ICC 社の煙突の話の中で、煙突火災、という言葉が出てきました。
煙突火災(あるいは、煙道火災)は、薪ストーブの事故の中で最も危険なもののひとつ、といっていいと思うのですが、煙突内部に付着したクレオソートやタールなどに引火して発生するものと言われています。
その燃焼温度は実に 1000 度といわれ、シングル煙突など、真っ赤に焼けて、非常に危険な状態となるそうです。
防止するためには、きちんと乾燥した薪を使用し、煙突の掃除をきちんとすること、そして、クレオソートやタールなどの付着を軽減できる断熱性の良い煙突を使用すること、また、クレオソートクリーナーといった薬剤を利用して、煙突をトリートメントすることでしょう。
ちょっと宣伝ですみません。
雑貨屋 Hearth & Home では、煙突掃除用品も取り扱っています。おかげさまでボチボチ売れて、今は在庫状況がよろしくありませんが、来月 2 月下旬には、在庫が揃います。暖かくなって使用をやめたら煙突掃除をしましょう。
Hearth & Home の煙突ブラシは、アメリカの薪ストーブメンテナンス用品で高いシェアを持つ、RUTLAND 社の製品です。
煙突ブラシとロッド、ロッド同士の相互の接続方法に、ネジ式とワンタッチ式がありますが、Hearth & Home では、価格の安いネジ式を取り扱っています。
ロッドは、別売りになっていて、必要な長さだけ購入できます。
また、煙突へのクレオソート等の付着を防止する、クレオソートクリーナー(Safe T Flue)やクレオソートリムーバー(Creothote Remover)も扱っています。こちらは、現在品切れですが。。。2 月下旬入荷予定です。
さて、雑貨屋 Hearth & Home で取り扱うカナダ ICC 社の煙突は、1150 度の熱に 30 分間、それも 3 度も耐えられる性能があるのですが、建物の貫通部分には、ランドサポート(またはスクエアサポート)呼ばれる、金属製のボックスで覆う形で取り付け、クローゼットなど部屋の内部の密閉空間に造作して押し込む場合、ラディエーションチューブと呼ばれるさや管を利用し、万一の煙道火災に備える設計となっています。
ちなみに、ラディエーションチューブは、日本ではそもそもまともな法規制がありませんし、アメリカの基準では必要ないです。(当然、カナダでは必要です)
そのような非常に厳しい安全基準を持つカナダで生産されているため、価格が安くても、安全性は全く犠牲になっていませんから、ICC 社の煙突システムは、とても安心、国内で高く売られている製品に安全面では全く劣らないものといえるでしょう。
それでも、万一、煙突火災が起こってしまったら。。。
ご安心ください!そういう時のために、被害を最小限に食い止めるための新商品、「煙突火災用消火剤」の取り扱いを開始いたします!Made in the USA です。
ちょっとお値段が高いのですが、備えあれば憂いなし。高いといっても、既存の商品の半額くらいでの提供を予定しております。
ただ、こちらは、3 月末頃の入荷予定。
輸入代行などの申し込みの締切は、2 月中旬、積み込みが 2 月下旬、品物の到着は 3 月下旬となります。
なお、この便以降は、運賃が値上げされます。
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