているような協会員は基本的に車で言えばレクサス屋みたいなものなのでしょうから、もともと無店舗通販のうちの雑貨屋がお客さんとして見据えている人たちとオーバラップする部分は少ないので、ここの市場を取るとかは土台無理な話ですが、いずれにせよ、実態としては、去年の 8,200 台よりも、もっと普及しているとは思うんです。
ただまあ、それが何台かというのは雲をつかむような話なので、とりあえずは、その数字を援用するとして、そうすると、現状のうちの販売台数でいえば、0.1 — 0.2% とかなので、これを 1% くらいに増やしていこう、と思うのです。

1% だと 82 台ですから、月に直すと 6.8 台も売らないといけません。
一瞬で無理とか思いましたが、まあ、あくまでも目標ですから。
月に行く、という目標だって掲げて、実現するための準備をしていったから、実現できたわけでしょうし。

目下、最大の改題は、輸送コストのさらなる削減かなと思うんですが、これは輸送量を増やすしかないので、輸送量を増やす=売上を増やす、しかありません。

うちのやっていることとしては、薪ストーブやその用品の通販と、薪事業(薪の生産・卸・販売)で、これは両輪みたいなもので、薪ストーブが売れないと、薪自体も必要とされませんし、薪の入手に不安がある方が薪ストーブを導入するはずもありません。

ただ、販売価格については、かなりリーズナブルな水準であり、これ以上かんたんに値下げをできるような暴利をはじめから設定していませんし、事実上、コストカットした分は、例えば、カード決済ができるようにするとか、購入時の敷居を下げるなり、ガスケットやガラス、ブリックなどの消耗品の在庫を持つ、というようなコストに回す方が、購入される方にメリットが有るのではと思います。

いずれにせよ、バンクーバからの輸送コストが、ロスからのコストの倍くらいかかっているし、時間もかかっているので、そこのテコ入れの必要を感じます。

それと、薪割り機の取り扱いも始めたので、おまかせ便の利用も増えてきました。
今は、愛媛が拠点なんですが、茨城を拠点として近県への配達も開始できたらと思います。
ただまあ、ユニック車が必要で、そこそこのものは中古の 2t でも 200 万は下らないし、維持費も膨大なので、まずは、引き取りにのみ対応して、順次、サービスを向上させていきたいと思います。

さて、今日、松山港に X25 が入港するはず なんですが。。。
昨日の時点で、「明日(つまり今日)A/N が出ると思います」、ということだったんで、これ以上、スケジュールが狂わないようにお願いしたいものです。
ハンマー斧 も品切れしているので、TrueNorth薪割り機 の配達と合わせて、急いで納品をしたいと思います。

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4 thoughts on “目指せ!シェア 1% 相当

  1. 消費増税8%が平成26年で、住宅着工件数や物品の駆け込み需要も多くて
    建築業も人手が不足しましたし、薪ストーブや薪割り機もよく売れました。
    増税後はリバウンドでグラフの通りで、需要一巡した感じでしたが
    近頃、底打ちして若干の回復の兆しが見え始めたところです。

    上記のコメント、グラフ資料の方にしてしまいましたので
    コチラにコピペしました。

  2. そういえば、消費税増税ってのものありましたね。その時、ユニックを入れ替えて、今年で4年目、思いだしました。
    ただ、住宅着工(新築)を件数 http://www.mlit.go.jp/statistics/details/t-jutaku-2_tk_000002.html の見てみたのですが、持ち家系は H25 年度の 612 千戸が、翌 H26 年の 514 千戸と落ち込みましたが, 以降 531, 541 と漸増しています。
    単純に住宅の数とはリンクしていませんが、それまでは、順調に市場が伸びていたので、制度にかき回されたという印象を受けるとともに、回復が送れるどころか、むしろ、新規の着工からすれば、悪くて H27 年以降は横ばいのはずですから、新築に取り付けなくなったのか、それとも、その他の理由があるのか、気になります。

  3. 度々済みません。
    住宅にはその時代毎の流行というモノがあって
    例えば、「出窓」や「吹き抜け」なんてのもかつては流行で
    営業がセールスポイントにしていました。
    窓という窓が全部「出窓」になっちゃって面倒臭くてかなわない時代がありましたし
    吹き抜けなんて床がないので請負単価に入らないのに天井とか貼りにくくて往生しました。
    一時期、住宅に薪ストーブを売り文句にする工務店が結構あって
    「エコ」とか「ロハス」とかの売り文句と共に、太陽光発電や薪ストーブをモデルハウスに設置してるところもあって、確かに流行を感じた時期がありますが
    どちらも結局の所は単なる流行であって、流行は廃れるのが世の常であります。

    ストーブが単なる流行で終わるのか?それとも暖房器具のひとつとして
    市民権を得るのか?それは分かりませんが・・と言うか認知度はかなり上がったとは思いますが、市民権を得るに至るにはまだまだ多くの越えなければならないハードルがある気がします。

  4. まあ、流行りというか、そういうのはありますね。
    薪ストーブが流行りで台数が増えているのか、それとも認知されて増えているのかはわかりませんが、個人的には、楽しいものだと思うので、環境が許せば、ぜひ導入して、我々と一緒に楽しんでもらいたいと思います。
    こればかりは体験しないとわからない部分が大きいと思います。

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