煙突の汚れ方

みなさん、薪ストーブ屋さんが断熱煙突をすすめるときに使う、いつものイラスト、覚えていますか?

ちょっとネットから引用して貼っておきます。

ネットで検索してできたものを無作為に並べましたが、煙突に対してのススのつき方ってのは、図を見ると「上の方」なんですよ。

大抵は、シングルだと排気が冷えて、すすが付いたりするし、ドラフトが弱まるんで、(お高い)断熱二重煙突をおすすめします、というセールストークが展開されるわけです。

ところがです、この前うちの煙突を掃除した時には、この真逆の汚れ方をしていたんです。

ストーブ直上のみ、2m 程度にフカフカのススが付着しており、それより上は、触っても手が黒くならない、というと大げさですが、全く掃除する必要がない状態でした。

ちなみに、導入してかれこれ 5 年になりますが、ストレート部分の掃除は、途中を分解して目視点検して、ススが全くついていないのですから、必要がない、って判断で今まで一度もしていません。

トップに DIY で亀甲網を防鳥のために取り付け、その目が小さすぎて生乾きの桧を燃やしてタールが付着して、一度トップを最初のシーズンの途中に掃除しただけです。

ということは、ストーブ直上ですっかり排気が冷えて、そこでススが付くだけ付いて、それ以上先にはススがつかなかった、ということなのか、そもそも論として、ススが付く理屈がいまいちわかってないんですが、いずれにせよ、今までの思い込みとは全く違う汚れ方をしていました。

あまりまめじゃないので、来年まで覚えているかどうかわかりませんけど、来年も煙突の汚れ方を追跡調査してみたいと思います。

にしても、うちは、屋内は 6m くらい ULTRABlack という空気断熱の 2 重煙突なんですが、温暖な気候だし、必要十分すぎる性能かなと、改めて思いました。

ULTRABlack は軽いので、掃除の際に分解したのですが、その時も楽でよかったです。

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4 thoughts on “煙突の汚れ方

  1. 煙がすすに成るわけですが、比重が大きい重い成分はドラフトで上昇するときも流速が遅く
    比重が小さい軽い成分は流速が速くなっているとすれば

    重い成分はシングル煙突部分で放熱し早めに凝固し
    軽い成分は凝固する前に抜けてしまうのかもしれません。

    後、「すす」は炭素化合物でもあるわけだから、成分によって凝固点が異なるのも
    原因の一つかもね。

    煙突にススが貯まる絵はただのイメージでしょう。

    実際はシングル部分で放熱するのだから、そこで煙がすすになり付着するはずです。

  2. 一応、ストーブの直上の dripless fule extension 部分がシングル(構造的には二重ですけど、断熱のための構造ではないので)で、そこにダンパーを取り付けています。なので、そこに大量につく=放熱がすごい、ということでもないとは思うんですが、ダンパーがある=煙の速度が遅く凝固しやすく、そこで殆ど凝固してしまう、ということかもしれませんね。
    いずれにせよ、掃除がしやすくて都合がいいです。
    今回はトップの点検をしていないのですが、矩勾配なので億劫です。
    ドローンがほしい今日このごろ。

  3. ネコを煙突掃除ネコに訓練すれば、ネコだから急勾配でも大丈夫!

  4. 黒猫になりますね。まぁ、うちの猫たちは、あまり賢くなさそう。まだ、おすわりもお手も覚えません。先が思いやられますが、お風呂で暴れないのは救いです。

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