マキセル多段積み工法

災害復旧もそうなんですが、太陽電池小屋の入り口の法面も少し切って幅員を広げないといけないし、その後は何らかの手当をしないといけません。

太陽電池で見えなくなる部分は、トーフを積んで対処したんですが、見える部分はそれなりに綺麗に、ただ、低コストで仕上げたいので色々考えあぐねています。

安いということだけをいえば、やはり、トーフが一番安そうにも思いますが、見た目が悪い。
後、重さがあるので、.25 クラス(7t)程度が必要になりますので、機械の回送や損料も馬鹿になりません。

ドンブリなりにちゃんと計算すると、トーフは、一度に 3 個、それで 1 時間かかるので、一日 24 個しか運べません。ユニック車のコストを 24,000 円/日とすれば、運賃はひとつ 1,000 円ですね。
物自体は 700 円。
一つで約 1m2 なので、まあ、雑費を入れて材料費は 2,000 円というところです。
これに裏込めコンクリートが必要で、ひとつ、0.2m3 くらい使うので、3,000 円というところ。
都合、材料的には平米 5,000 円くらいでしょうか。

据え付けには、3 人でやって、かなり現場環境に依存するんだけど、少なく見積もると 10m2 くらい。
裏込なんかがあるんで、意外と捗りません。
普通作業員、.25 の損料が @12,000 とすれば、日額 48,000 円で、平米あたり 5,000 円くらい。

というわけで、合算すると、平米 10,000 円くらいになりますね。

出典 http://www.mitsui-sanshi.co.jp/

出典 http://www.mitsui-sanshi.co.jp/

表題の マキセル多段積み工法 ですが、メーカである 三井科学産資 さんに問い合わせみました。

回答としては、材工で設計単価的には、旧来の間知ブロック擁壁などに対して、1 — 2 割程度のコスト削減、ということでしたので、平米 15,000 円程度になるのではと勝手に推測しています。

出典 http://www.mitsui-sanshi.co.jp/

出典 http://www.mitsui-sanshi.co.jp/

材料のコスト自体としては、テンサー(プラスチック製で筒状に成形し、内部に土砂を充填する構造体)が @3,000、内側に吸出し防止材と緑化を兼ねて植生シートを貼るらしいんですが、それが @1,000、一つ直径 1m、高さ 50cm なので、材料費は平米あたり 8,000 円ってことになるようです。

こっちは人力で持てる程度の資材なので、手持ちの重機類で対応できるため、そのコストが削減できそうです。

ブロック積みに対して、どの程度の作業性が確保できるのか、後は、本当にネロトンのような筒で土圧に耐えられるのか、という部分は気になりますが、ざっと 50m2 でどれくらいのコストがかかるのか、問い合わせてみました。

まだ暑いんで、9 月になって涼しくなったら、ボチボチ頑張ろうと思うので、それまでに検討を済ませておきたいと思います。

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