太陽熱温水器の配線の復旧案

太陽熱温水器ですが、制御器とセンサーと両方を交換して復旧したのですが、問題はセンサです。

センサは配線の長さが 24m ほどあるのですが、古いものは途中が断線して継いであるんですが、コンクリート基礎に打ち込んであるので、その部分に関しては交換することができません。

無論新たに張り直してもいいんですが、小屋ができてから 5, 6 年で、その間に 2 回壊れました。
壊れた理由がよくわかりませんが、まあ、多分、動物の仕業だと思うので、この際だから修理しやすいようにしようと思うわけです。

S-3 については、猫パンチの可能性が濃厚なので、ケースに入れたほうがいいと思います。
安くないので。

前回断線した時には、インターフォンの 4 芯のケーブルを買ってきて細工したのですが、元の線もインターフォンの線も細くて、細工が面倒くさかったのです。

そこでふと思ったのが、RJ-11, あるいは RJ-45 コネクタを使ったらどうかということです。

圧着工具やテスタ類を持っている(けど、どこにしまったか忘れてはいますが。。。)ので、一旦両端をコネクタで加工してやれば、ケーブルの断線については、今後は確認が楽になるので、原因の切り分けの手間がずいぶんと省けます。

また、センサー部や、マイコン部を交換する際も、コネクタなのでワンタッチになるうえ、はんだ付け等が不要で、圧着なのでより確実に結線できるかなと思うのです。

埋め込んである部分が仮に断線していたとしても、例えば、電話や LAN ケーブルであれば、ケーブル自体に屋外の架空配線用に予めメッセンジャーワイヤが撚ってあるものだとか、強い被覆のものとか、環境に合わせてケーブルを選定できますし、通信線なので、ノイズ対策のレベルも選べると思うのです。

コネクタはオスなので、ケーブル同志の接続は、そのままではオス・オスになって繋がらないので、接続するためのメス・メスの継手があるので、これを使えば簡単ですし、値段も RJ-45 でも 300 円/個 なので、いちいちはんだ付けする手間を思えば安いものです。

PF 管でさやを作って、導線ワイヤーでセンサに付属しているオリジナルケーブルを引き回そうかと思ったんですが、数年に一度なら、そこまでの手間をかけるのも面倒なので、行き当たりばったりの対症療法で、いかに手抜きをして動かすか考えたほうが良さげです。

まあ、まずは、工具を探すところからですかね。

Kreg のポケットホールジグ専用ビスの小分けを頼まれた件

Kreg のポケットホールジグですが、専用のビスが用意されています。

Kreg のデッキジグは、専用ビスを使う必要がありますが、ポケットホールジグは、絶対にこのビスでないと駄目、というわけではありません。

以前は小分けにして売っていたのですが、殆ど売れないし、手間がすごくかかるのでやめていたのです。
手間がかかる理由は、本数を数えていたからなんですが、そういうことは面倒くさいので、売るなら重さで売ろうと思います。

というわけで、値段を決めないといけないのですが、米国での販売価格と入り数、重量から、1kg あたりの本数と価格をはじき出したいと思います。

種類 入り数 重量 (kg) 価格 1kg あたりの本数 1kg あたりの価格
Coarse 1″ 500 1.11kg $18.68 450 $16.84
Coarse 1-1/2″ 500 1.43kg $22.04 345 $15.41
Coarse 2-1/2″ 250 1.06kg $20.83 236 $19.65
Fine 1-1/2″ 500 1.45kg $24.49 345 $16.89

100 本入りだと、$6 とか、$7 とかしているのと、ブリスターパックになっていて、そのままだと厚みの問題があり、安く送れないので、結局のところ詰め替えるのなら、これくらいの入り数のものを小分けにした方がいいんじゃないかと思うのです。

あとは、箱にどれだけはいるか、というのが問題です。
今使っている箱 の内寸は、32.1 x 23.4 x 2.5cm = 1,877.85cc です。
ただ、薄っぺらいので、実際には、7 掛けくらいで見ておいたほうがいいように思いますが、安全マージンでいえば、半分くらいにしておかないと、積めるのにえらく手間がかかるリスクがあります。

