プロセッサの件、その後

Balfor の SS700 を買おうかなと思ってたんですが、これ、トラクター PTO と、電動しかなくて、電動だと、16200 ユーロもするんですよね。実際問題、これは単体では使えなくて、オプションの OPSS73 (4m のライブフィードデッキ)が最低でも必要、これが 6504 ユーロなので、なんだかんだで 22704 ユーロスタートなわけで、この時点で 350 万で、当然に、運賃がかかわるけです。

ランニングコストという面からも、モーターが 11kW なので、仮に日本の 200V で運転できる状態になるとしても、その基本料金だけで毎月 1 万円ほどかかるわけだし、発電機(400V 対応)を使う必要があるなら、日額 2 万かかるわけで、さらに、この機種は可搬性は全く考慮されていないに等しいので、自分のサイト以外に出張して薪割りをするビジネスには不適切、ということになります。
ログフィードデッキは使わない時には相当じゃまになる問題もあるわけで。

コスト的や製品の出来という側面からは、WR-6 が一番いいと思うんだけど、問題は、最大の長さが 40cm までという点。それと、現状、調達自体が難しそうです。

価格的には、その中間くらいになるんだけど、WP36 が一番理想に近い形かなと思ってます。

wp36_004というのは、こいつ、トレーラー仕様、というのがあって、海外ではナンバーが付けられるトレーラーとして販売されているので、もしジムニーでけん引することができれば、出張薪割りサービスのコストを大幅にセーブできるかなと思うわけです。

あと、パワーソースも、エンジン、PTO、モーターと選べる(全部同時搭載も OK)こと、あと、原木を供給するためのリフトがとてもシンプルな構造であることもポイントです。

そして何よりも、薪割りが速い。瞬速の 1 秒(サイクル 2 秒)です。

で、動画を見ていて、かなりナイスな改造をしているものを見ました。

トレーラータイプの WP36 に、ログフィードデッキを追加しているのですが、非常にコンパクトに纏まってます。自分のサイトで作業するときは、ログフィードデッキを使い、出張の時は、純正のログリフターを使えばいいですね。
まあ、当面は純正オプションのログデッキで十分だろうけど。

出張薪割りサービスをするとしても、騒音の問題があるわけで、空冷エンジンで爆音を立てていたら、迷惑でしょうし、そういう意味では、ユニックから油圧を取り出して、それで動作させれば、エンジンのメンテナンスを一元化でき、燃料も軽油で済みます。ただ、外部油圧はないので、油圧を PTO に変換してやる必要があるとは思うんですが。

後は、pilkemaster evo 36 の場合は、自走モデルもあるみたいです。これはひとつの理想形ですね。かなりいいけど、お値段が心配。

薪割り機にお金を使いすぎると、肝心の原木の仕入れの資金がなくなってしまうし、生産した薪をストックするスペースや、容器(メッシュパレットやみかんカゴ)も必要なのでやなましいところです。

さて、取らぬ狸の皮算用はボチボチにして、注文品は、斧で頑張って割らないとです。

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