とりあえず乾燥作業は再開できそうです

乾燥機の修理ですが、とりあえず、自動運転できるようになりました。

ただ、バッフルが一部損傷しているのと、クロスフィーダが機能していない(PLC は機能して、油圧ポンプも起動しているものの、ソレノイドがうまく操作されていない)問題が残っています。
あと、火室のセンサが温度を読み取れないことがあり、マイナーなエラーが発生するのですが、適切な燃焼が維持できない可能性が高まるので、バッフルのさらなる損傷や燃費の低下などの原因になりかねないので、これも対策をしていかないといけません。

原因は、ヒューズが切れていた、というものです。
赤く丸をつけた部分ですが、小さな LED があって、それが赤く光っているのですが、光っている時はヒューズが切れたときだそうです。
ヒューズを交換して、動くようになりました。
また切れるかもしれませんが。

今後の流れですが、今乾燥しているものを乾燥させた後、もう 1 セットほど乾燥させたら、原木の入荷状況次第ですが、古い原木は一旦棚上げして、新しい原木の生産に切り替えたいなと思います。

それと、今はメッシュパレットの数が少なすぎるので、今後、生産委託を受け多分に関しては、専用のメッシュパレットを構えようという話になり、その手配が必要です。
1,200 x 1,000 x 900mm φ6mm ピッチは 50 x 100mm で、耐荷重的には 1.5t でいいと思うのです。

一つ考えることがあるとすると、配達時に 3 段積むかどうか、ということです。

海コンの通常のドライコンテナの場合、8″6′ といいますが、箱の外寸で 2.6m くらいです。
うちのシャーシは低床なのですが、ヘッドが低床でないので、前は 1.2m の高さになるので、都合 3.8m になるわけです。

最小の内寸は高さ 2.35m くらいようなのですが、青天井なので、高く積もうと思えば、いくらでも物理的には高く積むことはできます。
床の厚みがどの程度か、一度測らないとと思うのですが、20cm だとすると、2.4m 分は 3.8m の高さで積めるかなと思います。
メッシュパレットが 90cm だとして、3 段積むと単純計算だと 2.7m になるので、30cm 余分に出るのですが、いわゆるハイキューブという背高コンテナの高さと同じには収まるので、経路的に工夫をすれば、その高さで許可も取れなくはないのか、それとも制限外積載で許可が取れるのか、その辺は煮詰める必要がある気がします。

今までの経験からして、メッシュパレット 1 枚あたり、ならべれば薪自体は 400kg 程度入り、自重が 60kg 程度です。
コンテナの内部横幅は 2.35m くらいしかないので、北米の標準パレットと同サイズで、40ft コンテナには 20 — 21 積めますが、ピンホイールで積むとして 20 なら、3 段だと 60 パレットになるので、0.46 x 60 = 27.6t なので、積載オーバーですね。 2 段と、0.46 x 40 = 18.4t というところでしょうか。

なので並べて入れずに、乾燥機から出たままのルーズ状態で運ぶとして、そうすると内容量的には 50 — 70% になるのですが、60% 位と仮定すると、250kg と風袋 60kg で 0.31 x 60 = 18.6t, 70% の場合で、280kg 入るので、0.34 x 60 = 20.4t です。
コンテナ自体の自重は 4t ないので、積載量の 24t を超えることはなさそうです。

以上のことから、きちんと並べて積めたものを積むなら 2 段、ルーズに入れた場合は 3 段運ぶということになりそうです。
いずれにせよ、3 段物理的に積めるのか、許可は取れるのか、そこから考える必要がありそうです。

それと、今話をしている量、本当に受注するとなると、冬の間 10 月から冬の 4 ヶ月、毎月 30t 程度納めないといけません。きっちり積めて 40 パレットなら、中身は 16t だけなので、月に 2 回運ばないといけないのです。
当然、原木はその倍運ばないといけませんので、月に 4 回運ばないといけません。
原木は 1 回 1 日かかるとして、配達は 1 回 2 日かかるとすると、月に 8 日はトラックに乗る計算になります。

そうなると、積み込み時間の短縮も考えていく必要がありそうです。
早めにフルフリー+サイドシフト, 2t くらいのリフトを探しておた方がいいような気がします。
とはいえ、なかなか出物がないので、そのうちに縁があれば、というところです。

いずれにせよ、完全自動運転できるところまで乾燥機を修理する必要があります。
まずはクロスフィーダーを修理したいと思います。