それで、Fine 1-1/2″ のサイズとしては、3 x 4.9 x 4.2 inches で、これは、1011.74 cc です。
重さは 1.45kg あるので、とりあえず、1kg 分であれば、確実に入ると思います。
クリックポストについては、重さが 1kg という制限があるため、箱等の梱包の重さを考慮しないといけないので、200g というのはよろしくなくて、240g にして、4 つまで同梱可能、というのがいいかもしれません。

ネジ類は関税がかかる上、容積の割りに重量があるので、240g だと、ドンブリで北米での原価が $5 弱、そうすると、$1 = 160 円くらいにはなると思うので、最低でも 800 円くらいは見ておいたほうが良さそうです。
これだと 100 本入りよりはお得な感じです。

でも、薪棚などを作るとなると、やはり箱で買ったほうが得かもしれませんが、宅配便になるので、送料を可が得ると、余程大きあものでない限り、小分けで買ったほうがお得といえばお得かもしれません。

正直、売れるとも思えないのですが、決めつけるのもアレですので、とりあえず、今手元にあるものを小分けにして、売り出してみようと思います。

井戸掘りに必要な部材を調べてみました

アッグ的薪割り機を活用して、ボーリングをしようと思っているのですが、色々調べていくうちに、ボーリングのアウトラインが少しづつ見えてきました。

ただ単に、パイプをぐるぐる回せば掘れる、というものではなく、ベントナイトなどでドロドロの水を作り、これを圧送することで、掘削したボーリング孔を保持するとともに、掘削により生じた土砂等を地上まで運び上げる、ということがわかってきました。

eBay を眺めていて、より安価でシンプルなもの を見かけたんですが、ボーリングマシン自体は、上から順に、

  • ロッド等を上下させる機構 = ウインチ
  • ロッドを回転させる機構 = ボーリングマシン本体(エンジン等+ギアボックス)
  • ロッド内部に泥水を送る機構 = ウォータースイベル
  • ロッド
  • ビット

という順番になっています。

ものによっては、マシン本体とウォータスイベルとの上下関係が逆になっているものもあるようです。

買ったほうが良さそうなものは、ウォータスイベル、ロッド、ビット、ですね。

まず、スイベルは結構高い部品のようです。

New water swivel. This water swivel has a 1″ inlet (with hose barb included) and a 1″ water course with standard 1″ NPT to connect drill rod to. Will fit power heads with a 7/8″ output shaft,( includes the locking pin). If you have a 1″ output shaft , email first , we can do that. The center shaft is CNC made from solid shaft steel for long life (not soft steel). Also has a powerful ratchet , that has forward , reverse , and free wheel . Makes installing and removing the drill rod quicker and easier. MADE FOR DRILLING WATER WELLS Improved performance with graphite impregnated seals that are replaceable.

The center shaft is zinc coated to improve longer life .

Everything in first picture is included in this listing .

  • weight 7 pounds
  • 9″ tall
  • Max psi 90
  • RPM range 0-250

If you have any question please email fist .

Thank you for looking and have a great day …

仕様的には、泥水を送る口は 1″ で hose barb(タケノコニップル)付き、ボーリングロッド側のネジは、1″ NPT (米式の管用テーパーネジ)ということのようですが、こっちの希望で作る的なことも書いてありますね。

ちょっと思うところがあるのですが、ロッドに関わることなので、後述します。

で、問題はロッドです。

当たり前ですが、ロッドはどれだけ掘ったら水が出るか、それは事前にはわかりませんが、概ね 40 — 50m 掘ってでないなら、諦めた方がいいということのようですから、逆算すると 1 本 2m とすれば、20 — 25 本程度必要になるわけです。

井戸掘りを仕事にするつもりは微塵もないので、ロッドにお金をかけるのは勿体ないと思うんですが、要するに、ロッド自体を輸入するのか、国内で調達するのか、という問題があるわけです。

