これ、定価で言うと 7,420 円(税込み 8,013 円)と、結構なお値段なわけです。
自分も持っていますし、今は使っていませんが、買った当初は、「こんな便利なものがあったのか」と感動したものです。
しかしいくつかの不満な点がでてきました。
ひとつは、ノズルです。
給油の際には、いちいちノズルを組み立てねばなりません。これがかなり面倒くさいし、ノズルはタンクの中に向けてしまってあるため、オイルを含むガソリンが付着しています。それが外気に触れる部分に露出するので、多少なりともホコリ等が付着し、ノズルを仕舞う時にいちいち拭き上げないと、付着した汚れがガゾリンに混ざります。
また、オートストップはガソリン側だけで、ノズルを給油口に押し付ける操作が必要なので、チェンソーには給油できても、給油口が大きな刈払い機やエンジンブロワーには使用できません。
更に、タンク自体、目視では残量の確認ができず、背も高いため、軽トラックに積んでおくときなどでも転倒しないように固定しなければならないという欠点がありました。
で、新しいコンビ缶が 2015 年 4 月 7 日に 発表 されていました。
パッと見てわかる変更点としては、ノズルが組み立て式ではなくなったこと、タンクにストライプが入り残量が確認できるようになったこと、そして、ヤスリホルダーなどが立派になったこと、でしょうか。
PDF で、オイルノズルにもオートストップ機能(満タン時に自動停止する)が追加になったこと、旧来の自動停止機能のない冬用のオイルノズルが用意されていること、などがわかります。
ちなみに価格は、8,900 円(9,612 円)です。
多少の改善はあるようですが、正直、これを販売するかどうか、結構悩みますね。
個人的には、NO SPILL(ノー・スピル)ガソリン缶 のほうが断然使いやすいと思うし、価格も安いので、結局のところ少々使いづらくても Husqvarna(ハスクバーナ)というブランド名に価値を感じるお客さんにしか売れないと思うんですよね。
NO SPILL(ノー・スピル)ガソリン缶 ですが、米国では、US ホンダの純正ガソリン缶、US STIHL(スチール)の純正ガソリン缶として採用されている実績があり、Husqvarna(ハスクバーナ)同様、樹脂製のため、消防法には適合しませんが、国際的な UN 規格を満たしている、安全が確認された商品となり、国内のガソリンスタンドでも、携行缶として問題なく給油が受けられるものです。(稀にスタンドの安全方針で給油を受けられないことがあるかもしれませんが)
こういうアイテムは、ちょっとした使い心地の差が、大きな作業性の違いを生み出します。
少し前にレポートを条件に モニター販売 を行ったんですが、薪割り佐倉 様がレポートを書いてくださっています。
参考になればと思います。
にほんブログ村 ライフスタイルブログ 薪ストーブ暮らしに参加しています。 励みになりますので、足あとがわりに、ランクアップにご協力下さい。 |
新型のコンビ缶はスチールの製品によく似ていますね
実はOEM元が同じになったとか?
ガソリンとオイルが一つになっているのは、道具と燃料缶を提げて山を上がるときは便利なんです
軽トラが直ぐそばにあるときはNO SPILLが良いので、TPOに応じて使い分けています。
透明のNO SPILLにチェンオイルを入れたら、硬いから中々出ないですね
中のメッシュを取ればもうちょい出やすくなるかなと思っていますが、どうなんでしょう?
yasさん、オイルは温まるところにおいておけばいいですよ。ただ、冬なんか寒いと、結構、速度が遅いですし、実際のところ、新型コンビ缶も、冬ノズルは、自動停止はあきらめているようです。(旧来と同じで、吸気口が大きい)