1″ のガス管は、25A というものになるかと思うのですが、パイプクランプ(いわゆるポニークランプ)を使う際に、アメリカのパイプと日本のパイプの寸法の差に微妙な違いがあることは知っているので、今回、それが原因で問題が生じないか、ということが気になるわけです。

それともう一つは、ネジの問題。

日本国内で NPT のネジが切れるのか、ということ。

後、ネジの細さも気になります。

というのは、後述すると書いたことなんですが、アッグ的薪割り機ですが、トルクが 1,885Nm ほどあります。

たとえば、ロビンエンジン 6HP を搭載している SP-7500 ですが、動画を見るとロッドの回転数は 60rpm 程度かな、と思うわけですが、EX-17D と仮定すると、3600rpm のエンジンで、トルクは、11.3Nm ですので、減速比 1:60 の場合、最終的なトルクは 678Nm ということになり、アッグは 3 倍ほど強いことになるわけです。

SP-7500 は、掘削ロッド 約 1.4m × 25本 外径 43mm ということになっているわけですが、ガス管であると仮定した上で、外径から考えると一回り大きな 1-1/4″, 32A を使っているものと思われます。

よって、ロッド自体もそうですが、それ以上に、継手部分、特にメス-メスの継ぎ手が破断してしまわないか、破断してしまわないにしても、外せなくなるのではないか、という懸念があります。

それであれば、32A を使って、継ぎ手も専用のもの を使ったほうがいいのではないか、とも思うのですが、5 set で $120 ほどしてしまうので、仮に 25 set 買うとなると、$600 もかかるのです。
これは完成品ではないので、パイプ自体は別途手配し、溶接しなければなりません。

これに対して、NPT 1″ の die (1/2″ — 1″ までのセット)は、安いものでは $50 くらい、まともなものでも $200 強で買えるのです。

なので、1″, 25A のパイプを買って NPT ネジを切りさえすれば、切った部分は、当然、外径はアメリカでの規格と同じになると思われるので、それ以外の部分の外寸の問題は、日本国内のもののほうが肉が厚いということなので、トルクがありすぎてねじ切えさえしなければ、それでいいんじゃないかとも思うのです。

1″ NPT を使うとして、両端が 1″ NPT のパイプを接続するための継ぎ手、これは日本では入手が難しいと思うので、アメリカで調達したほうが良さそうです。

最後にビットです。

5 bits includes :

  • 2″ pilot/center drill (carbide tips) (2flute)
  • 3″ pilot (carbide tips) (2flute)
  • 4″ reamer (4flute)
  • 5″ reamer (4flute)
  • 6″ reamer (4flute)

All new 1″NPT. includes couplers

CUSTOM MADE FOR DRILLING WATER WELLS / GEOTHERMAL

ということなんですが、5″, 6″ のリーマーがいるかどうか、使い物になるかどうか、それはさておき、2 万円弱なので、安くはないのですが、その金額で、自作できるか、というと少々厳しそうでもあるわけです。

実際、石に当たったら、ダイヤモンドを使わないとどうにもならないとは思うわけで、地質からして、その確率はとても高いのですが、経験からして、層になっている場合は、石として比較的柔らかい上に、それほど厚くないのですが、風化してない、玉状に残った花崗岩に当たったら、それこそ 1m とか、2m とか、平気であるので、ダイヤモンドでも貫通できるか、できるとしても、ビットの損耗を考えると、場所を移動した方がいいのか、などいろいろ悩むわけです。

まあ、そのあたりのことはこのあたりのボーリング屋さんに聞いたら、知ってはいるんでしょうが、当然、商売の基本ですから、教えてくれることはないでしょうし、聞くのも失礼ってもんかなと思います。

いざとなれば、航空便で取り寄せれば、それほど時間がかかるものでもないし、ビットに関しては、適当に自作して、石に当たったら諦めるということで、月曜日にアッグ的薪割り機を引き取ったら、コーンの取付部位を確認し、ボーリングに流用できそうなら、ウォータースイベル、1″ NPT のダイ、継ぎ手、このあたりを手配して、作業の計画を練りたいと思います。

今思っている構成は次のようなものです。